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2015年4月20日 (月)

米軍、ウクライナに到着

 毎日新聞(4/20)は、AP通信を引いて「ウクライナの内務省部隊に対する訓練を目的に、米軍第173空挺旅団の約300人が17日、駐留先のイタリアからウクライナに到着した」と伝えた。

 「遠いところからご苦労さん」でいいのだろうか。当塾が例に引くメルケルさんの徹夜の努力、ウクライナ、ロシア、ドイツ、フランスの首脳による和平交渉、つまりミンスク合意を反故にしようという動きではないか。

 いろいろの報道を突き合わせてみると次のようなことだ。ヨーロッパとロシアは、これ以上の戦火拡大をなんとか食い止めたい。しかし、実際に衝突や内戦が絶えないのは、極右勢力「右派セクター」の旗を掲げ、ウクライナ政府の支持を受ける雇い兵や現地の義勇軍、片や現地ロシア人が独立をめざして蜂起した格好の武装組織と、ロシアから潜入した義勇兵による、ということらしい。

 ロシアは、正規軍の介入があるという欧米側の非難を否定しているが、国境に大軍を控えさせ、有形無形の圧力をかけているのは事実だろう。両者の違いは、アメリカやこれに同調しているというカナダやイギリスが海を隔てているのに対し、ロシアは国境を接しているということと、そこに同一民族が多数暮らしているかいないかの差である。

 塾頭は、クリミア半島で問題が起きた時、ロシアが国際世論を気にしながら控えめな立場をとっていたことから、ロシアの肩を持った。なにも「左翼」だからではない。「反戦塾」として、戦争はどうして起きるかを日頃考えているからである。

 戦争の原因のひとつに「介入」があることは、すでに何回か触れた。日本が負ける戦争に首を突っ込んだのは中国大陸への「介入」がもとだ。第2次大戦後の戦争は、ほとんど米ソが中心の「介入戦争」だつた。

 海を越えて戦争をしかけても、莫大な損害に見合う国益はなかった。アメリカもようやくそれに気がつき始めている。しかし、共和党中心にした勢力は、オバマにあくまで一極主義を維持させようとしている。

 「海を越えて武力行使をしてはならない」、これが当塾の改憲案である。安倍政権の集団的自衛権行使容認では、「地理的概念をなくし」、「国の存立を危うくする」などとの理屈はどうにでも後付けできる理由で、地球上のどこへでも他国と共同作戦がとれるようにするのとは、真っ向から対立する。

 安倍構想によれば、ウクライナまでもでかけるようなことになりかねない。いま、多くの国民に知ってもらいたいことだ。
 

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