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2015年4月21日 (火)

瑞穂ちゃん、頑張れ!!

 以下、1週間ほど前に書いた「積極的平和主義は不当表示」の書き出しである。

 安倍首相は、国会の答弁に窮すると、「そういったレッテル貼りは……」というようなことをよく言う。そのレッテル貼りの名人は、ご自身・安倍首相をおいてない。「アベノミクス」は、自らの名を冠したレッテルだが、公的な場で口にすることをはばからない。

 1日の参院予算委員会での社民党・福島瑞穂氏の「安倍内閣が、14本から18本以上の戦争法案を出すと言われている」という発言に対しても、「レッテルを貼って議論を矮小化していくことは断じて甘受できない」と答えた。

 そこへ今度は、自民党が「不適切と認められるような言辞があった」として修正を求め、更に同党の堀井巌・予算委理事が福島氏に会って、「戦争法案」との表現を修正するように要求したという。

 福島氏はこれを断乎拒否した。当然である。朝日新聞は、「昨今の自民党の行状が目にあまる」という社説を21日付で書いた。毎日新聞も今日の記事にしている。それより前の国会で福島氏は同じ表現で発言しているが、その時は問題にされていない。

 今ごろまでこれが尾をひいているのは、多分、安倍首相の強い指示があったのだろう。本塾はかつて福島党首の時代、党消滅の危機をどうする、という個人攻撃をしたことがあるが、ここは、瑞穂ちゃんの本領を発揮して頑張り通し、あえて挑発もしてほしい。

 民主にしろ共産にしろ、そういう楢崎弥之助さんのような論客がいなくなったからだ。失言でも誤解でもない。これを取り消すということは、言論の自由・表現の自由を侵すことになる。ましては、発言の責任を問われない国会議員だ。「目にあまる」どころでない。民主主義や憲法の破壊行為そのものと言っていい。

 瑞穂ちゃんが頑張り通すことで、低調な世論に火をつけ、自民の理不尽が表面化するばかり。安倍ちゃんは返り血を浴びることになる。「矮小化」というのも、日本語を誤まって使っている。これを言いたいのなら「過大化」ではないか。

 矮小化というなら「集団的自衛権」や「積極的平和主義」の方がよほど当てはまる。いずれにしても、このところ政治の「矮小化」が極限化している。冒頭に引いた「積極的平和主義は不当表示」の安倍内閣に対する結語をもう一度使おう。

 「子どもによくある現象だ」。

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コメント

レッテル貼りとはちょっと違うかもしれませんが、安倍総理が必ず現政権を指して「安倍政権は・・・」という言い方は耳障りでしょうがないです。

まるで幼い子供が自分のことを指すときに「OOは」と自分の名前で言っているようで、気持ち悪いことこの上ないです。

論客と言えば、「大出俊氏」の質疑のしかたが、私は好きでした。

投稿: 玉井人ひろた | 2015年4月21日 (火) 18時51分

玉井人ひろた さま

孫から「どうしてこんな人をみんなが選ぶんだろう」といわれて、絶句。もごもご……でした。

投稿: ましま | 2015年4月21日 (火) 20時21分

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