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2015年4月 3日 (金)

白々しい例2つ

【その1】 
 前回の「70年前の《今》⑦」で冒頭に書いたこと――

4・1 米軍、沖縄本島に上陸開始。戦闘用艦船318隻・補助艦艇1139隻・参加兵力約50万人・上陸兵力18万3000人(6・23 日本軍全滅。軍人軍属の死者約12万人、一般県民の死者約17万人)。米潜水艦、台湾海峡で貨客船阿波丸(船体に緑十字)を撃沈、死者2044名。

 訪日した米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長が3月25日に中谷防衛相や自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長と会談した。中谷氏は「辺野古への移設作業は着実に進める方針にいささかも揺るぎはない」と述べ、デンプシー氏も「大変重要な事業であり、取り組みに感謝したい」と支持した。

 また、河野氏とは「戦後70年の節目の年が、力強い日米関係を象徴する歴史的な年になる」との認識で一致したという。(毎日新聞 15/3/25、所載)

 沖縄県民は、米軍基地のあるところが一番先に攻撃され危険であることを知っている。「さきの戦争で尊い命を捧げた英霊に尊崇の念」などとは、一緒にしてほしくないね。

【その2】

腹腔鏡死亡、群大病院が再調査…調査委提案受け

 群馬大学病院(前橋市)で腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う高難度の肝臓手術を受け、患者8人が死亡した問題で、病院側は2日夜、前橋市内で記者会見を開き、開腹手術の死亡問題を含め総合的に検証する委員会を新たに設置することを発表した。

 患者が死亡しているのに高難度手術が続いた理由などについて再調査し、真相究明を目指す。

 この日、東京都内で開かれた調査委員会で外部委員から調査の見直しを提案されたのを受け、決定した。今回の調査委は、病院側が先月公表した最終報告書を巡り、調査手続きや内容を巡る不備が指摘されていたため開かれた。

 調査委では問題点として、〈1〉外部委員が報告書の内容を承認した後に「過失があった」などと無断で加筆していた〈2〉執刀医ら当事者の聴取内容の詳細を外部委員に知らせなかった〈3〉検証もなく高難度手術が続けられた背景が解明しきれていない――といったことが挙げられた。
(読売新聞、 4/2)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150402-OYT1T50165.html?from=yartcl_popin

 NHKでも「やらせ問題」の調査委員会で同じようなことをやっている。身内の調査委員会のそのまた調査委員会などという感じだ。原発や科研でもそうだった。こんなのでお茶をにごそうとする世相は、一体いつから始まったのだろう。

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