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2015年3月 3日 (火)

「生まれてない」は国会へ

 前回の記事、「生まれてないからわからない?防衛相」による中谷防衛相発言は、早速本日午前の衆院予算委員会質疑で取り上げられた。最初が民主党の枝野幹事長。

 「まさかこんな発言をしていませんよね」と、皮肉たっぷり。まじめな防衛相はそれには直接答えず、法解釈を繰り返すにとどまった。

 あとを引きついだのが、辻本清美委員の関連質問である。首相の隣席にいる中谷防衛相、石破特命相ともに長い議員生活の中で防衛・安保問題を議論しあってきた、いわば手の内を知り尽くした間柄である。

 辻本氏は、その中で防衛大や自衛官の経歴を持つ中谷氏から、文民統制の重要性を熱心に聞かされていたことを披露した。そして、中谷氏の「生まれたあと」である佐藤首相や竹下首相などが、自衛隊における背広組が制服組に優先する文官統制もその線から妥当のものだとする発言をとりあげた。

 また、当塾でも問題にした後方支援、機雷除去、船舶臨検、出動の地理的概念などについても、集団的自衛権解釈変更閣議決定以降、どうしてこのように変わってきたのか逐一説明を求めた。これらに対し、いずれも「事情の変化」とか「環境の変化」と答えるしかなかった。

 辻本議員は、「北朝鮮による危機的状況なども前からあり、ここにきて大きな変化とはいえない」と指摘したが、「本当は、安倍さんが首相になってその閣僚に選ばれたことが、事情の変化でしょう」と言ってもらいたかった。

 しかし、塾頭が中谷氏は、「事情は知っているはず」と書いたように、辻本氏も武士の情けで追及の手をあえてゆるめたか、安倍首相にも、電通など数社から補助金受領会社から政治献金を受け取っていることが発覚したようだし、とどめを刺す時期と内容を選んだとすれば、分からないわけでもない。

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