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2015年3月25日 (水)

新興住宅街の変化

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  風は冷たいがよく晴れた1日だった。「日和下駄」というのは、永井荷風の散策日誌の題で、彼は坂のある路地を好んで歩いた。やや汗ばむ程度の坂道の歩行に、冷風は心地よく感ずる。

 桜にはまだ早く、住宅地を縫うように歩いた。40年前は「新興住宅街」と呼ばれた地域である。切妻屋根、木造軸組工法、モルタル吹付で狭いながらも庭付き、そんな家が10軒中8軒は建て変っていた。

 ほとんどが壁構造のプレハブで日本瓦はなく、軒は浅くて高窓が多い。一見アメリカ風だ。そんな中にわずかだが建て替えも手入れもない空き家が散在する。破風のペンキが剥げ、樋が波うち窓にまで雑草が這いつく。

 危険な存在だというので、社会問題になっている。家を解体すると固定資産税の減免がなくなるためだというが、無人のまま解体しないでおくと税額を高くした方がよさそうだ。

 塾頭宅は、耐震補強やりホームはしたが建て替えはしていない。写真の夕焼けの風景は変らないが、近所にあった八百屋、魚や、クリーニング店など後継ぎもなく次々と姿を消し、昔のコミュニティーではなくなった。

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