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2015年3月 7日 (土)

テンション民族

 「テンション民族」、この言葉が今どれほど通用するのかわからない。「日本は天皇中心の神の国」といったのは、もと総理大臣森喜朗だが「天孫民族」という言葉が戦後まで確かにあった。熱しやすく冷めやすい。思い込むと「一億一心」見境なく一方に突っ込んでしまう。 そんなとこから、もじって天孫ならぬtension(緊張)民族としたのだ。

 鳩山由紀夫元首相に、ウクライナから住民投票を経てロシアに編入されたクリミア半島訪問の計画があるそうだ。これに対し、菅官房長官や外務省筋は、日本は編入に反対しているので(アメリカからにらまれるという意味だろう)、訪問に反対、と様々な圧力をかけている。

 ネット上ではすでに鳩山氏に、例の「反日」とか「売国奴」などの書き込みが殺到しだした。産経報道だが、枝野氏など民主党も苦い顔をしていると書いている。

 「行きなさい、行きなさい!」。自民でも民主でもない旅行の自由が憲法で保障されてる一国民だ。元首相はキャリアだ。帰ってから、現地の様子なり先方の首長や態勢その他、政府が敵地と思うなら、後からこっそりスパイとして話を聞いたらどうだ。

 アメリカならきっとそうする。外交に長けた国ならどこでもあたりまえなことだ。イスラム国人質事件のあつかいもそうだった。一旦方向を決めたら目くじらを立てて他の方向を見る余裕がない。その点、tension民族というよりstrain民族と言った方がよさそうだ。

 本当の国益とは何か。悲しいかなそこまで頭が回らない。

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