« 「軍部に似て」 | トップページ | 「立憲デモクラシー」 »

2015年2月11日 (水)

やればできる自・公

 クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)に基づき、我が国で所有していた同爆弾1万4011発をノルウェーとドイツの処理施設に運び処分を進めていが、このほど完了したことを各紙が伝えている。

 この条約加盟を決めたいきさつを、8/6/20付の当塾記事で書いているが、自衛隊の海外派遣をいつでも実行できるような「恒久法」を作るという作業が進んでいたことなど、今とそっくりだ。

 それが、第一次安倍内閣から福田内閣に代わり、公明党の慎重姿勢や憲法上の問題もあるのでお蔵入りになった。復活した安倍首相は、今度は前轍をまないよう、新規巻き戻しで集団的自衛権解釈を変えることから始めたのだ。

 クラスター爆弾廃棄を決意した時もそうだ。公明党の浜四津代表代行などが肝心な時点で公邸を訪れ、首相の背中を押した。小泉首相時代から石破防衛庁長官なども、米軍との共同作戦上支障を生じるなどの理由で防衛族は、不可能とまで言って大反対だったのだ。

 この条約は100カ国以上が署名し、現在89カ国が批准している。ただし、大量に保有している米露中やイスラエルは加盟しておらず、内戦が続くシリアでも使われたとされる。

  年頭から変えた当塾の副題、「戦争したい国よりしない国と組もう」の「したい国」は、非加盟国の米露中イスラエルにそのまま当てはまる。

 日本は「しない国」の先頭に立って「したい国」をけん制孤立させる。「普通の国」にならなければ日本は孤立するというのは逆ではないか。

  「積極的平和主義」とはこれをいうのだ。我国には不思議なことに、「したい国」と調子を合わせることだと思っている人が依然として多いのは何故だろう。 このところ、逆立ちの世相が闊歩する。

|

« 「軍部に似て」 | トップページ | 「立憲デモクラシー」 »

反戦・軍縮」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/58896569

この記事へのトラックバック一覧です: やればできる自・公:

« 「軍部に似て」 | トップページ | 「立憲デモクラシー」 »