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2014年12月13日 (土)

世界に牙をむけるアメリカ

ワシントン時事】12日に米議会を通過した国防権限法案に、米国が第2次世界大戦中に進めた原爆開発計画「マンハッタン計画」の関連施設を国立公園に指定する条項が盛り込まれた。近くオバマ大統領が署名して成立し、戦後70年の来年中に「マンハッタン計画国立歴史公園」が誕生する。
 マンハッタン計画は1942年、当時のフランクリン・ルーズベルト大統領の承認を得て始まった極秘プロジェクト。45年7月に世界初の核実験が行われ、翌8月に広島、長崎に原爆が投下された。
 法案は「将来の世代のために重要な歴史資源を保存・保護する」と明記。開発の中心地となったニューメキシコ州ロスアラモス、ウラン濃縮が行われたテネシー州オークリッジ、プルトニウムが製造されたワシントン州ハンフォードの関連施設について、1年以内に国立公園に指定すると定めている。
 国立公園化の動きは2003年に本格化したが、被爆地を中心に「核廃絶の願いに背く」(広島市)との懸念が強く、法整備がずれ込んできた経緯がある。法案の議会通過が迫った9日、長崎市は「決して核兵器を賛美せず、恐ろしさを伝える」施設とするよう、ケネディ駐日米大使に要請した。

 
 
 9日に”「名誉ある地位」今がチャンス”を書いたばかりだ。おそらく長崎市の要望は容れられず、ウイーンに参集した「核兵器の人道的影響に関する国際会議」160か国の運動に水を差すことになるだろう。

 明日は衆院選投票日だ。与党が圧勝したらその強い政治力をバックに、唯一の被爆国として、広島・長崎の声をアメリカ政府に強く伝える……。そんなことには金輪際ならないだろう。これはもう、NGOを通じて国民世論を反映させるしかない。戦後レジームの脱却どころか、日本は「永久の敗戦国」になってしまうのだ。

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