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2014年11月16日 (日)

あたりまえのことだが……

 前回に続けてバックナンバー記事の引用から始めることをご勘弁願いたい。今度は9日付 の「日中韓に風向きの変化が?」からだ。

塾頭は、かねてから現近代だけのことではなく、長い間歴史の中で大陸と日本の間にあって、朝鮮人がさらされた悩みや痛みを理解しなくてはいけないという信念を持っていた。しかし、それを言うと「日本人の同情など受けたくない」と反発を招くこと必定だ。

 ここに、もう一つの引用文を掲げる。

 僕は外国の制度人情風俗を研究するには、その一大条件として国民に対する同情を挙げたい。或程度まではその国民の立場に自己を置くだけの心的弾力が必要だと思ふ。(アメリカ古典文庫『日本人のアメリカ論』研究社出版、所載)

 書いている人は新渡戸稲造、5000円札の肖像にもなった人だ。外国とは韓国・朝鮮、また中国のことではない。明治時代のアメリカ論の中にある。今に見る排外主義や「ヘイトスピーチ」に心を許して恥じることのない政治家の群れ。日本人は100年の間でこんなに劣化してしまったのだろうか。

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