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2014年10月22日 (水)

アメリカのあきれた敵塩

【AFP=時事】英国を拠点とする非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は21日、シリア北部の町アインアルアラブ(Ain al-Arab、クルド名:コバニ、Kobane)を防衛するクルド人部隊に向け米軍が投下した武器の一部が、同町への攻撃を続けるイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の手に渡ったと発表した。

 米軍は19日夜、コバニを防衛するクルド人部隊を支援するため、武器や弾薬、医療品が入ったパラシュート付きの箱を投下していた。

 シリア人権監視団によると、イスラム国は投下物資のうちの1個を入手。さらに2個目も手に入れた可能性がある。一部の情報筋は、2個の物資がイスラム国の手に渡ったとしているが、ミスに気付いた米主導の有志連合の戦闘機がうち1個を破壊したとの情報もある。

 中東の米軍部隊を指揮する米中央軍(US Central Command)は20日、投下した27個の物資のうち1個が予定とは違う場所に投下されたが、イスラム国に奪取されるのを防ぐために米軍の戦闘機によって破壊されたと発表していた。http://www.afpbb.com/articles/-/3029531?ctm_campaign=txt_topics

イスラム国の攻撃にさらされているクルド人部隊に武器などを支援するため、米軍機が投下した物資が誤って相手のイスラム国側の手に渡ってしまった(写真あり)。さらに追加して敵の手に渡るのを防ぐため、その1個を戦闘機が破壊したという。

 書いてはないが、破壊されたのは無人機だったかもしれない。そこに有志連合機がいたとすれば、シリア上空でないことも考えられる。アメリカは、このばかげた攻撃で一体何万ドル損をしたのだろうか。お人よしのアメリカ人もさすがに我慢はできまい。

 このところ、ずーと中途半端なオバマの先が見えてくる。こういったわけのわからない戦争に協力させられかねないのが、安倍内閣の集団的自衛権発動の閣議決定だ。この方もいずれ先が見えてくるだろう。

追記
[ワシントン 27日 ロイター] によると、 米国防総省は27日、過激派「イスラム国」に対する戦費が1日当たり830万ドルに増加し、8月8日から10月16日までで5億8000万ドルに達したことを明らかにした。100円/$として8億3000万円/日、これが続けば月に約250億円となる。

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コメント

オバマ大統領の国連演説ですが、世界の危機として最初に言及したのがエボラ出血熱。
2番目がロシアで3番目にやっとこのイスラム国(ISIS)だった。
これ、順番が間違っていますね。
5000人近くが死んで、いまだ拡大中のエボラの脅威は当然としても、
二番目に上げられたロシアのメドベージェフ首相は『狂っている』と激しく反発していますが、記者の首を切るイスラム国の上に挙げられたら誰でもが怒ります。
そもそも対ソ連用にアメリカが作ったのがアルカイダであり、そこから派生したのが現在のイスラム国(ISIS)。
基本的にアメリカの責任なのですが、自分が作ったのと認識も薄いし、特にテロリストを援助していた責任感がゼロですね。

投稿: 宗純 | 2014年10月23日 (木) 16時09分

コメントありがとうございました。

読ませていただいて本当にため息が出てきます。アメリカが一番勢力を傾けなくてはならないのがパレスチナ問題の解決です。

それ以外のアラブ中東紛争は、自らまいた種。軍事介入・武器供与をやめて、虐殺があったにしろしばらく彼らに帰趨を任せるしかない。

目に余るような事態を鎮静化するには、どの国にも利益をもたらさない、国連軍を総会決議で新設するしかありません。

投稿: ましま | 2014年10月23日 (木) 18時21分

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