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2014年10月21日 (火)

経産役人高笑い

 小渕経産大臣と松島法務大臣のダブル辞任となった。井戸端会議では、「小渕さん可哀そう」「うちわぐらいはいいけど、松島さんの会見にのぞむにやけた顔がいや」だそうだ。原発再開問題をかかえる経産省で、素人の小渕さんは「これから勉強」ということだったらしい。

 経産省役人は、彼女の人気で地元の説得を……と考えていたようだが、それより政治資金疑惑が障害となって原発再開が遅れるようなことがあっては困る、と考えていたはずだ。そういえば、民主党内閣時代にも、鉢呂吉雄経産大臣の辞任騒ぎがあった。

 原発事故被災地視察のあと 「まるで死の街同然」といったり、防護服のままの姿で記者にふざけて「放射能を分けてやるよ」といった、という法律以前の問題で辞任させられた。今度の宮沢洋一新大臣も、宮沢喜一氏などそうそうたる血統を受けついでいるが、やはりこれから勉強だ、ということらしい。

 大蔵官僚の経験もあり、政策通だそうだが、原子力村役場のような資源エネルギー庁のご進講を丸呑みしてもらえるのではないか、と経産役人の高笑いしている姿が見えるような気がする。エネルギー問題は非常に奥深い。Dscf4306_2

 例をげると、日本は海底に眠っているメタンハイドレードで資源大国になれるかも知れない。そんなことも含めて原発一本やりでない脱原発論者のご進講も、しっかりと受けてほしい。カットは江戸時代のメタン利用例。(入方村火井の図(葛飾北斎画)『北越奇談』)

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コメント

鉢呂大臣の被災地視察のあとに言った「まるで死の街同然」は地元である私等は「良く、現状を見てくれた」と拍手したくらい感心したのですが、なぜマスコミや野党が反発したのか?未だに理解できません。

「放射能を分けてやるよ」後に記者がやらせだったことが判明していますし、鉢呂大臣はそれこそ不運だったと思います。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年10月21日 (火) 20時53分

そして、今回の小渕大臣の辞任を受け県内の避難者が「これで原発廃炉が遅れてしまう」と、まったく理解に苦しむコメントを出していることに、私は驚きました。

再稼働が命題だった大臣がやめたのに、まったく逆のことを考えていた人がいたことは報道がどこかで違ったのか?数人後に最初に福島県入りしたさいに佐藤知事から原発廃炉要請をされ、それをハッキリうけなかったことの報道を読んでいなかったのか?輿論とは解らないものです

投稿: 玉井人ひろた | 2014年10月21日 (火) 21時02分

誤字

数人ではなく「就任」でしたcoldsweats01

投稿: 玉井人ひろた | 2014年10月21日 (火) 21時03分

コメントありがとうございました。

小生は、大臣必ずしもその道のベテランでなくてもいいと考えています。

国民の代表として、大衆の目線で思考・判断できる資質があればいいわけで、そういう人は今鉦や太鼓で探してもいなくなりましたね。

就任の記者会見で記者の質問に対し、あわてて(てれ笑しながら)役所が作った想定問答集を探す(NHKでは映らなかった)ようではアウトです。

投稿: ましま | 2014年10月22日 (水) 07時36分

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