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2014年9月 7日 (日)

スコットランドと名護市議選

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 前々回、「イギリスが大変 」でスコットランドの独立賛成が42%、反対53%というユーゴブ調査を載せたが、今朝の毎日にその続報グラフが載っていた。それによると賛成47%、反対53%で差は6ポイントまでちぢまった。

 日本の支持率と違って、グラフには凸凹がなく定規で引いたように一直線である。このまま行くと、18日の投票日には逆転するが、大丈夫かな??。

 ひるがえって日本の名護市議選は、今日行われた。辺野古が市内にあるが普天間基地移転について、共同通信電子版の速報では、反対派19人中11人当確、容認派は16人中8人当確としているが過半数は14人だ。

 テニス全米オープンではないが、勝敗の行方は明日朝までおあずけ。反対派市長稲嶺氏の与党が過半数を占めれば、11月に行われも知事選の前哨戦を制したことになり、その成果は不動の重みを持つ。

 自民が起案し民主が継承した筋道ではあるが、刻々と変化する民意を投票でくみ上げる必要がある。それがUnited Kingdom でなくとも民主主義国の王道だ。それなのになぜか日本のマスコミは、この選挙の重大性に依然として関心が低いように見えるのが残念だ。

 日本の将来にとって、塾頭の気がかりとする点のひとつである。

 日付が変わって8日早朝。配られた新聞によれば、スコットランドの前述調査が2~5日には賛成57%、反対49%と、ついに逆転、金融市場の混乱がすでに始まっているという。

 一方、沖縄・名護市議選は、辺野古移転反対が市長・与党の外公明2名を加え16名、容認派11名で過半数を制した。配られた新聞にはまだ掲載がない。  

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

スコットランド独立派が勝ちそうな勢いに敏感にイギリス政府が反応して、
『もしもスコットランド市民が9月18日の住民投票で独立に反対すれば、スコットランドにより広範な自治権を与える用意がある。』
と9月7日(日)のBBC放送でオスボーン財務大臣が露骨に利益誘導のアメ発言を行う。
何と、
住民投票が成功すれば、スコットランドは2016年3月24日をもって独立国家となるらしいですよ。
沖縄ですが400年前の薩摩藩の武力侵攻に始まり日本軍の武力を背景にした廃藩置県、本土の捨石としての地獄の地上戦、米軍の武力による日本からの切り離しと4回も苦汁を飲まされている。
そして今回は辺野古の強制着工ですが、スコットランドとは違い頭から『踏んでも蹴っても、絶対に沖縄の独立は無い』と舐めているのですね。
『もしかしたら』と中央政府が思ったら日本もイギリスを真似て少しは謙虚な態度になるでしょう。

投稿: 宗純 | 2014年9月 8日 (月) 16時01分

宗純 さま
コメントありがとうございました。

スコットランドが独立ということになると、NATOは、ロシアに対してクリミア独立などを非難する口実が確実に弱まりますね。

イギリスがこういった問題で血を見なくなった裏には、何世紀にもわたって宗教、王制、議会に巧みな緩衝地帯を作ったからだと思います。

その政治の機微はやっぱりヨーロッパのものですね。独立しても完全に別な国になるのためには、まだ長い交渉が必要でしょう。

 沖縄は日本開国の前に、ペルーと米・琉球国の間和親条約を結んでますね。完全独立というより、まずアメリカと直接外交交渉をする権利を要求するということではないでしょうか。

 ネットウヨなどは、「中国の属国になる、県庁を占拠せよ」などと騒ぐでしょうが……。

投稿: ましま | 2014年9月 8日 (月) 20時49分

 中国の文献旧唐書(7~10世紀)によると,初唐期において列島内に2つの王朝があると述べられている。弥勒魁の見解によればそれは「倭国」と「日本国」で,倭国は表向きの首都を大宰府に,秘密の首都を沼津市三津(みと),長浜(ながはま),重須(おむす),木負(きしょう)付近に置いて(何しろこの付近から駿河湾を隔てての富士の眺めは三国一,宝永山と称されるアバタは当時無かった),関東平野の干拓と大規模稲作技術の普及に励み,本邦の豊芦原瑞穂の国化をもくろんでいたらしい。
 一方,丹後に上陸した日本国は,丹波,若狭,越前,近江,畿内,伊勢と勢力を広げ,663年白村江の役で倭国が敗戦したのに乗じて,倭国を乗っ取った。
 1180年の源頼朝・北条政子の挙兵は倭国回復の試み。従って鎌倉・室町幕府は倭国側だが,織豊は日本国側,江戸幕府が倭国側で,大日本帝国は完全な日本国。
 そろそろ倭国に戻しては如何?

投稿: 弥勒魁 | 2014年9月11日 (木) 15時12分

弥勒魁 さま
しばらくです。

イギリス300年前に戻そうというんです。

日本は70年前のことをなかったことにしよう、という人がいますね。

投稿: ましま | 2014年9月11日 (木) 15時58分

 ましま様,コメント有難うございます。お言葉に甘え,両国の特徴を列記して見ます。
権力者になる条件
倭国 統治力(倭の五王は世襲ではなかった)
日本国 血筋(万世一系)
国民に対する態度
倭国 人権の尊重
日本国 奴隷扱い(秀吉の刀狩は武士以外の基本的人権を奪った行為)
国土観
倭国 開拓した土地は開拓者のモノ
日本国 日本の土地は皆天皇のモノ
紛争の解決
倭国 外交力
日本国 武力
教育方針
倭国 合理的思考法を育む
日本国 権力者・上級者には無批判で従わせる

 現代の倭国はどうあるべきか?の議論が必要なようですね。宜しくご議論下さい。

投稿: 弥勒魁 | 2014年9月11日 (木) 23時51分

 思い出しましたので,両国の特徴を,もう少し追加。

政治形態

 倭国 旧暦1日15日に,集落全員が鎮守の杜に集まって,神事と人事を議する直接民主制
 日本国 唯一の主権を有する天皇の独裁

女性の扱い

 倭国 倭国と越南国の女性は,呉越同舟の越の絶世の美女西施の末裔なので,国難には女傑が現れて救国する(例 本邦では,卑弥呼や神功皇后) 男女共同参画
 日本国 女子與小人為難養也 男尊女卑

投稿: 弥勒魁 | 2014年9月12日 (金) 09時45分

 今度の解散・総選挙は,日本国の経営者の安倍さんが,経営に行き詰まり,倭国に戻したい人がいれば,戻しても良いよ,という放り出し総選挙ではないでしょうか?
 野党で,このことを理解している人が少なそうなのは残念ですが。

投稿: 弥勒魁 | 2014年11月20日 (木) 04時06分

倭国の方がいいかも。

すくなくとも、放射能やスモッグはなかった。

投稿: ましま | 2014年11月20日 (木) 10時44分

 倭国を建国した人々は,ヒンズー教徒の迫害を逃れてインドを脱出し,越経由で本邦に渡来し,本邦に豊芦原瑞穂の国を築くことにより即身成仏を願った原始仏教徒ではなかったでしょうか?
 渡辺京二氏のように江戸時代に理想郷を見出すことも出来ないとなれば,倭国に戻るしかないでしょう。
 後は,現代の倭国にどのような現実的政策をplan, do and seeさせるかですよね,今の喫緊の急務は。
 コミュニズムの敗退した原因は腐敗ですかな?絶対的な権力は絶対的に腐敗する,と言われましたもの。

投稿: 弥勒魁 | 2014年11月22日 (土) 07時56分

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