« 集団的自衛権行使反対、若年層で7割 | トップページ | 辺野古工事に大成建設? »

2014年8月 6日 (水)

口ほどにもない朝日とオバマ

 朝日新聞は、5日付で特集を組み、吉田清治氏の「慰安婦を強制連行した」との証言について「虚偽だと判断し、記事を取り消します」とした。「女子挺身隊」は、本土でも使われていた言葉だが、これを慰安婦と混同した記事についても触れている。

 そんなことは、今や常識となっているので、誤報として記事取り消しや訂正があったものと認識していたが、今頃それを明かすとは驚き果てた。

 さらに、「戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられた女性がいた事実を消すことはできない」ともいう。5W1H(いつ、だれが、どこで……)は、新聞記者の金科玉条だが、そこまでいかなくても、最近当塾が書いた「慰安婦問題は解決できる」で指摘したように、それが、監督官庁が存在しない最前線で秩序や道徳も失われている場所かどうかぐらいは区別しなければならない。

 当時、公娼制度のもとでの施設は合法的で「姓奴隷」施設ではない。そこでの彼女たちを「姓奴隷」呼ばわりするのは著しい偏見であり、朝鮮人は日本国民であっても採用しないなどということになれば、むしろ人種差別として問題になったのではないか。

 そのあたりをよく分析し、なお戦争の理不尽と責任を追求していく。朝日新聞に名誉回復の道があるとすればこれしかない。

 もうひとつは、オバマである。

 いずれ、とりあげることになるかもしれないが、今日の新聞記事(毎日)だけを載せておく。これが「Yes I can!」と言い、ノーベル平和賞を受け、少数意見を尊重するアメリカ式民主主義の国の大統領だろうか。今日は広島・原爆の日である。あなたは、安倍首相とは違うはずだ。

【ワシントン和田浩明】オバマ米大統領は4日、イスラエルの防空ミサイルシステム「アイアンドーム」向けに2億2500万ドル(約231億円)をイスラエルに追加支援10+件する法案に署名し、成立させた。

 ホワイトハウスは署名に関する声明で、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスなどからのロケット攻撃などに対抗し、イスラエルが自衛する権利への支持を改めて示した。アイアンドームについて「数え切れないイスラエル人の命を救った」と評価している。

 米議会調査局によると、米国は1985年以降、毎年約30億ドル(約3077億円)の援助をイスラエルに実施。近年はほとんどが軍事援助で、イスラエルの国防予算の約20%に及ぶ。約75%が米国からの武器・装備の購入などに使われる。

 米国はガザ地区への攻撃で急増する民間人の死傷についてイスラエルを厳しく批判する一方、「最も強力な同盟国の一つ」(アーネスト米大統領報道官)に軍事援助を続けている。

 今回のガザ紛争発生後も、米国防総省はイスラエル国内に備蓄してあった米軍用弾薬のうち迫撃砲弾などを7月下旬に供与。同省報道官は「イスラエルの自衛能力強化は米国の安全保障にもかなう」と説明した。

 こうした援助の背景には、米国で伝統的に根強いイスラエル支持がある。ギャラップ社が7月下旬に米成人約1000人を対象に行った調査では、イスラエルのハマスに対する行動を「正当化できる」との回答は42%で、「正当化できない」の39%を上回った。一方、ハマスのイスラエルに対する行動は「正当化できる」は11%にとどまった。

 ただ、オバマ大統領の与党・民主党支持者や無党派では、イスラエル批判層が46〜47%で、支持の31〜36%を上回った。女性や非白人層、49歳以下でも同様の結果だった。

 米国の軍事支援について、米コネティカット大政治学部のジェレミー・プレスマン准教授(中東研究)は「イスラエルは(中東という)困難な地域における同盟国であり、民主主義や宗教的な価値観を共有し、米議会の支持が非常に強いことが背景にある」と説明した。
http://mainichi.jp/select/news/20140806k0000m030052000c.html

 

|

« 集団的自衛権行使反対、若年層で7割 | トップページ | 辺野古工事に大成建設? »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

朝日は、上層部に何かあったんですかね?と、思いたくなるような報道で、わたしとしてはまた何か裏があるんじゃないかと疑ってしまいました。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年8月 6日 (水) 21時55分

ピレイ国連人権弁務官は6日声明を発表、従軍慰安婦は性奴隷と日本を厳しく批判した。
また5日にはホワイトハウスや米国務省が従軍慰安婦と面会。日本軍の関与は大規模で深刻な人権侵害と、矢張り日本政府を批判する。
この従軍慰安婦の話の震源地は口煩いので目立つ韓国では無くて、アメリカですよ。
韓国相手なら日本が勝てる可能性もあるが、情報戦ではアメリカ相手に日本が勝てる可能性は万に一つもありません。
今回の一部間違いを認めた朝日の記事何るものは、30年以上前の話ですよ。
本来なら有り得ない種類の話なのです。
朝日新聞ですが、日本の安倍など極右に睨まれたくないとの姑息な思惑なのでしょうが、従軍慰安婦で『日本たたき』を目論むアメリカの思う壺です。

投稿: 宗純 | 2014年8月 7日 (木) 08時39分

玉井人ひろた さま
宗純 さま

コメントありがとうございました。

 ずーと前に朝日について同じような記事を書いたような気がして調べてみたら。05年10月1日にありました。

その時は訂正しようとしない朝日の態度を「傲慢」と表現しました。今回もふんぎりの悪さと史実をさらに追及しようとしない点など、それが残っているのかも知れません。

アメリカですが、行って見て韓国人移民が堂々と我が物顔で暮らしているのを見てびっくりしました。日本人のような「謙譲の美徳」など薬にしたくともありません。

国籍取得者は日本人の比ではなく、選挙権があるので政治を動かせます。ユダヤ人のカネと政治と頭脳は今でもアメリカを支配しているようですね。

日本はこれから特定の国の不興を買ったり理解が得られなくても、正しいこと(特に歴史に関し)は、正確に発信し続けるべきでしょう。

それで不利をこうむることがあっても、戦争になったり孤立したりすることはないと思います。

投稿: ましま | 2014年8月 7日 (木) 10時24分

ただの売春婦を被害者などとまくし立て世界に宣伝した朝日の罪は深い。
一刻も早く廃刊にすべし。

投稿: 通りすがり | 2014年8月 9日 (土) 09時08分

ただの売春婦か、世界中に銅像が立つほど偉い人なのか、それは韓国人が決めることです。

投稿: ましま | 2014年8月 9日 (土) 12時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/57005106

この記事へのトラックバック一覧です: 口ほどにもない朝日とオバマ:

» 朝日の誤報容認で‘河野談話’が揺れる [つぶやき古道(コミチ)]
「従軍慰安婦」という 言い方や呼び名は、終戦から25年以上も経ったころノンフェクション作家「千田夏光」のルポ「従軍慰安婦“声なき女”八万人の告発』昭和48年(1973)発刊の文章、またはそれより2年前... [続きを読む]

受信: 2014年8月 6日 (水) 21時49分

« 集団的自衛権行使反対、若年層で7割 | トップページ | 辺野古工事に大成建設? »