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2014年6月 9日 (月)

リベラル派に必要なのは

 「維新分裂は再編の引き金になるか」 を書いたのは、先月29日である。そこで、日本もいずれはヨーロッパのような政界地図になればいいと言った。つまり極右政党、中道右派、中道左派、宗教政党、共産党といったあんばいだ。

 その後今月4日に日本維新の会の分裂が発表されたが、どうやらこれが政界再編の引き金となりそうな雰囲気になってきた。今後は民主党が台風の目となる。11日の党首討論で海江田代表が集団的自衛権にどういう意見表明をするかだ。

 党内の意見分裂を避けるため触れないようにしたくても、安倍首相は当然そこを突いてくる。党内の容認派、反対派共に態度を明確にするよう求めている。限定的な行使を容認しようという法案まで用意した前原グループは、橋下維新の会との合流を隠そうとしない。

 ただし、その中で長島昭久代議士などは、石原新党の方が似つかわしいように思えるし、橋下商店には入りたくないという人もいるだろう。それぞれ好きな方へ行けばいいのだ。そうすると、自民の安倍お仲間グループ+石原新党による極右、橋下維新+前原など民主脱党組+自民の一部などで中道右派、民主リベラル派+社民+生活、自民の一部などで中道左派というのはどうだろう。

 まあ、これは塾頭の妄想の類だが、民主のリベラル派にも動きがあった。3日夜にメンバー激減のため開店休業状態にあったリベラルの会が、サンクチュアリ、新政局懇談会、国のかたち研究会などに呼びかけ、赤松広隆氏、菅直人氏など15人が集まり、「党首討論でしっかりと集団的自衛権行使容認反対の旗を立てて頑張ってもらわなければならない」という申し入れをする。

【呼びかけ人】
近藤昭一
http://kon-chan.org/contents/diary_cont.php
生方幸夫
http://www.ubu2.jp/

 しかしそういっては何だが、前原氏などと比べてどうも迫力に欠けるのはなぜだろう。理由は、前原氏などが脱退再編も辞さないという勢いがあるのに、リベラル派は残存多数派として生き残りたいということではないか。もうひとつは、労組依存メンバーとしてマークされることを避けたいという意識が働くのか。

 やはり、小泉元首相の「自民党をぶっこわす」というような意気込みがなければ、残念ながら政界再編はおぼつかない。、中道左派勢力として今求められているのは、だだれでもいいからその気概を持って先頭に立つ人なのだ。それがなければ、選挙になってもじり貧から脱することはできない。

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コメント

選挙のための手組よりは、ちょっとましなことになるかもしれませんね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月10日 (火) 21時21分

2大政党論は米英のまね。中国・ベトナムは1党独裁。日本の国情はヨーロッパの方が合っているとおもいます。

国民もその方がわかりやすいし選びやすそうです。

投稿: ましま | 2014年6月11日 (水) 06時59分

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これは産経新聞が2011年6月10日に破壊された福島第一原子力発電所4号機内部を撮影した写真である。 これは「ある??」核弾頭搭載可能なミサイルの図面である。 も ... [続きを読む]

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