« 戦戦兢兢 | トップページ | グレーゾーン »

2014年5月 8日 (木)

お花畑

Dscf4215  

 護憲平和勢力をタカ派右翼は、よく「お花畑」と揶揄する。5月、今、まさにお花畑のシーズン。護憲政党を自他ともに許すのが、社民・共産の両党。轟々と吹き荒れる解釈改憲・改憲の嵐が吹き荒れる中、党としてこれをどう防ぐのか、跳ね返すのか、百年一日の如くスローガンの繰り返しで、なにか他人ごとのようだ。右派がいう意味と違うが、まさにお花畑にいる雰囲気である。

[社会民主党・憲法記念日声明より]

・社民党は、憲法を守り、憲法に謳われた理念の実現にまい進することを、改めて誓います
・安倍政権の暴走によって、「平和国家」から「軍事国家」「戦争できる国」へと日本の針路を誤まらせるわけにいきません

・最高法規である憲法を遵守し、その理念を具現化していくことが、政治に携わるものの責務であることを忘れてはなりません

・1人から始まりがひろがった草の根運動によって、「憲法9条を保持する日本国民」がノーベル平和賞の候補に登録されました。社民党は、憲法を守ろうとするさまざまな人々と連携して全国各地で講演会や街頭宣伝を展開し、権謀の理念を社会の隅々に生かしていく努力こそが必要だと訴えています。憲法を守り、生かし、世界に広げていくために、共に手を携えて改憲の流れを押し戻していきましょう。

[日本共産党]

(綱領)
現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす。

(山下芳生書記局長、憲法記念日談話より)
・若者を海外の戦場に送り、「殺し、殺される」国となる。このような憲法9条のあからさまなじゅうりんを、憲法解釈の変更で行うなど断じて許されない

世論調査では、憲法解釈の変更による集団的自衛権の変更による行使容認も、9条の明分改憲も、「必要ない」との回答が多数をしめ、増える傾向にある。自民党の元幹部、会見はの憲法学者、歴代の内閣法制局長官で自衛隊の海外派兵に直接携わっていた元担当者など広範な人々からも、「立憲主義を守れ」「解釈改憲反対」の声が相次いでいる

草の根からのとりくみ、各界・各層の運動を大きく合流させるなら、安倍内閣の危険な改憲策動を打ち破ることは可能である。日本共産党は、「戦争する国づくり、暗黒日本への道」を許さない、国民的な共同を心からよびかけるとともに、その先頭に立って奮闘する決意である。

[塾頭曰く]

 安倍首相は、連休中も東奔西走、反共軍事組織として生まれたNATOで「積極的平和主義」の衣を着せた 集団的自衛権参入などを得々としてまくしたてた。公明党・太田さんは、顔を泥だらけにして自民暴走を抑えている。

 その他の群小政党は憲法・集団的自衛権・原発など党内バラバラ。共闘なども夢のまた夢。昨日5日ぶりで配達された夕刊には、こんなタイトルがページに踊っていた。
   特集ワイド「私が野党ならこう攻める」

 社・共は、ただ眺ているだけのお花畑根性を捨て、解党してでも共同戦線をの核になるような覚悟が必要な時期にきているのではないか。それができないようでは国会にいてもらう必要はない。もっぱら市民運動や草の根の世話役に専念してもらえばいいのだ。

|

« 戦戦兢兢 | トップページ | グレーゾーン »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

ナチの腕章が似合いそうな、スキンヘッドの脚本家が『護憲教』みたいなヤユを最近飛ばしていたが、それ自体は、まあ、当たっていると、この私でさえ感じてしまう。
『今しかないっ』って、何回ピーアルしたよ、社民党さん(笑)。
山拓さんが変態が故に、創価学会婦人部などにも総スカンをくらって落選した、十年程昔の総選挙特番でも、速報テロップで、おたかさん…『護憲が浸透しなかった』と宣うていた。
馬鹿すぎるっ!革新とは、もはや社共的なスタンスではないのだ。何かをやんちゃやエラーしつつも、とりあえず変えてみること=『改革』というイメージになっている。やんちゃやエラーで『痛みを伴う』というのは、冒険でもあり、それなりの自己責任でもって、現状を変えてみようぜって、スタンスとして捉えられているのであろう。だから、竹中平蔵でも、橋下徹でも、そして安倍内閣みたいな非常識な連中だって『変える=トライする』って意味合いでは、ある意味では革新って言えなくもない。狂っていますがね!!
さらに言えば、ド保守という彼らの出自が、大衆に安心感を与えている。
革新という政治用語は死滅したが、改革がこれを右側からのチャレンジとして、取って代わったのではないか?
もはや若者にとっては、護憲=絶対保守!中世の頑迷な宗教勢力って感じではないでしょうか?
護憲教な社共もですが、当時の小沢一郎や、筑紫哲也さんの番組以外のテレビマスコミの『改革派と守旧派』という、勧善懲悪ごっこの罪、計り知れません。

投稿: 暇 | 2014年5月14日 (水) 16時59分

NATOは反共軍事組織っていう言い分は、日本共産党から出て来る。
あれを聞くと、正直、うんざりしてしまう。
同時に日本と本家の社民主義の断絶を再認識させられ、憂鬱になります。
事実、WTOとNATOは冷戦期の暴力組織である。しかし、おたかさんが尊敬していたブラントさんはいかに振る舞ったのか?
より正しくはブラントたち、SPDである。
『壁一つ向こうには、殺人鬼集団みたいなスターリンたちがいる』現実にとっとと米国側について再軍備も、苛烈な議論の末に是認したという事実を、誰が批判するのだろうか?それこそ、お花畑ですよ。
だから彼らは『右翼分裂主義、覇権主義者だ』と共産党は正論を吐くのだろうが(笑)、そんなんだから…小選挙区制度で完璧に『囲い込まれ』て、ジ・エンドなのはお気の毒だが…老人政党に転落したのだ。
再軍備と言うと、安倍内閣の回し者に捉えられそうだが、ブラントと安倍を同列に扱うと天罰が当たることだろう(笑)。ドイツ軍と安倍たちが目論む自衛軍、どっちがあの時代に先祖返りするリスクが高いか、言わずもがなではないか?
再軍備論は、当面のテーマではないし、ここでは論を膨らまさないことにするが、現状について言えば、余りにも安倍自民党がトチ狂っているから、最近では社共に関わらず、護憲側に勢いは出て来てはいる。
老人政党などと意地悪を言ったが、運動には『足腰』が不可欠なのも事実である。所謂護憲側は、まずは長年、自分たちがドツボに嵌まっていた護憲教からの脱却を目指さないと、この勝負に成算なしと言いたいですね。

投稿: 暇 | 2014年5月14日 (水) 17時21分

立憲主義がタイムリーな用語として持て囃される、いまさら感も情けないが、さあ護りましょう、日本国憲法と唱和スル路線では、ネット世代には通用しない。
頑迷な共産党も日曜版に一面ブチ抜きで、改憲派の頭目、小林節氏を登場させた。その戦術、よしである!
お花畑なツケはでかいし、『政治改革ブーム』の大罪は、社共にトドメを刺したと言わざるをえないが、もはやなりふり構う暇はない。
非常に彼らには心苦しいが、ここは足腰として支える側に回ってほしい。
手駒があって、なかなかの反撃ができるのなら、山は動くみたいな振る舞いも、むろんありだ!
でもねえ…右派や改憲派からの安倍叩きの方が、何倍も破壊力ありますもん(悲)。
むしろ、物騒なのはこの戦いの後ではないか?
つまり、橋下徹の駆け引き商法みたいなモノですよ。
『無茶苦茶な売り込み』

『激しい異論、バトル』

『本来目指すべき、落とし所』で、批判的サイドを妥協させる
って、仕掛け。
因みに塾頭氏、何故か公明を評価しているが、あれは頂けない。
公明こそ、毎度おなじみの妥協、言い訳の雪の下駄ちゃんであります。
失礼、下駄の鼻緒か?
維新や結い、みんなといった自民党より勇ましい予備軍よりは、地に足がついた組織軍団。早々安倍が打ち捨てるわけがないが一般論でしょう。
でも、今後三年、右翼にとっては乾坤一擲の大勝負ですよ。壊憲パスで、公明を詰り倒せば、一気に…大衆一般にある、創価学会への拒絶反応も絡んで…用済みできなくもないでしょう?
一方で、やたら建設にこだわる公明(笑)。権力至上主義、体制側をキープすれば秘密保護法だろうが、うやむやにするのが創価学会と認めざるをえない。昭和時代の残像に期待してはならない。
最悪、解党でも、強力な自民党支持組織として生き残れれば、構わないかもしれませんね。
新進党を思い出せ、ですよ。いつかはやってくる大作さんの死亡等も、リニューアルという口実を与えるかもしれない。
では。

投稿: 暇 | 2014年5月14日 (水) 18時09分

公明党は全然支持してないけど、今のところ阿倍自民党をカネ縛りにしている。もうすぐ結論は出るだろうが、暴走をセイブできるのは社共でもなくもちろん民主でもない。

公明にしか望みを託せないとは、なんと情けないことだろう。その点で左翼革新陣営には憤りすら感じます。

投稿: ましま | 2014年5月14日 (水) 20時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/56109944

この記事へのトラックバック一覧です: お花畑:

» グレーってのは限りなくクロなのだ。小賢しい! [岩下俊三のブログ]
景気ヲタクのアンパンマンと不景気この上ない顔の官房長官がいいだした「グレーゾーン」なる意味不明の日本語に誤魔化されてはならない。 なんでもカタカナにすればいいというも ... [続きを読む]

受信: 2014年5月 8日 (木) 14時57分

» 大西洋共同体(NATO)に日本を組み込む ブレジンスキー [マスコミに載らない海外記事]
『オバマ危険な正体』(ウェブスター・タープレイ著)にはブレジンスキーの著書『セカンド・チャンス』の話がでてくる。 同書、185ページから引用しよう。 ブレジンスキーは、オバマの外交政策を担当しているだけではない。オバマのイメージ戦略を、あらゆる意味で創り上げた人物でもある。イメージの出どころは、ブレジンスキーの著書『セ... [続きを読む]

受信: 2014年5月 9日 (金) 00時28分

« 戦戦兢兢 | トップページ | グレーゾーン »