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2014年4月21日 (月)

アイ・アム・デジ゜タル難民

 インド中部はジャングルや農村地区が多く、最近経済成長が高まっているとはいえ、先住民族「ゴンド族」が住むインドにの中で取り残された最も貧しい地方に入る。ここは英語はもとより公用語のヒンディー語すら話せない人が多い。

 この地域のインターネット普及率は7%とされているが安く手に入る旧式の携帯電話が普及しており、役人の賄賂要求や警察の不正は情報として直ちに発信される。

 こういった情報が、NGOによりパソコンでとりまとめられ、独特なメディアとして存在感を高めている(http://cgnetswara.org/)。ここは、過激派武装勢力毛派が勢力を持つところで、貧しさに由来する情報格差を克服できないでいた。こういったメディアの民主化は、生活環境改善にも役立っているという。(4/12毎日新聞東京)

 このような特殊の地域の情報格差の解消が平和構築にいかに役立つか。当塾では、4/17にアフリカ・ルワンダとクリミアの例をあげた。
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-5fdf.html

 とかく、権力による情報操作が噂される日本など情報大国のメディアが優れているなどとは、とても言えないが、情報機器やシステム技術の発展は、これまでの世界のありように目に見えないような変化をもたらしているようだ。

 ここまで、世界情報。ひるがえって日本の現状はどうか。「デジタル難民」という表現もある。後期高齢者はほとんど難民といっていい。30年前にはパソコンに取り組んでいた塾頭も立派にその資格ありだ。

 スマホ?タブレット?触ったこともないし、その区別もわからない。本ブログのアクセス解説によると、iOS、Android、ケータイで約35%ほどを占める。塾頭はそのいずれも使ったことがないし知識もない。

 それどころか、デジカメ、ホテルのカード空港の自動チェックインなどまだ使いこなせていない。買い替えたテレビやテッキもそうだし、ドアフォンでさえちょっと異常が生じるともうお手上げだ。そこへ格安スマホ登場だとか、異業種参入とかやらで、NTTなどの回線囲い込み競争が激しくなり、わけのわからない売り込み電話が増えるのではないかと憂鬱だ。

 駅の公衆電話まで行って、クルックルッと手ごたえのあるハンドルを回す。受話器を耳にあてると女性の交換手がでてくる。「モシモシ、○○の何番お願いします」「少々お待ちください」「どうぞお話し下さい」。そんな時代もよかったな、と思う塾頭である。

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コメント

わが家に初めて備えられた電話は「農集電話」というものでした。
ダイヤルは無く、受話器を取ると交換手が出て、その人に相手先の電話番号を言って繋いでもらうものでした。

電話機もダイヤルが無い代わりにそこにはスピーカーが有り、緊急の放送と、受話器を掛け忘れていると「000番さん、受話器が外れていますよ」という交換手の声が流されるものでした。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年4月21日 (月) 21時46分

「農集電話」、あれは緊急放送もできてすぐれものですよね。妻の実家にありました。

ダイヤル式は、上京就職してはじめて手に触れました。ダイヤルを回す、ゼロ発信といっても通じない人が多いでしょう。

福岡とか札幌など遠距離にに電話すると、なぜか大きな声になったものです。今のTVの現場中継もそうですね。

テレビの「チャンネルを回す」「カチャカチャする」もやがて死語となるでしょう。

投稿: ましま | 2014年4月22日 (火) 09時25分

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