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2014年3月25日 (火)

死ななきゃ直らない、秘匿・ねつ造体質

 塾頭はかつて”脱原発”論者だった。つまり、節約、高負担、代替エネルギー源への投資・開発・普及促進により、一定期間中に原発ゼロを目指すというものだ。それは、福島原発事故の過酷な現実を見て、原子力村の「秘匿・ねつ造体質」が改善するという前提を置いたからだ 。

 民主党時代に経産省や文科省に集中していた安全関連の権限が環境省や内閣府に分散し、透明性が増すはずだった。それが、安倍内閣の原発温存・輸出指向が鮮明になってくるにしたがってどうやら怪しくなってきた。今では、「即原発ゼロ」の反原発派だ。

 今日(25日)付毎日新聞は、新たな内閣府の犯罪的秘匿・ねつ造体質をトップで報じた。それは昨年実施された個人線量計による被曝線量調査について、内閣府原子力被災者生活支援調査について、当初計画していた結果の公表を見送ったというものである。

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  それだけではなく、通常住民が屋外にいる時間を短く見積もるなど当初設定条件を変更し被曝線量を低減(写真)して発表することになるらしい。同紙は、その動機について「関係者によると、当初の想定より高い数値がでたため、住民の帰還を妨げかねないとの意見が強まったため」としている。

 実際の個人線量計計測数値や屋内外の数値に、被曝時間などの想定を組み合わせて調査されるものだが、被曝時間などの値は、安全を見てより高い方を採用するのが常識ではないか。内部から疑問がでて当然である。しかし検討チーム担当者の大半は経産省職員だという。

 この毎日新聞のスクープで、秘匿・ねつ造体質が変わるとは到底思えない。また、秘密保護法案もある。都知事選の細川・小泉構想が水面下に沈んたまま続くようなら、第2の福島事故はいつ起きても不思議ではない。

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