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2014年2月18日 (火)

原発と大雪の「想定外」は違う

Dscf4108  JR中央本線は、山梨県で特急など5本の電車が14日夜から止まったまま。高速道路も新東名、中央道、関越道の一部が昨日いっぱいまだ不通、死者は8件で19人。物流、郵便の遅配も深刻――そんなことが報道される。

 そこで、早速行政の施策のおくれ、関係機関の準備不足などを指摘すると同時に、「想定外の」という言葉も飛び交っている。この言葉は、福島の原発爆発事故直後、東電の小森明生常務が使ってから一躍流行語になった。

 大雪の被害に直面している方々や亡くなった方には申し訳ないが、これはやはり「天災」で人智の及ぶ範囲を超えていた、つまり「想定外」事態としてもやむを得なかった面があったと思う。

 しかし、原発は違う。津波の高さは想定外であっても、全電源喪失という事態は想定しなければならなかった。雪は解けても放射能は永遠に消えない。原子力体制を推進してきた原子力村の学者、行政、政治家、それに司法を含めて「想定外」を言う資格はない。

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コメント

東京電力福島第1原発の場合、津波が来たら電源が止まることは想定されて国会で論議されていました。
その当時も安倍総理でしたが、津波で装置が壊れることは認めていました。震災の約6年前のことです

だいたい、非常発電装置が海より低い地下にあったんですから、素人だってわかりそうなもの、それを県民・国民には知らせなかったことも問題です。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年2月19日 (水) 21時06分

玉井人ひろた さま

実は……、貞観地震のこともあるし津波の高さを「想定外」としてもいいような書き方は、塾頭自信相当抵抗がありました。

絶対に許せないというか、警戒しなければならないのは原発事故と自然災害の境目をごっちゃにすることです。おっしゃるように、原発の危険性はかねがね指摘されてきました。

原因は自然災害で、安全神話を作った「人災」ではないとする人間のおごり、それがこんな記事を書いてしまった原因です。

投稿: ましま | 2014年2月20日 (木) 06時56分

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