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2014年1月30日 (木)

韓国憲法と安重根

 前回書いた記事のひとつに、毎日新聞専門編集委員・金子秀敏氏によるコラム「木語」のコラムに伊藤博文暗殺犯人・安重根の中・韓による顕彰問題があり、その結語が「この論争に深入りするとまた孤立する」というものだった。そのため、塾頭は「金子氏の結論は、歴史を抹殺しようとするジャーナリストにあるまじき暴言」と書いてしまった。

 今日の木曜日、金子氏は再び「北朝鮮の人重安根」を取り上げられた。あえて論争に深入する材料を提供されたわけだ。このブログを見てのことであるはずないと思うが、前回記事で失礼な断定をしたことをお詫び申し上げ、連載されたことに敬意を払いたい。

 毎日新聞はリンクを張るだけでは全文を読めなくなったが、要旨は、日韓併合後の1919年、最大の3・1抗日独立運動から派生した上海の亡命政権大韓民国臨時政府が現・韓国憲法の法統の根源としているということだ。これは、北朝鮮の金日成の抗日パルチザン[伝説]に全くそぐわない。

 また、3・1事件の源流を安重根としているのでは、という推論であるが、その間日韓併合を挟んで10年を経ており、ちょっと無理な気がする。塾頭は、韓国憲法を読んだことがなかったがこのコラムで確かめてみる必要を感じた。以下に韓国憲法前文を記しておくが、われわれは年表的な一行ですむ歴史は知っていても、その詳細・背景などまで知る機会はなかなかない。

 日中とちがって日韓は複雑だ。この際「国家」の枠をはずし、自国内の史料発掘も含めて歴史の検証を進めてみるべきではないか。そんなことにマスコミも一役買ってほしい。

悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は3・1運動で成立した大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継承し、祖国の民主改革と平和的統一の使命に即して正義、人道と同胞愛を基礎に民族の団結を強固にし、全ての社会的弊習と不義を打破し、自律と調和を土台とした自由民主的基本秩序をより確固にし、政治・経済・社会・文化のすべての領域に於いて各人の機会を均等にし、能力を最高に発揮なされ、自由と権利による責任と義務を果すようにし、国内では国民生活の均等な向上を期し、外交では恒久的な世界平和と人類共栄に貢献することで我々と我々の子孫の安全と自由と幸福を永遠に確保することを確認しつつ、1948年7月12日に制定され8次に亘り改正された憲法を再度国会の議決を経って国民投票によって改正する。(Wikipedia)

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