いまこそ「あんぱんまん」
やなせたかし氏がなくなった。94歳。戦中は陸軍野戦重砲隊として従軍、戦地の厳しさを体験し、弟さんは戦死で失っている。悪をくじき正義を貫く不敵のヒーロー、人を殺しめちゃめちゃにものを壊しても”ごめんなさい”と言わない姿に疑問を持った。
なぜ、やさしい心で弱者の側に立つ「あんぱんまん」を描いたのか。「背景にあったのは戦争の体験、正義のスーパーマンは飢えた人を助けるのが先決だろうと痛感していたからです」と答えていたそうだ。
塾頭は「はだしのゲン」のことを書いた時も、戦後のマンガに弱いことを書いた。長女と一緒に見たのが「ムーミン」、次女は「アルプスの少女ハイジ」、長男の時は「ゲゲゲの鬼太郎」と「あんぱんまん」だった。
しかし、上のような作者の経歴は全く知らなかった。安倍内閣が用いようとする「積極的平和主義」のあやしい妖気は、戦争大好き懇談会、正式には「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」というのだそうだが、戦争の本質を知らない人たちが築いた城から立ち上る。
同盟国に対立する航海中の外国船臨検なら自衛隊がやってもいいだろう、などというまやかし。外国船の甲板上はあくまでも外国だ。正式な宣戦布告と同じになるのだ。あんぱんまんならきっとすぐ見破ってくれる。
残念!!。
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