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2013年10月22日 (火)

安倍内閣を称賛しよう

 前回の「ひきこもり日本」から一転、塾頭はそううつ症の診断を受けた方がいいと言われるかもしれないが、不倶戴天の敵と言ったこともある安倍内閣を称賛する。もちろん、「核兵器の非人道性に関する共同声明に関する共同ステートメント」へ参加のことだ。

 安倍首相とは、相容れない反戦塾だが、ブログ上で、どうくさしてみたところでごまめの歯ぎしり。世論の圧倒的支持を背に、あと3年はその座を明け渡すことがないかも知れない輝けるわれらの宰相なのだ。そうであれば、よい事にはよいと素直に反応し、拍手を送るようにしたい。

 当たり前のことといえばそのとおりなのだが、これまでの保守議員にはそれができなかった。また、民主党政権でも前向きな政策決定を見送った。思い起こすのは、クラスター爆弾禁止条約参加を決めた時のことだ。

 今回同様、ニュージーランドや北欧などの有志国の提案やNGOの運動、そしてイギリスの参加などをみて、世界規模の機運が高まっていたが、日本では、アメリカとの共同作戦に支障をきたすとか、上陸した敵を殲滅するためといった理由で、防衛庁などの執拗な反対に参加が阻まられていた。

 福田首相は、前向きに考えようとしていたが、公明党の浜四津代表代行などが公邸を訪れ、首相の背中をポンと押したことが効いた。日本の参加で条約は大きく前進し、米ソなど不参加国があっても、化学兵器同様事実上使用できなくなるような効果を生んだのである。

 これまで政府は、「日本の安全保障政策と矛盾するため」という理由をかかげ、日本は「核の傘」と呼ばれる米国の核抑止力に安全を依存しているという立場をとっていた。声明にある「いかなる状況でも核兵器が二度と使われないことが人類存続の利益」という文面の「いかなる状況」という表現を問題視していたのだ。

 今回は、「あらゆるアプローチや努力を支える」などの文言が入ったことで、核抑止力の存在を認めながら徐々に核軍縮を目指す日本の立場と矛盾しないとして参加することにしたものだ。実質的には大変更というほどのものではない。外交努力の結果という実績づくりをしたまでのこと。

 この決定には、広島出身の岸田外相の意向が大きく働いているという。エライ!。塾頭は日米2+2会談を2+0.5・0.5会談だと揶揄したが、これも撤回してお詫びする。今後とも、安倍首相のためでなく日本国民のために頑張ってもらいたい。

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