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2013年8月28日 (水)

『はだしのゲン』

Dscf3948   だいぶ涼しくなりました。秋の空……本物かな?Dscf3935

下の写真は、8月15日猛暑の朝です。

 さて、本題。

 マンガ『はだしのゲン』を図書館の書架からはずすとか、貸出制限だとか、教育委員会が撤回したとかずいぶんマスコミをにぎわしています。おかげて、書店は品切れ出版社は増刷するが追いつかない――とか。

 「反戦塾」を名乗る以上、これに触れないわけには……と思ったが、なにしろ、マンガは「のらくろ」「冒険ダン吉」「ふくちゃん」の世代。評判は聞いていたが一度も見たことがない塾頭です。

 社説に取り上げた新聞社もありましたが、政府筋や産経、読売は制限賛成ムード、朝日、毎日、地方紙の多数は反対ムードのようでした。

 TVでは、市民からの要望といっても、日本軍の残虐行為や天皇の責任など歴史をあやまらせるという理由をあげており、どうやら「新しい教科書をつくる会」の筋からではないかと思わせるような暗示があったり、長い間、日本や世界各国で読まれた本に「どうして今のタイミングで」、というコメンテーターもいました。

 しかし、どうぞご心配なく。マンガでその名も高い麻生副総理は、同マンガを週刊誌連載当時すでに読んでおられたそうです。それなのに総理大臣をつとめ、安倍右派内閣の副総理にもなれるのですから。

 塾頭が心配するのは、むしろこのマンガ本をブーム化し聖書化する傾向です。反戦は、絵空事でなくボスニア、イラク、アフガン、シリアなどの現実、アメリカの戦争神経症障害者多発などから、わが身に置き換えて考えてもらうのが一番だと思うからです。

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コメント

もし、自分の国が必要であるならば、自分の国は自分自身で守れ。
虎の威を借る狐* になるな。 狐の根性が汚い。
自国のためには、自らの血を流せ。外国人から売血を買って喜ぶな。

力は正義である。(Might is right).
もしも、自分に正義が必要であるならば、自分自身の力を示すこともまた必要なことである。

仏法の守護神は、仁王である。国家の守護神は、自国の軍隊である。
第七艦隊は、’友愛の海’ の守護神となるのか。
主護神を置かずして、法を説く者はむなしい。得意な歌詠みも、ごまめの歯ぎしりとなろう。

>親戚のじいちゃんはガ島で地獄を見てきた。
>「あれは決して国のために尊い命を落とす姿じゃ無かった」という言葉を忘れない。

自分の死に場所を探す兵士ばかりでは、戦に勝てない。戦場に屍をさらせば、敵の戦果の山ができる。
指導者は、犬死を何と言って褒めたたえようとするのか。

我が国では、話の筋があって、人が序列を作るのではない。序列があって、筋がない。
目先の問題に専念する兵卒は優秀、参謀は愚鈍。お上の理不尽に下々は無抵抗である。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、南の島に雪が降る。

序列メンタリィティを日本語脳から除去することは難しい。
階称 (言葉づかい) は、日本人のリーズン (理性・理由・適当) をむしばむアヘンのような存在である。

現在の地球は、英米の世の中である。各国には、リーズナブルな主張が求められている。
理性判断 (rational judgment) のできない国民は、世界の中にあっても、世界に属さない。
だから、日本人は国際社会においても、指導性を発揮することは難しい。

*(他人の権勢をかさに着ていばる小人のたとえ。)

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

投稿: noga | 2013年8月28日 (水) 10時52分

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