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2013年4月20日 (土)

ボストンマラソン事件のこれから

 CNNその他によると、今日午前、ボストンの爆破テロ事件の容疑者で、残った弟のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)はボートに潜んで抵抗していたところ、警察に身柄を確保された。

 これから動機や背後関係など捜査が進むだろうけど、塾頭は、移民不満分子による無差別殺人、通り魔事件の類だと思う。一時は、チェチェンの独立運動、イスラムのジハード(聖戦)の線も考えてみたが、ああてはまる要素がない。

 前者であれば、当然犯行声明があるだろうし、兄弟が子供の時代に故国を捨て、各地を転々として数年前(諸説がある)にアメリカに移民として入ったという経緯が結びつかない。また、後者であったとしても、兄弟が勝手に「神の思召し」と思い込むだけで、自爆テロではなく婦女子の殺傷やコンビニ強盗その他、イスラムの教義にも反している。

 一番困る問題は、これにより世界でイスラム教徒が白い目で見られ、各地で差別やあらぬ迫害を受けることだ。また、パレスチナ問題をはじめ中東、アフリカ、東南アジア、ロシア、中国などのイスラム問題をかかえる各国内での動向も気になる。

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コメント

チェチェン人だからイスラム教徒だとは即断出来ません。
今回の事件では、2001年の9・11事件後にアメリカでは国内のアラブ人に対する嫌がら事件が相次いだことが思い出されるのですが、これは一般のアメリカ人の無知が原因している。
イラク戦争の開戦時点でアメリカ国内には多数の亡命イラク人がいたのですが基本的にキリスト教徒ですね。
少数派のキリスト教徒のアラブ人だから祖国を見限って、あるいは迫害されてキリスト教が隠れた国教であるアメリカに来ているのです。ところがイスラム教への偏見で迫害される。
アメリカにはラオス出身者が大勢住んでいるのですが、CIA主導の山岳民族のバンパオ将軍の苗族特殊部隊がベトナム戦争の敗北で居場所を失い家族ごと移住したもの。
バクダット陥落後にアメリカが首相にしようとしたのがアフマド・チャラビ(イラク国民会議INC)はイラクに大量破壊兵器があると証言した亡命イラク人。
韓国大統領になった李承晩も金大中もアメリカに亡命していた敬虔なキリスト教徒ですね。

投稿: 宗純 | 2013年4月20日 (土) 16時24分

宗純 さま
イスラム教徒は、死亡した容疑者兄が、ホームページのプロフィルで明らかにしており、周辺の知人の証言もあるので間違いないと思います。

投稿: ましま | 2013年4月20日 (土) 20時06分

報道では「数年前にイスラム教に改宗した」とありますが、一神教では『改宗』は最大の宗教犯罪です。
イスラム教世界のパキスタンなどではイスラム教からキリスト教への改宗は確か、死刑だったはずですよ。
憧れのアメリカに来たがアメリカ人になれる訳ではない。
結果は夢が叶えられず差別にさらされて、成人してから自分のチェチェン人のアイデンティティーを模索して挙句に、イスラム教に改宗したとすればロンドンの連続爆破事件と同じ経過ですね。
ただ、これはテロというよりも日本でも起きた秋葉原連続無差別殺人の派遣社員の破れかぶれの暴走ではないでしょうか。

投稿: 宗純 | 2013年4月21日 (日) 09時04分

アメリカ一番の健康の源と思われていた点が逆に病めるアメリカになってしまった感じです。日本はすでに慢性疾患のところへ大震災、誰だったか中国・韓国はここぞとばかり水に落ちた犬をたたくと言っていました。

その中国もいろんなところに症状があらわれ、予防メニューが追いつかない。秋葉原のことは本文に入れようと思って忘れていた部分です。

ただ、兄弟というのがちょっと変わってますね。

投稿: ましま | 2013年4月21日 (日) 10時01分

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