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2013年3月 1日 (金)

押し付けられた憲法

 安倍首相は憲法を全面的に変えたがっている。何をどう変えるのか、自民党案があまりひどい案なので議論することを避け、とりあえず96条の改正手続き、すなわち国会議員の3分の2の発議で国民投票ができるのを2分の1として垣根を低くしようという案を先行させようという魂胆だ。

 なぜ、そんなに急がなければならないのか。差し迫った必要があるのかの説明は一切ない。唯一のキャッチフレーズは「GHQに押し付けられた憲法だから」が幅をきかせているだけだ。

 塾頭は、去年まで制定当時の空気を知る者として「全面的に押し付けられたわけではない」という主張をし続けてきた。しかし今年からそれをやめて、「押し付けられた憲法」と書いているのにお気づきの方もいるかも知れない。

 そう、押し付けられたのだ。押し付けられたのは「護憲派」である。その代表格が当時の幣原内閣の憲法担当国務大臣・松本烝治など、戦中の指導層である。護憲派は憲法改正はできるだけ避けたい、するとしても最小限度にとどめたいと思っていた。

 つまり、戦争には負けたが国体は維持できた。だから触りたくないという意識だ。GHQは、ソ連やアメリカ国内の天皇を裁判にかけろという声が大きくならないうちに、しっかりした自主憲法を作らせたかったが、毎日新聞のスクープで松本試案が明るみに出てしまった。

 その保守的な代わり映えのしない案に驚いたマッカーサーは、「これじゃあだめだ天皇を守りきれなくなる」というので、大至急見本をぶつけたのだ。必死に抵抗した松本にとっては、まさに「押し付けられた」といっていいだろう。

 安倍首相の祖父・岸信介も、戦犯として獄中にいなければ「護憲派」の最右翼になっていたはずだ。もう一度いうが押し付けられたのは(明治憲法)護憲派で、大多数の国民ではない。

 戦後初の選挙で選ばれた国会議員が、吉田首相の提出した「押し付けられた」憲法草案を審議し一部訂正の上賛成可決したのだ。歯を食いしばりくやしなみだで賛成票を投じたのではない。また公布の日には、皇居前で天皇を前にして国民は「万歳」で祝ったのだ。

 護憲派にとっては「押し付けられた」ことに間違いない。しかし、講和後にアメリカから催促されても改正を断り、護憲派やその子孫が改正したがったかも知れないが、半世紀保ちつづけた憲法を「押し付けられた」といったところではじまらないのである。

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憲法」カテゴリの記事

コメント

こういう人がいるから、一切修正しない世界最古の憲法になっちゃうんですね。

国の指針である憲法を60年以上も、一言一句修正していないなんて、どう考えてもおかしいでしょう。
世界のどこかに、そんな国ありますか?

投稿: makoto | 2013年3月 2日 (土) 02時53分

なぜ、どこをどう変えたいのか、説明がなければ反論になりません。「一度も変えたことがないから変える」では理由になりませんね。

投稿: ましま | 2013年3月 2日 (土) 09時03分

「一度も変えたことがないから変える」

そんなこと、誰も言ってませんけど。

すばらしいものだったら、
時代に即したものにする必要の無いものだったら、
何千年も一度も変えたことがなくても、
変える必要はありません。

投稿: makoto | 2013年3月 2日 (土) 17時42分

塾頭とほぼ同じことを語っている方を見つけました。「憲法は押し付けられたものか?」と言う題で濁協大学の古関彰一教授です。
同大学は現憲法に何らかの関与が有ったようで、詳しいようです。

投稿: 玉井人ひろた | 2013年3月 4日 (月) 19時06分

玉井人ひろた さま

ご紹介ありがとうございました。

古関教授の意見、ネットで探して見ました。私のは古関先生あるいは他の断片的な文献による知識、そして当時の世論の動きを子供なりに体感し、「おしつけ論」が歪曲され、改憲の根拠とされていることに違和感を持っています。

当時、GHQが箸の下おろしまで注文を付けてきたことは誰でも知っています。戦争放棄はともかく、人権や主権在民などほっとさせるようないい案で、「そうされてもしょうがないんじゃないの」というさめた気分が庶民にはありました。

投稿: ましま | 2013年3月 4日 (月) 21時27分

押し付けかどうかは、ここで言っても埒が明きませんが、
なんで国の指針である憲法を一言一句変えたらいけないなどと言ってるのか、それが理解できない。

60年以上も前のものですよ。
現状に合わせて変えるべきでしょうよ。
そう言えば、数日前にスイスが憲法を変えたって記事が出てましたね。

投稿: makoto | 2013年3月 5日 (火) 01時57分

憲法9条は「アメリカが押し付け」たことを利用して、アメリカの軍事的な要求を跳ね返す為に機能しているのです。改憲とは「自衛隊アメリカ差出し」でしかありません。それどころか今の自民党改憲案は「日本を北朝鮮にする」といってもいい傾向があります。
「改憲」しても恐らくあなたにとっていいことは何一つありません。
ただ残念ですが、今の日本では「改憲派」になる方が政治家官僚財界人はおろか、庶民レベルでも「寄らば大樹の陰」的な利得を得られるのは事実です。
その責任の一端は左翼が非武装中立に拘りすぎたこと、教育の現場で一部の左翼教師が、左翼教育を強権的に行ったことにもあると思います。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 5日 (火) 21時04分

追伸makotoさんへ。
改憲するにしても、中島岳志さんが言うように、日米安保を大幅に改正して、絶対に自衛隊がアメリカの戦争に付き合わされないようにして、専守防衛の組織として自衛隊を位置付けるのなら、話は分かります。
それ以外の点で、今のところ憲法で変える議論があるとすれば、首相公選制ぐらいのものでしょう。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 5日 (火) 21時10分

けんちゃんさん

>「改憲」しても恐らくあなたにとっていいことは何一つありません。

わたしは自分のために、改憲を主張しているんではありませんよ。
あなたには、想像がつかないかもしれませんが、自分と家族の幸せが一番だという人間ばかりではないのです。
日本のために何ができるか。自分は何をすべきか。
毎日それを考えている人間もいるのです。

>ただ残念ですが、今の日本では「改憲派」になる方が政治家官僚財界人はおろか、庶民レベルでも「寄らば大樹の陰」的な利得を得られるのは事実です。

なんでそんな、改憲派はすべて自分の利益を考えている、みたいな発想になるんですか。
で、もしかして、護憲派は国のことを思っている。となるんですか。

投稿: makoto | 2013年3月 6日 (水) 17時25分

ところで、中島岳志って、東京裁判を肯定している最悪の学者の一人じゃなかったでしたっけ。
そんなやつの言うことを、参考にするんですか?

投稿: makoto | 2013年3月 6日 (水) 19時06分

makotoさんへ。あなたの言う「日本の為に何が出来るか」という言葉、本心であると受け止めましょう。
なら尚のこと、改憲してはなりません。何度も書きますように、改憲しましたら、日本の若者がアメリカの戦争に付き合わされ、恐らく数百人クラスの死者が出るでしょう。戦争のトラウマ故、社会復帰できず、ホームレスに近い生き方をする人が数千出る可能性もあります。イラク戦争やベトナム戦争後のアメリカが良い例です。お金もかかり、庶民への年十兆円くらいの大増税、年金・医療費の国からの持出しの大幅カットも考えられます。何一つ「日本のため」「日本国民の為」にならないのです。
もちろん護憲派にも問題があり「反戦平和」というよりは「仲間と群れたいから」「美しい言葉に逃げたいだけだから」「平和を口にすれば本が売れるから」という輩は掃いて捨てるほどいます。
むしろ私としては「国を愛すればこそ戦争に反対する」という、丸山真男さん的な「愛国心」を持ってもらいたいです。本来の戦後民主主義はそうだったのです。
最後に東京裁判ですが、B・C級に関しては名誉回復しなくてはいけない事例が多々あるそうです。中国もB・C級に関しては戦争の被害者で、日本の総理がお参りすることに問題はないといっています。
しかしA級に関しては明らかに「日本国民に対する責任」が余りにもあります。板垣・武藤・土肥原・松井・谷は命令違反して勝手に軍隊を動かしました。しかも板垣・武藤・土肥原は、あらゆる戦争に反対された昭和天皇のご意思も無視して戦争を拡大させました。川辺は事実上の敵前逃亡。それにより前線が大混乱し、数万人の犠牲者が出ました。本来ならその時点で「軍法裁判」にかけ、処刑か永久禁錮されなくてはいけません。靖国に祭るのはもってのほかです。そして東條は牟田口廉也と仲が良かっただけで、インパール作戦を許可し、失敗を不問にしました。それだけでも東京裁判の後、日本側に引き渡されて、殺されても当然です。
繰り返しますが「この国とこの国に住む人たちを愛すればこそ、日本はアメリカのやらかす戦争に付き合わされてはならない」という意識を持たれることを希望します。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 6日 (水) 20時20分

けんちゃんさん

改憲したときのシュミレーションを長々と書かれていますが、まったく説得力はありません。
それより、なんでクソむかつくアメリカ押し付けの日本弱体化のための憲法を後生大事にとっているのか、それが不思議です。

>もちろん護憲派にも問題があり「反戦平和」というよりは「仲間と群れたいから」「美しい言葉に逃げたいだけだから」「平和を口にすれば本が売れるから」という輩は掃いて捨てるほどいます。

護憲派って、そんな禄でもないやつらが多いんですか。とんでもないですね。
ところであなたは、こんなことも書かれている。

>今の日本では「改憲派」になる方が政治家官僚財界人はおろか、庶民レベルでも「寄らば大樹の陰」的な利得を得られるのは事実です。

改憲派が、みんな利得を考えていると言うんですね。
こんな考えから改憲を主張している具体的な人を挙げてくださいますか。
安倍首相、石原慎太郎、前野徹、櫻井よし子、田母神俊雄、百田尚樹?
で、庶民レベルで、改憲したら得するから改憲派になっているってどんな種類の人です?

>むしろ私としては「国を愛すればこそ戦争に反対する」という、丸山真男さん的な「愛国心」を持ってもらいたいです。本来の戦後民主主義はそうだったのです。

戦争は一国ではできないんです。
自分がするつもりがなくても、相手から仕掛けられることもあるのです。
どんなに国を愛していても、平和を愛していても、そんなのに関係なく侵略してくる国があるのです。
もちろん、今の時代に日本の本土に軍隊を派遣して侵略してくる国はないでしょう。
たとえ、極悪国家の中国でも。
でも、尖閣を盗ったら、次はどこ、次はどこ、とちょっとずつ日本の領土を奪い取っていくでしょうよ。

スイスは、200年間戦争をしていません。
しかし、800万人の人口で兵士は21万人。(ちなみに日本は25万人)
徴兵制あり、ゲリラ戦のハンドブックが一家に一冊、各家庭に自動小銃が与えられています。
スイスは、いわば、武装中立国です。
つまり、戦争をしないために、軍隊をしっかりと持っているのです。

ヨーロッパに過去に、非武装中立を訴えた国があります。
神奈川県ほどの大きさしかないルクセンブルクです。
第1次大戦で、ドイツに侵略されました。
戦争が終わり、ドイツから開放されました。
非武装中立を続けました。
第2次大戦で、またもやドイツに侵略されました。
戦争が終わった後、軍隊を持つようになりました。
1949年にNATOに真っ先に加入し、永世中立を放棄しました。

お分かりですね。
戦争を抑止する一番の方法は、軍隊を持つことなのです。
平和憲法などでは絶対にありません。
ちなみに、スイスは、憲法を140回ほど改定しているそうです。


>中国もB・C級に関しては戦争の被害者で、日本の総理がお参りすることに問題はないといっています。

なんで、中国の意向を気にしなければいけないんですか。
純粋に国内の問題でしょう。
中国がA級戦犯を合祀しているのが駄目だと言っているからすべきじゃないというお考えですか。
断言できますが、仮にA級戦犯を分けたとしても、中国は次には必ず、B級、C級、中国大陸にいた兵士がだめだ、とどんどん要求を下げてきますよ。
そういう国でしょう、中国は。

>しかしA級に関しては明らかに「日本国民に対する責任」が余りにもあります。

あなたが仰っているように、日本国民に対する責任でしょう。
アメリカには関係ないでしょう。
あなたが上に長々と書いているのは、すべて日本人に対する罪じゃないですか?
なのに東京裁判での、彼らの罪状は、「平和に対する罪」ですよ。(なんじゃそりゃ!)
なんで、日本人であるあなたが、連合国のその判決をありがたく受け入れるんですか。
まったく理解できない。

>それだけでも東京裁判の後、日本側に引き渡されて、殺されても当然です。

日本人が自分たちで裁判をして絞首刑にしたのならわかります。
しかし彼らは、連合国によって裁判にかけられ、A級戦犯というレッテルを貼られ、死刑になったんですよ。
なんでそれを、日本人であるあなたが、認めるんですか。
じゃあ、A級戦犯でなかったらOKですか。
中国大陸で暴走した石原かんじはどうです?

アメリカの洗脳である東京裁判史観から目覚められることを強く願います。

投稿: makoto | 2013年3月 7日 (木) 18時15分

makotoさんへ。
断っておきますが、私は「非武装中立論者」ではありません。むしろこれに拘る人は、平和運動に有害だとすら思っています。あくまでも私は専守防衛論者です。
ちなみに丸山真男さんはこうおっしゃっています。「日本が再軍備するのに条件がある。各家庭に最低でも拳銃一丁ずつ配布して、戸主が管理しろ。そうすれば外国が攻めてきても戦えるし、日本の軍隊が乱暴狼藉を日本国民にしても、それで戦える」と。それが本来の戦後民主主義者の考えだったのです。
それにもし9条が無かったら、朝鮮戦争・ベトナム戦争・イラク戦争に間違いなく自衛隊は投入されました。確かベトナム戦争には韓国軍が使われ、かなりの死者が出ているはずです。朝鮮戦争だけでも、北で300万人、韓国・中国で100万人ずつ、米軍も5万人死んでいます。
makotoさんへの質問ですが、ズバリ言います。①自衛隊はイラク戦争で最前線で戦うべきでしたか?②もし改憲して、今度イラク戦争に様なことが起きた時、自衛隊は最前線で戦う羽目になるとお思いですか?
靖国問題ですが、満州から逃げ帰った私の祖母は「中国や韓国の人たちが、東條さんが祭られているところにお参りに行くのを止めろというのはその通り。私も東條さんが靖国に祭られているのはおかしいと思う」と言っていました。私も同じです。それに中国との講和の時「悪いのはA級戦犯で、A級戦犯による戦争に引きずられたという意味で、日本人も中国人もともに被害者だ」という理屈で、講和し賠償金を値切ったのです。もしA級のとこに大臣がお参りしたら、中国から「値切った分、利子つけて返せ」と言われる可能性があります。後もしA級を分祀して、そこに政治家が参らないのに、中国が「B・C級のとこにも行くな」と言ったら、絶対に突っぱねるべきです。
最後に改憲派の政治家・評論家に対する評価ですが、彼らは自分の政治的権力の為に、自衛隊をアメリカに売り飛ばす売国奴としか、私には思えません。田母神は軍事予算が増えれば、自衛隊幹部たちへの予算が増えるから、改憲派になっているだけにしか思えません。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 7日 (木) 21時16分

追伸
石原莞爾も辻政信も瀬島龍三も殺しておくべきでした。日本国民に対する責任として。
それにもしドイツの首相がナチス幹部の墓参りしたら大ごとです。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 7日 (木) 21時23分

さらに追伸
何でもいいから理由つけて、インパール作戦の立案者、牟田口廉也も「A級戦犯」として殺しておいてくれたら良かったです。そうすれば一番日本遺族会が「A級戦犯を靖国から外せ」と言ったでしょう。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 8日 (金) 23時14分

けんちゃんさん

>あくまでも私は専守防衛論者です。

そうでしたか。
でも、憲法9条改定には反対なんでしょう。
9条には戦力の不保持を謳っていますが、自衛隊は完全に軍隊ですよね。
その矛盾はどうお考えですか?

日本中の各家庭に拳銃と言ったら、何千万丁にもなるじゃないですか。
正気で言ってるんですか、その人は。
日本国民全員が善人だと思ってるんですかね。
そんなの核武装よりも実現的ではありませんね。
それに今の時代に拳銃で軍隊に対抗するってのもどうかと思いますし。
それが「本来の戦後民主主義」ですか? 拳銃を各家庭に持つことが?
民主主義と何の関係があります?

質問にお答えします。
>自衛隊はイラク戦争で最前線で戦うべきでしたか?

いいえ。

>もし改憲して、今度イラク戦争に様なことが起きた時、自衛隊は最前線で戦う羽目になるとお思いですか?

いいえ。
最前線には行かないでしょうが、ただ、あなたが仰るとおり、小林よしのりの言う通り、アメリカの戦争に引きずられる可能性はあります。
しかし、それでも、今のままの戦後アメリカに押し付けられた日本弱体化のための、義務より権利、責任より自由ばかりを重視する、禄でもない憲法を後生大事にしているよりは、改憲を望みます。
そして、引きずられないためにも、強い軍隊を持ち、核を持ち、独り立ちすべきです。

>朝鮮戦争だけでも、北で300万人、韓国・中国で100万人ずつ、米軍も5万人死んでいます。

話を微妙にすり替えてますよね。
ベトナム戦争の話を持ち出したのはまだわかりますが、朝鮮戦争で北、南で死者が多数出たのは、当事者なんだから当たり前でしょう。
アメリカに引きずられるという話とは、関係ありませんね。

>それに中国との講和の時「悪いのはA級戦犯で、A級戦犯による戦争に引きずられたという意味で、日本人も中国人もともに被害者だ」という理屈で、講和し賠償金を値切ったのです。

この中国の言い方が一番納得できません。
そしてそれを引用しているあなたにも。
悪いのは一部の政治家、軍人で、日本人は騙されていた、悪くない、という考えですよね。
どうして、そんな考えができるんですか?
終戦間近は別として、開戦当時は、日本国民みんな喜んでいたじゃないですか。南京が陥落したときも、提灯行列でお祝いしたんでしょう。
日本国民が戦争を望んだんだし、そのときは、東條首相を支持したんですよ。
なんで、一部の人間に責任を転嫁しますかね。
もしも、中国に進出したのが罪だと言うのなら、それは日本国民全員の罪でしょう。
日本人は引きずられていただけですか? 騙されていたんですか?
そして、引きずられていたら、騙されていたら無罪なんですか?

>後もしA級を分祀して、そこに政治家が参らないのに、中国が「B・C級のとこにも行くな」と言ったら、絶対に突っぱねるべきです。

もし、中国の機嫌を損ねないように、A級戦犯を分祀したら、中国政府は次は絶対に、中国大陸に従事した軍人を外せ、と言ってきますよ。とくに、南京戦に従軍した軍人を中国が許すはずが無い。
特に、向井少尉と野田少尉を。
中国が「この二人を外せ」と言ってきたとき、あなたは突っぱねるべきだとお思いですか?

できないでしょう。
そして、二人を外したら、次は南京戦に従軍した者、次は中国大陸出陣者、とどんどんどんどんエスカレートしてきます。
中国とはそういう国です。
譲れば譲るほど、そこが新たな基準点になり、そこから前には進めなくなるのです。
尖閣が良い例です。
中国の諺に「柔らかい土は深く掘られる」というのがありますよ。

>最後に改憲派の政治家・評論家に対する評価ですが、彼らは自分の政治的権力の為に、自衛隊をアメリカに売り飛ばす売国奴としか、私には思えません。田母神は軍事予算が増えれば、自衛隊幹部たちへの予算が増えるから、改憲派になっているだけにしか思えません。

本気ですか。
石原慎太郎も安倍首相も、ついでに櫻井よし子も、みんな自分の権力拡大のために、アメリカに日本を売りとばそう、と考えてる。
田母神氏は、自分の知人が多数いるであろう自衛隊幹部の給与を上げるために改憲派になっている。
本気でそんなこと考えているんですか?
改憲派はみんな?
やっぱりあなたは思い込みが激しすぎるとしか言えません。
あなたこそ、もうちょっと冷静に考えたらいかがですか。
あなたから見たら、彼らの考えは間違っているでしょうが、自分の利益でなく、国を真剣に思って改憲派の人も政治家もいるでしょう。
改憲派はみんな自分の利益のためだけって、そんなことあるわけ無いじゃないですか。
だいたい田母神氏に至っては、どうして知り合いの給与を上げるために国の憲法を改正しよう、という考えてると、お思いになるんですか。
彼の講演会に行ったことがありますが、真剣に国を思い、今の政治を憂慮している、すばらしい人でしたよ。
細かい数字まですべて覚えていて、ユーモアもあり、さすが数万人の組織のトップまで上り詰めた人だと思いました。

私は、護憲派が、本が売れるからとか、そんな下司な理由で護憲を訴えていると思ったことはありません。
護憲派は、ちょっと現実を見ていない、国際社会を見ていない、世界はみんな話せば分かり合える。とメルヘンな考えに凝り固まっている人たちだ、としか思っていません。

>石原莞爾も辻政信も瀬島龍三も殺しておくべきでした。日本国民に対する責任として。

物騒な言い方ですね。
その意見には賛成できませんが、日本人が殺すのであれば、まだ納得できます。
あなたは、「~も殺しておくべきでした」と書きましたが、主語は誰です?
A級戦犯を殺したのは、連合国ですよ。
それを書くなら「殺しておいてもらうべきでした」でしょう。
でも、それじゃあおかしいですよね。次の文の「日本国民に対する責任として」とは、つながりませんもんね。
日本国民に対する責任だったら、日本人自らの裁判で絞首刑にすべきだったのです。
それならまだ納得できます。
しかし、実際には、復習裁判よろしく、ただアメリカが気に入らない人間を殺しただけでしょう。
どうして日本人がその裁判をありがたく受け入れることができるのか、不思議でしょうがありません。

>それにもしドイツの首相がナチス幹部の墓参りしたら大ごとです。

出た、この言葉。
よく目にしますね。
日本の政府首脳が一度でも、A級戦犯の墓参りをしたことがありますか?
日本のために犠牲になった何万もの方々の中に、連合国によって「平和に対する罪」とかで、死刑になった人がいるだけでしょう。
参拝の対象を変えないでいただきたい。
それにあなたが彼らを批判するのは日本に対する責任でしょう。
あなたはそう認めている。
なんで、外国にとやかく言われる筋合いがあるんですか。

投稿: makoto | 2013年3月 9日 (土) 01時46分

makotoさんへ。
私は100%専守防衛が保証されるのなら、自衛隊の存在を認めるべきだと思います。ですが何度も書きますが今の改憲派、安倍総理・石原慎太郎・桜井よしこ・田母神などは、自衛隊をアメリカに差し出そうとしているにすぎません。このことは冷静に見れば誰でもわかることです。事実彼らはそう主張しているのです。
後、丸山さんの発言については私の舌足らずな面がありますが、要するに彼らは「非武装中立論者」ではなかったということ、私は言いたかったのです。
また現行憲法は「義務より権利を重んじている」と仰いますが、元々憲法というものは、「国民の国家に対する命令」であって、権利規定があればあるほどよいのです。それに権利規定が多いということは、それだけ歴史上、それらの権利がなく、悲惨事を招いたことが余りにも多かったことの証しです。例えば、生存権・言論の自由・労働者の団結権は絶対に本来保証されるべきです。問題は「ある人の権利とある人の権利が相反した場合、どうするか」もしくは「ある人がある人の権利を犯した場合(例えば犯罪行為や侮辱行為差別行為など)、どこまで警察や司法が介入すべきか」と言うことです。
それに朝鮮戦争ですが、元々自衛隊の前身である警察予備隊は、いざとなったら朝鮮戦争に投入するために作られたという歴史的事実があります。その時自衛隊を朝鮮戦争に投入させないために使った武器が九条でした。それが吉田茂の戦略だったのです。
そしてもちろん太平洋戦争自体、庶民レベルでも戦争に賛成した人にはその軽重に従い当然責任があります(もちろん一億総懺悔的な発想はおかしいです)。でも中でも指導者の責任は余りにも大きいです。指導者の責任すら問えないのに、庶民の責任を問うのはほとんど無理でしょう。
>もし、中国の機嫌を損ねないように、A級戦犯を分祀したら、中国政府は次は絶対に、中国大陸に従事した軍人を外せ、と言ってきますよ。とくに、南京戦に従軍した軍人を中国が許すはずが無い。
特に、向井少尉と野田少尉を。
中国が「この二人を外せ」と言ってきたとき、あなたは突っぱねるべきだとお思いですか?
当然突っぱねるべきです。なぜなら中国はA級についてだけ行くなと最初から言っているのです。これを突っぱねなかったら、外交なんて成り立ちません。
何度も書きますが、現在の改憲派のほとんどは、アメリカに自衛隊を差出し、その挙句国民がその時の政府の批判すらできなくするような国にしたがっている人々にすぎません。これこそアメリカによる「日本弱体化」です。
またmakotoさんは「自由より責任を」と仰いますが、今の改憲派の多く、田母神・桜井よしこ・渡辺昇一などは福島原発絡みでは放射能に関して、数千人の死者が出るかもしれない大嘘をついていました。明らかに言論人としての「責任」を果たしていない人達です。あくまでも自由が制限されるのは「ある人の自由や権利が、他の人の自由や権利を妨げる場合、どこで折り合いをつけるか」と言う場合のみです。
A級戦犯等に関しても、ベストはやはりmakotoさんの言うとおり、日本側の手で殺しておくべきでした。この点については同意します。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 9日 (土) 15時27分

makotoさんへ。
元々今の改憲自体、「専守防衛としての自衛隊を認める」ものでなく、「アメリカが戦争していくとき自衛隊を補助戦力として使う」為の物でしかありません。事実改憲派の多くは、イラク戦争の時、自衛隊を積極的にイラクへ送れと言っていました。
「アメリカに押し付けられた憲法を変えろ」と言いながら、やっていることはそのアメリカに対し、我が国の軍隊である自衛隊を差し出そうとしているのです。
憲法は「押し付けられたこと」を利用して、アメリカの軍事的要求を値切り、且つ、かつての韓国のようなアメリカの威を借りた開発独裁国家にならないために機能しているのです。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 9日 (土) 21時08分

makotoさんへ。
権利や自由の問題について。もし暴走族が爆音をならしながら、「俺たちには集会結社の自由がある」などと言うのは絶対に制限されるべきです。なぜなら、近隣住民の「静かに暮らす権利」が明らかに著しく制限されるからです。私の母も「左翼」で、少し過保護なとこがありますが、もし私がこんな主張をしたら、ビンタの一つは飛んだはずです。
それに戦時中の日本が少なくとも明治以後においては一番「モラルのない時代」でした。軍事物資の横流しは上にいけばいくほど当たり前、難癖をつけて下位の者の物を奪ったり、暴力を振るったりと。作戦指導なんて下手糞の極みです。恐らく世界中の軍隊で、「作戦指導のひどさ」に関しては戦時中の日本軍が最大の反面教師でしょう。

投稿: けんちゃん | 2013年3月 9日 (土) 21時23分

makotoさんへ。
>質問にお答えします。
>自衛隊はイラク戦争で最前線で戦うべきでしたか?

いいえ。

よくぞ言ってくれました。そして自民党は本音では最前線で自衛隊を戦わせたかったのです。

>もし改憲して、今度イラク戦争に様なことが起きた時、自衛隊は最前線で戦う羽目になるとお思いですか?

いいえ。

この見解には同意できません。何故なら現在の改憲自体、アメリカが戦争するとき、それに自衛隊がついていくのが目的なのです。改憲するにしても、自衛隊がPKO以外で絶対に国外に出ないという制約は必要です。でも今の自民党改憲案にはそんな制約が一切ありません。集団的自衛権とは、「アメリカが攻撃されたとき、日本が攻撃されたとみなし、攻撃した国を攻撃する」です。9.11以前で集団的自衛権を認めていたら、間違いなく自衛隊はアフガンの人々を直接殺しました。恐らくイラク戦争で最前線で戦う羽目になりました。直接自衛官がイラクの女子供を射殺したことでしょう。
今の改憲派の多くが、今の改憲そのものが、自衛隊をアメリカに売り飛ばしたいだけと言うのは幾ら言っても言い過ぎることはありません。そしてそれをカモフラージュするために、「現行憲法はアメリカの押しつけだ」「現行憲法のせいで日本人はダメになった」と改憲派が言っているにすぎず、あなたはそれに乗せられているにすぎないのです。

投稿: けんちゃん | 2013年3月10日 (日) 01時26分

けんちゃんさん

>わたしも政府としての中国、政府としてのアメリカも同じですが、かなり危険だと思っています。

この文以降、中国の軍事力などについてすごく冷静に分析されてますね。
やっぱり中国に対しては、批判はするが、腹は立たないということですね。
どうしてですか?
あんな理不尽な国、ありますか?
日本や周辺諸国にとってはアメリカよりもひどいでしょう。
あなたは、アメリカに対しては腹が立つと言っている。
なんで、中国に対しては腹が立たないんですか?
私は、アメリカのイラク侵略には憤りを覚えますが、中国のチベット、ウイグル侵略にも憤りを覚えます。
イラクはまだいい。傀儡とは言え、イラク人自身の手による政府なんですから。
一応、イラク、という国はまだありますし。
しかし、チベットやウイグルは国自体が消失してしまったんですよ。
そして、中国政府による残忍な拷問や同化政策が、今まさに行われている。
あまりにもかわいそうだと思わないんですか。
私はチベットのことを考えると、あまりの理不尽さに胸が痛みますが、あなたはきっと冷静に淡々と批判するだけなんでしょうね。
アメリカや、石原議員や安倍などを書くときはすごく憎々しげなのに。
どうして、中国に対しては、アメリカやまたは石原議員や安倍首相のときのようには腹が立たないんですか。

>日本が核武装するのは外交上軍事上共に不利なこと議論済みとのことです。

けんちゃんさんのお知り合い、学生でしょ?
そんな彼の意見を書かれても、正直まったく説得力を持ちませんが。
アメリカに行ったら、変わるんじゃないですか。
日本も核武装すべきだ、とかなんとか。
それに、議論は全然し尽くされていませんよ。
核武装を唱える軍事評論家は多いですし。
現に田母神氏も核武装の利点を訴えています。
時代と共にしょっちゅうすべきです。

>私は100%専守防衛が保証されるのなら、自衛隊の存在を認めるべきだと思います。

こういうことですか?
100%専守防衛に徹するのであれば、自衛隊の存在を認めるべき。
でも、専守防衛だろうがなんだろうが、自衛隊は戦力ですよね。
戦力の不保持を謳っている9条と矛盾していますが、そうは思わないんですね。
専守防衛なら、多少の武力、名称も自衛隊っていうんだから軍隊じゃないし、大目に見ろよってところですか。

>ですが何度も書きますが今の改憲派、安倍総理・石原慎太郎・桜井よしこ・田母神などは、自衛隊をアメリカに差し出そうとしているにすぎません。このことは冷静に見れば誰でもわかることです。

私には分かりませんし、あなたは前のコメントで、改憲派は、自分たちの権益を拡大するために改憲を唱えていると書きました。田母神氏にいたっては、知人の自衛隊幹部の給与アップのために改憲を唱えているんですよね。
その意見はどうなりました?

それに、石原慎太郎も田母神氏も、核武装論者ですよ。
あなたの論によれば、アメリカの仮想敵国にしたいようですが、それでもアメリカに差し出そうとしているんですか? 矛盾していますが。
田母神氏は、本にも書かれていますが、けっこう反米ですよ。

>また現行憲法は「義務より権利を重んじている」と仰いますが、元々憲法というものは、「国民の国家に対する命令」であって、権利規定があればあるほどよいのです。それに権利規定が多いということは、それだけ歴史上、それらの権利がなく、悲惨事を招いたことが余りにも多かったことの証しです。

なるほど、過去の権利が無かった時代の反動で権利を多くしたと言うんですね。
時代が影響しているということですか。
では、権利ばかりを主張する人間が増えてしまった今、やっぱり、60年以上も前の憲法は改正し、権利と義務、自由と責任はバランスよくすべきだという気持ちを強くしました。
あなたも間接的に仰っているように、時代に合わせて変えていくべきでしょうね。

>例えば、生存権・言論の自由・労働者の団結権は絶対に本来保証されるべきです。

それは、今の価値観でしょう。
例えば、1000年前は、奴隷の生命、生存権よりも、王侯貴族の娯楽のほうが価値が高かったでしょうし、100年前は、植民地政策が悪ではなかったでしょう。
だから、労働者の団結権なんか、50年後は分かりませんよ。
歴史の教科書に載ってたりして。「当時は労働者の団結権も保証されるべきだ、と思っている人も多かったのです。」みたいに。

>それに朝鮮戦争ですが、元々自衛隊の前身である警察予備隊は、いざとなったら朝鮮戦争に投入するために作られたという歴史的事実があります。その時自衛隊を朝鮮戦争に投入させないために使った武器が九条でした。

それは関係ないでしょう。
あなたは、アメリカに引きずられて死者が出ている、という案を展開していて、そのときにベトナム戦争で韓国人の死者が何人、という話のついでに、朝鮮戦争での南北の死者を挙げたのです。
私はそれがおかしいと言っているのであって、今このテーマには憲法9条などは関係ない。
話をスライドさせないでくださいよ。

>そしてもちろん太平洋戦争自体、庶民レベルでも戦争に賛成した人にはその軽重に従い当然責任があります。でも中でも指導者の責任は余りにも大きいです。指導者の責任すら問えないのに、庶民の責任を問うのはほとんど無理でしょう。

だったら、国民全員が罪があるんだから、指導者に戦争を起こした責任は無いでしょう。
あるなら、敗戦責任ですよ。
または、敗戦を長引かせ、いたずらに犠牲を多くしたことでしょう。
いずれにせよ、アメリカによって、「平和に対する罪」などという事後法でリンチで殺された彼らを、日本人がA級戦犯だからといって批判すべきでは、絶対にありません。
それに、あなたは、何回も何回も、「日本の国民に対する責任」という言葉を使っている。
この言葉には、外国はまったく関係ない。
だったら、中国からA級戦犯云々を言われる筋合いはまったくないと思いますが。

>当然突っぱねるべきです。なぜなら中国はA級についてだけ行くなと最初から言っているのです。これを突っぱねなかったら、外交なんて成り立ちません。

初めは、中国も靖国参拝についてなにも文句を言ってきていなかったのです。
それをいつからか言い出すようになりました。
尖閣もいつからかいきなり言うようになってきた。
最初から言っていなかったからと言って、信用できますか?
中国なんか、まったく信用できないでしょうが。
中国相手に、話し合い外交なんて不可能なんですよ。
ちょっとでも自分の気に入らないことがあると、すぐに話し合いに応じない。
こちらが、相手の要求を呑むまでは一切です。
どうして、この国に腹が立たないのか、不思議でならない。
ここの主もそうですが、左寄り、おっと、この言葉が嫌いなら、
護憲、東京裁判承認、アメリカ嫌い、石原慎太郎嫌い、従軍慰安婦賠償すべし、と思っている人は、中国に対して、なぜか腹が立たないんです。、

>何度も書きますが、現在の改憲派のほとんどは、アメリカに自衛隊を差出し、

もう、この意見も見あきました。
あなたの仰るとおり、何回も何回も書かれていて、くどいです。
改憲を反対する理由はそれしかないんですか。
質問があります。
では、アメリカと軍事同盟を結んでいなかったら、改憲には賛成ですか。

私は、改憲により、アメリカに軍隊を差し出す、とはとても思えません。
そりゃ、アメリカと同じようにどこかに軍事行動をする必要はあるでしょう。
それで、死者が出るかもしれない。
しかたがないです。
まだ、自立していないんだから。
しかし避けては通れない。言わば、産みの苦しみです。
早く自立するためにも、改憲し、核装備すべきです。

>A級戦犯等に関しても、ベストはやはりmakotoさんの言うとおり、日本側の手で殺しておくべきでした。この点については同意します。

A級戦犯という言葉を使っている時点で、あなたに彼ら糾弾する資格はありません。

投稿: makoto | 2013年3月10日 (日) 16時20分

makotoさんへ
>指導者に戦争を起こした責任は無いでしょう。
少なくとも戦争を起こすデメリットについて一切彼らは国民に説明責任を果たしていません。

>質問があります。
では、アメリカと軍事同盟を結んでいなかったら、改憲には賛成ですか。
絶対に自衛隊がPKO以外で国外に出ないのなら、改憲に賛成です。

>私は、改憲により、アメリカに軍隊を差し出す、とはとても思えません。

この一点は完全に誤りです。現行憲法下で明らかにイラクの戦闘地域に自衛隊は行きました。航空自衛隊は米兵を輸送し、その米兵は直接イラク人を殺しました。すでに差出しています。元々改憲自体アメリカの要求です。このままアメリカの要求の下改憲したら、後は最前線で戦うだけです。
以前中島さんの言う、日米安保改正と同時の改憲にあなたは賛意を示されましたが、それに徹してほしいです。
それに自衛隊がどこにミサイルを持っているのかなどを管理しているのはアメリカ国防総省なのです。海上・航空自衛隊は元々アメリカ第七艦隊と合同で動くように作られています。海上・航空自衛隊は「アメリカ第七艦隊日本人部門」と言った方が正確です。海上・航空自衛隊の司令部の隣にアメリカ第七艦隊司令部があります。いざとなったら、アメリカにアゴで使われるようになっているのです。
最後に、あなたがチベットやウイグルの人々に寄せる同情、私も共有するよう努めます。
そしてその同情をイラク人に、そして自衛隊がアメリカのアゴで使われることで、殺される人々にも向けられることを希望します。

投稿: けんちゃん | 2013年3月10日 (日) 20時38分

>だから、労働者の団結権なんか、50年後は分かりませんよ。
歴史の教科書に載ってたりして。「当時は労働者の団結権も保証されるべきだ、と思っている人も多かったのです。」みたいに。

もし労働者の団結権などが否定されれば、会社側が幾らでも、従業員の給料ピンハネ出来ますし、幾らでも長時間労働押し付けることが出来ます。「あんまり会社側がムチャすると俺ら従業員は黙ってないぞ」と言えるから、会社側も下手な手を打てないのです。
プロ野球のストライキ覚えておられるかも知れませんが、憲法で「労働者の権利」が保証されたからこそ「男古田」は成り立ったのです。戦前で同じことをしたら、間違いなくプロ野球選手全員刑務所行き、戦時中なら拘置所で特高警察などによりなぶり殺しです。
労働者の権利を憲法で保障されているからこそ、多くの日本人が潜在的に多大の利益を得ているのです。

投稿: けんちゃん | 2013年3月11日 (月) 21時14分

けんちゃんさん

>少なくとも戦争を起こすデメリットについて一切彼らは国民に説明責任を果たしていません。

冗談でしょう。
あの時代に、戦争を起こす前に、指導者が国民に戦争を起こすデメリットを説明した国があるんですか?
教えてください、どこの国ですか。

説明責任を果たしていなかったから、処刑ということですか。
なんという法律のどのような罪状で彼らは、アメリカにより処刑されたんですか?
そして、なんという法律のどのような罪状であなたは彼らを「殺しておけば良かった」とおっしゃってるんですか。
上の二つの法律、罪状は、同じはずですよね。あなたは、さんざん「A級戦犯は許せない」というようなことを言っているのですから。

その当時、彼らは国民の代表だったんでしょう。
彼らがクーデターによって、無理やり政権を奪取したわけではないでしょう。
たとえば、あなたは原発や日米安保に反対でしょうが、その政策を推し進めた自民党に、多くの国民が投票したんです。過半数には達しなかったでしょうが、少なくとも、原発反対、日米安保反対の社会党、共産党よりもはるかに多くの票を得たのです。
原発も日米安保も責任は国民にあります。同じように、戦争を起こしたからといって、責任を指導部だけに押し付けるのはどうかと思います。
戦争を起こして責任を問われるなら、日清戦争、日露戦争、第一次大戦も、全部指導者は処刑されなければいけないんじゃないですか?
彼らについては「殺しておけば良かった」とは、言わないんですか?

>絶対に自衛隊がPKO以外で国外に出ないのなら、改憲に賛成です。

この前のアルジェリアのように、邦人が外国で人質になった場合、どうします?
数年前もソマリア沖で海賊が横行しましたよね。
自衛隊を派遣することに反対ですか。
「話し合い」で解決しますか。

ところで、前の私の質問に答えてくださいますか。
「専守防衛だろうがなんだろうが、自衛隊は戦力ですよね。戦力の不保持を謳っている9条と矛盾していますが、そうは思わないんですね。専守防衛なら、大目に見ろよってところですか?」

>現行憲法下で明らかにイラクの戦闘地域に自衛隊は行きました。航空自衛隊は米兵を輸送し、その米兵は直接イラク人を殺しました。すでに差出しています。元々改憲自体アメリカの要求です。このままアメリカの要求の下改憲したら、後は最前線で戦うだけです。

まあ、最前線には行かないと思いますが、たしかにアメリカ軍に引きずられるかもしれませんね。
正直、原発の件があり、はっきりとあなたに反論できません。
というのは、私は原発については、一切反対してこなかったので。
原発が安全だという政府の発表を信じていたので。
これについては反省しきりです。

>以前中島さんの言う、日米安保改正と同時の改憲にあなたは賛意を示されましたが、それに徹してほしいです。

中島のことは、反吐が出るほど嫌いですが、そうしておきます。
でも、アメリカに押し付けられた憲法は、9条以外にも変えるべきところがたくさんありますよ。
時代に合わせても修正をすべきだし。
日本国憲法は、修正されていないことを考慮に入れると、世界最古の憲法らしいです。

>最後に、あなたがチベットやウイグルの人々に寄せる同情、私も共有するよう努めます。

「努めます」って、チベットの人たちに同情していないんですね。
中国に無理やり侵略されて国が滅び、今も拷問や同化政策などで苦しんでいる人がいるこの現状を見ても、チベットの人たちに同情もしなければ、中国に憤りを感じないんですね。
驚きです。
「努めます」とおっしゃいますが、同情するのは感情であり、理屈ではないので、努力してできるものではありません。無理ですよ。
って、やっぱり書き方が冷静ですよね。不思議ですねぇ。
アメリカ兵の日本国内での横暴さや、アメリカがイラクにしたことに対しては憤りを感じるのに、中国の悪行の数々には、まったく腹が立たないんですね。

私の、国際関係における腹が立つ、許せない基準は、まず国益、そしてその時代の善悪となりますが、あなたの基準は、国益よりも善悪よりもイデオロギーが優先されるのではないですか。
昔誰だったか、「ソ連、中国の核はいい核。アメリカの核は悪い核。」と言った人がいませんでしたっけ。
同じように、あなたはアメリカ、自民党、戦前戦中の日本は大嫌い、許せないと思っているが、中国のやることには良くないこともあると思っている。って感じですね。
だから中国の20年以上の軍事増強、核実験、尖閣での横暴さ、チベット侵略、ウイグルでの民族を無視した核実験、ダルフール紛争への武器援助、反日教育、知的所有権の侵害などについては、批判はするが腹は立たない。
違います?

>そしてその同情をイラク人に、そして自衛隊がアメリカのアゴで使われることで、殺される人々にも向けられることを希望します。

この前のイラク侵略は、アメリカの身勝手さ、横暴に本当に腹が立ちます。
しかし、上にも書いたように、イラクという国はまだあり、傀儡とは言え、イラク人自身の手による政府です。しかも、前のフセイン政権で抑圧されていた、虐殺された民衆もいたようで、イラク人の中にも、アメリカの侵略を喜んでいる人もいます。
一方で、中国のチベット侵略は、喜んでいるチベット人がいるんですか?
チベットという国が無くなり、指導者は国外に逃れ、寺院は破壊され、ダライ・ラマの写真を飾ることさえ禁止され、拷問を受け、避妊手術や漢民族男性の大量移入により、チベット人自体を壊滅しようとしている。
こんな国が近くにいて、なんで、冷静に批判できるんですかね。
不思議でしょうがない。

>もし労働者の団結権などが否定されれば、会社側が幾らでも、従業員の給料ピンハネ出来ますし、幾らでも長時間労働押し付けることが出来ます。「あんまり会社側がムチャすると俺ら従業員は黙ってないぞ」と言えるから、会社側も下手な手を打てないのです。

そうやって、経営者が悪で労働者は犠牲者、っていう階級闘争的に考えるの、止めましょうよ。
あなたのように左よりの人(おっとここではタブーでしたねこの言葉、では改めて)、アメリカ嫌いで中国は嫌いじゃなく、自民党が嫌いで社民党共産党を支持し、戦中の日本は悪で、侵略した、とにかく悪いことをした、と思っている人はいつもそうです。
人間を、悪と犠牲者の二つに分ける。
歴史なら、統治者は悪で、庶民は犠牲者。
戦争中なら、A級戦犯が悪で、一般国民は犠牲者。
日本は悪で、朝鮮・中国は犠牲者。
今の社会では、会社経営者は悪で、労働者が犠牲者。
金持ちは悪で、一般庶民は犠牲者。
などなど。

経営者って、敵対すべき存在ですか?
一緒に利益を上げてみんなで幸せになりましょうよ。
もしも、気に入らない会社しかないんだったら、ご自分で会社を作ったらどうです?
共産主義よろしく、みんなで働いてみんなで平等に分配。
内部留保ゼロ。
会社での階級はなし。
どこに支店を作るか、誰が行くか、どんな製品を開発するか、支店を閉鎖するか、すべてみんなで話し合うか投票で決める。
こんな会社を造ったらいいじゃないですか。

>労働者の権利を憲法で保障されているからこそ、多くの日本人が潜在的に多大の利益を得ているのです。

へー、そうですか。
そうだとしても、今はですよね。
私が言ってるのは、その価値観も50年後は分からないだろうってことですよ。
そうやって、集団で社長をつるし上げる労働組合が次々出てきて、将来、労働組合が悪だっていう価値観が一般的になるかもしれませんよ。
現に日教組みたいな極悪集団でさえ、40年前には批判する人はほとんどいなかった。

今の価値観で過去を断罪してもいけませんし、その価値観が絶対真理であり未来永劫続くと思ってもいけません。

投稿: makoto | 2013年3月12日 (火) 15時19分

makotoさんへ。
貴方の文章読んで、確かにあなたへ賛意を示さなくてはならない部分あると思いました。確かに東京裁判は茶番ですね。ただベストは最低でも作戦や戦争指導における日本国民に対する責任を問うことが出来たらと言うことでした。私も3.11まで原発賛成でした。単純に二酸化炭素を出さないからと信じていました。確かにこの点は反省しなくてはなりません。
そして中国による人権侵害と被害者に対する同情、薄かった面あなたの言う通りです。反省します。
ちなみに私には「ソ連中国の核はいい核」と言う感情は一切ありません。私が中学の時にソ連が潰れ、共産主義がいかに人を殺したか、明らかになりましたが、それ以来共産主義に対するシンパシーはありません。むしろこの期に及んで、旧ソ連を擁護する人はいい加減にしてほしいと思います。平和や人権の運動に極めて有害です。
また私は日米安保反対論者ではありません。少なくとも東アジアから核が無くなるまで、必要でしょう。もし中国が通常戦力でも遥かに自衛隊を超えるようになったら、永久に日米安保は無くせないかも知れません。
アルジェリアやソマリア行きの場合も、自衛隊は行くべきではありませんでした。佐藤優さんはアルジェリアの場合の教訓は、駐在武官を作ることではなく、情報の専門家を養成すべきとのことです。それにどこの国も、大使館を警護しているのが軍隊と言うのはレアケースです。民間の警備会社のほうがノウハウがあり、もし発砲する用のことがあった場合、警備会社と軍隊がするのとでは、政治的意味合いがまるで違います。
ソマリアの場合、もし自衛隊が武力行為をしたら、完全にこれは海外での戦争行為です。伊勢崎賢治さんはこれに反対が全くなかったことは護憲派の敗北と言いましたが、私も同意見でした。

私はmakotoさんが仰るほど単純な二項対立的な階級闘争論者ではありません。でも、会社が幾ら社員をこき使って、給料ピンハネしても、従業員が一切反対できないとなったら、人によったらやりたい放題する人は出てくると思います。事実戦前の労働者の境遇を見ればわかります。
確かに日教組も最近は「反戦・平和」と言うよりは「自分自身の労働条件を良くすること」しか関心のない人が多いとのことです。そういう人は面倒を起こす子供の相手をせず、5時になると帰宅。しかし戦争の問題について真剣に考えている人は、きちんとしっかり働くとのことです。教員をやっている親族に聞きました。
話は変わりますが、これからこの国は、アメリカ・中国と言う「極めてえげつない国家」に挟まれながら、どうやって両者の戦争に付き合わされず、日本国民の人権を守っていけるかと考えなくてはいけません。

投稿: けんちゃん | 2013年3月12日 (火) 20時54分

けんちゃん さま
makoto さま

せっかくのおふたりの論争で水をさしたくないのですが、この稿ではあまり長くなりすぎます。ブログのコメント欄の管理方針もありますので、場所を変えませんか(*^-^)。

投稿: ましま | 2013年3月12日 (火) 21時09分

ましまさん
失礼しました。

けんちゃんさん
ここでいつまでも長々と討論するのもなんですし、
もしよろしければ、ここにメールをいただけますか。
makotojajaja@yahoo.co.jp

投稿: makoto | 2013年3月13日 (水) 17時19分

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