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2013年2月23日 (土)

頑張れ!元総理

 元総理のリサイクルといっては失礼だが、昨今の首相があまりにも頼りにならないので、ロシアでプーチンに再会した森喜朗や、民主党政権奪回時に「普天間はすくなくとも県外」や「アジア共同体」など、かつての悪評をふっきるように持ち出して動き始めた鳩山由紀夫を応援したい。

 森は、北方領土で2島プラス・アルファと、安価な天然ガス輸入にどれだけ目途をつけられるか、鳩山は、行き詰まった普天間移転先と近隣国融和米国にに風穴を開けられるかにかかっている。森も鳩山もマスコミから低次元のヤユの対象になりがちだが、場合によれば首相在任中の功績を上回る結果をもたらすかも知れない。

 鳩山については、その政治力を疑問視する向きが多いだろう。琉球新報によると、20日夜、宜野湾市民会館で開かれた「今語る!『県外移設』の真実」(実行委員会主催)の講演会で、当時の北沢防衛大臣が指示に従わなかったことなどに合わせ、東アジア共同体に関する研究所を3月にも設立し、沖縄に事務所を設置する考えも明らかにした。

 政府は、沖縄米軍基地で沖縄県民の切実な要求を踏みにじり、首相以下お百度を踏めば辺野古移転も何とかなるという県民を愚弄した差別意識から抜け切れない。「もうこうなったら琉球独立だ!」という悲痛な叫びも耳に入らないようだ。

 そんな時、本拠を北海道から移し(おそらく)骨を埋める覚悟で「鳩山」という援軍が現れたら県民はどう思うだろう。下世話な話だが多分遺産で資金に不安はない。こんな時、本当の「宇宙人」になったつもりで、外交の糸口をつくってほしいものた。

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コメント

司馬遼太郎の坂の上の雲の出だしの『まことに小さい国』は勘違いで、実は北海道と沖縄で2時間も時差がある大きな国。
今のような極端な中央集権では中央から遠い地方は寂れるばかりですよ。
日露平和条約交渉が半世紀ぶりに妥結すれば北海道が大きく発展する可能性があります。
ただ、これの鍵を握っているのは日本でもロシアでもなく今も昔も実はアメリカ。
オバマは冷戦の残滓を解消する方向に動いているので、今が最高のチャンスです。
ただ日本は逆に日米同盟強化のために、中国相手に第二次冷戦を起こしたい。
仮想敵国を想定しない軍事同盟は何処にも有りません。
オバマとしては日本のこの抱きつき作戦は大迷惑で、
クリントン前国務長官は辞める直前の今年1月尖閣問題で『日本の施政を害しようとするいかなる一方的行為に反対する』との、従来より踏み込んだ表現で中国をけん制した。
ところがカーニー米大統領報道官は22日の日米首脳会談記者会見で、『クリントン氏はもう長官ではない』『その発言は知らない』と頭から否定しています。


投稿: 宗純 | 2013年2月24日 (日) 10時05分

宗純さま
コメントありがとうございました。

小さな国は、アメリカ、中国と比較して私も書いていますので賛成しかねますが、他は全く同感です。

そこで関連した記事を次に書いてみました。

投稿: ましま | 2013年2月24日 (日) 21時20分

鳩山を評価しているとは信じがたいですね。
腹案もないのにトラストミーと安うけあいする。
国防を無視して東アジア共同体とやらに入れ込む。
個人のレベルの「友愛」を国家に持ち込む。
学べば学ぶほど辺野古移設しかないと自分の馬鹿さ加減をさらけ出す。
もう、戦後最悪最低の総理大臣だというのは国民的合意だと思いますが。

投稿: ミスター珍 | 2013年3月 3日 (日) 21時56分

鳩山は民主党を抜けました。最後まで無責任なところは買いません。

ただ「東アジア共同体」は政権交代の時のマニュアルにあり、元外相の岡田さんも熱心に主張していました。

また「友愛」は、鳩山一郎氏が愛読したクーデンホーフ・カレルギー伯(欧州共同体の発案者として知られている)の著書からとったものです。

共同体は、EUをはじめ、ASEAN、南アメリカなど数か所に増えました。東アジアも数年ではダメでしょうが半世紀、1世紀先にはできているかもしれませんよ。それとも、戦争で共倒れになっていると思いますか?。

沖縄基地は、辺野古にこだわるのは、外務・防衛・財務の役人と日本の政治家たちだけで、アメリカは民主主義を否定してまで何が何でもというわけではありません。沖縄の民意も含め、鳩山さんの主張により近づきつつあるのが現状だと思います。

投稿: ましま | 2013年3月 4日 (月) 09時57分

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