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2012年7月23日 (月)

反戦塾乗12/7/23

言っていい事悪い事
 「人には言っていいことと悪いことがある」という格言は、今も通用するのかどうか知らない。主に人の生き死にかかわることが多いが、その典型的な例が「2030年の原発依存率に対する意見聴取会で中部電力某課長が行った発言である。

 「放射能の直接的な影響で亡くなった人は一人もいない、10年20年たってもそれは変らない」、それがたとえ事実であってもタブーはタブーだ。福島第一で「ここから生きて出ることはない」と覚悟してバルブ操作に挑んだ東電社員、生きているうちに再び故郷を見ることのできない被災者は何と聞いただろうか。

 評論家・寺島実郎はTBSのサンデー・モーニングで「たとえ電力会社社員でも口を封ずるべきではない」と言って発言内容の批判は口にしなかった。他のコメンテーターが、会の目的や運用方法から見て問題があると言ってそれをつくろったが、「落ち目だな」と感じさせる一幕だった。

 中国電力以外は、やらせのようなことはしていないという。そのとおりだろう。なぜならば中部電力には抗議が殺到し、あたかもそれが会社の本心のようにとられたことを否定、謝罪文をネットで公表せざるを得なくなったからだ。

 「会社の名誉を傷つけるような行為があった」場合、馘首を含む厳罰を課す社内規定があるのが一般的だ。彼の場合、口頭注意ぐらいで、「よくやった」とばかり頃を見計らって昇進させるようでは、やはりやらせだったということになるだろう。

今ごろ菅直人人気
 7月8日、民主党・生方幸夫議員が地元千葉県松戸市市民劇場で菅前首相を招いて「原発ゼロへの道」フォーラムを開いた。300人の定員はたちまち満席。入れない人が200人以上。生方先生、過去何回も開いたがこんなことは経験したことが無い……と。

 生方先生、入れなかった人のために音声ファイルを公開。

http://ubukata.news.coocan.jp/cgi-bin/blog2/diary.cgi

経験のない雨が降り梅雨が明け⇒九州・山口地方
Dscf3692 

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コメント

自らの出処や立場を表明して公の場で意見を述べることを「やらせ」とはいいません。この原発の是非について事故の当事者が推進の立場で発言することは勇気ある行動で賞賛されるだろうと勘違いしたのでしょう。見事に教育されたスバラシイ!愛社精神ですね。
何処までいってもどんなになろうとも、会社なくして人生なし!正社員の鏡ですな。廃炉に電力会社正社員の名前を刻んで墓碑にしたら本望なのではないでしょうか。数万年後には世界遺産になっているかもしれません。

投稿: ていわ | 2012年7月23日 (月) 21時38分

ていわ さま
大日本帝国軍人の鑑・特攻隊員と自らを重ね合わせているのかな?。

それならば相当知能指数が低い。よく大会社の課長になれたものだ。

そんな会社なら大事故は当然起きるでしょう。

投稿: ましま | 2012年7月24日 (火) 08時02分

サンデーモーニング見ました。
寺島実郎さんが、原発に固執するのは、個人的に何らかの見返りがあるからだと・・・・感じます。

生方議員のサイトのご紹介ありがとうございました。

今はエネルギー過渡期で、菅さんの評価は割れているようですが、将来的には、必ず評価されると思います。

投稿: 金木犀 | 2012年7月25日 (水) 18時26分

寺島さんの「見返り」は分かりませんが、人と違うことをいって、あらためて注意を引こうと、盛りを過ぎた評論家の印象を強く持ちました。

菅さんだけが当時持ち得た自らの立場は、下手にここで対応を誤ると、国際関係でも日本沈没になりかねない、事故処理がアメリカに移ったら主権まで危うくなる、という憂慮です。

 東電はもとより他の政治家・官僚・学者・マスコミなどは、どこまでこのことを考えたでしょうか。ポーズだけでも陣頭指揮に名乗り出たことは正解だと思います。


投稿: ましま | 2012年7月25日 (水) 21時27分

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