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2012年6月12日 (火)

総理・防衛相の資質

 野田内閣になってから防衛相は一川保夫大臣が4か月余、田中直紀大臣は5か月余、素人にしてもあまりにも軽い人事との批判に、今度は野田首相自身の資質を暴露するように自衛隊出身の右寄り評論家・森本敏をかつぎだした。これも、今の政局がらみから、小池百合子大臣の54日という短命記録に迫るかも知れない。

 大嫌いの石原慎太郎ではあるが、「国の安全保障を軽く考えている」と見る点では全く同意見である。素人でいい、専門知識はあとで勉強すればいい。この点は原発の安全判断も同じで、プロの学者が大局を判断するというのは、かえって危険なことがある。

 安全保障にかかわる閣僚の資質はこれだけでいい、『孫子』の冒頭・「始計第一」の22字である。それががしっかり身についていれば間違いをおこさない。改憲を提案しようとする議員についてもまた然りである。

孫子曰 兵者国之大事 死生之地 存亡之道 不可不察也 

 【読下し文】孫子曰わく、兵とは国の大事なり、死生の地、存亡の道、察せざるべからずなり。

 【注釈】孫子はいう。戦争とは国家の大事である。[国民の]死活がきまるところで、[国家の]存亡の分かれ道であるから、よくよく熟慮せねばならぬ。

 【兵】①つわもの。軍人。兵士。兵隊②武器。兵器③戦争。軍隊・軍事・戦争などに関すること④武力⑤武器で人を殺す

以上、金谷治訳注『孫子』岩波文庫および『新緩和中事典』岩波文庫より。

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