東電、吉田所長口封じ?
東電福島第1原発事故につてい、社内事故調査委員会が2日、中間報告書を発表した。また毎日新聞の「ヨイショ」になるが、ネットでサーチしてみた限り、ニュース本文・解説・報告書要旨と内容が一番充実している。そこから一部を引用する。
【解説】
(前略)
東京電力福島第1原発事故で、東電の社内事故調査委員会が2日に発表した中間報告書は、「結果として、これまでの安全対策で事故拡大を防げなかった」と言及。130ページ中、「結果として」「結果的に」との文言を計25カ所多用し「原因は想定外の津波」と従来の見解を繰り返した。信頼回復には情報公開に徹し、責任の所在を明らかにするのが大前提だが、自己弁護に走るようでは道のりはほど遠い。「天災か人災かを割り切るのは難しいが、我々は国の審査を受けて原発を運転した。だが、津波で根本的な安全対策が覆された」。会見で山崎雅男副社長はこう弁明した。
「想定外」という言葉は、今年の流行語になったほどだが、臆面もなくまたそれを持ち出している。すでに地震学者や、社内でさえ津波の問題提起をしていたことが明らかになっている。「想定は可能だったが、故意に検討から外した」が正しい表現ではないか。
事故発生当時、「爆発」を「建屋上部の解放」と言いくるめたことで、塾頭の「東電のウソつき体質」不信感が決定的なものになった。また、国の審査に合格したものを運転しただけ、という責任逃れの体質は、何ら変化がなく、開きなおっているようにさえ聞こえる。
すでに何度も伝えられているが、東電が第1原発からの全面撤退を検討したとされる問題に対しては、全面否定している。これらについて、清水正孝前社長や吉田昌郎前所長らの実名でのヒアリング内容は、明らかにしなかった。吉田所長が「もうやっていられない」と叫んだことも、虚報で片づけたいのだろう。
ここまで、書いてきてフト思った。先月28日に吉田所長が放射能被曝と関係ないといながら入院したことだ。病名やその他の事情は伏せたまま。プライバシー尊重というが、彼の活躍や健康は、国民的関心事であり、今後の事故処理の成否が注目を集めている。
なぜ、この時期の入院なのか、後任をすぐ発令したのか、どうして急にプライバシーを持ち出すのか。畏れ多くも天皇陛下でさえ、病名や体温まで公表される。彼は、何度も「これが最後か」という捨て身の仕事をしてきた人である。プライバシーがこわくて逃げ隠れする人とは思えない。口封じ入院とは思いたくないが、菅さんに是非見舞いを頼みたい。
これを本題にしたのは、それほど東電の言うことは疑ってかからなければならないということである。ほかに、津波による電源喪失以外に事故原因はないと言い切っているが、それならば、各号機の水素爆発の水素がどこから、どう洩れたのか納得のいく説明がされていないことにも触れようと思ったが、これは省略する。
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