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2011年11月21日 (月)

金融資本主義

 系統的な学問をしたことはないが、マルクス主義を学んだ当時、発展段階説で「今が独占資本主義、最後は金融資本主義になって資本主義が壊滅する」と教わった。

 そんなのは遠い将来の話であると思っていたが、一方でこんなに早く(まだ完成しない)共産主義が崩壊するとは思ってもみなかった。そこからすると、資本主義の寿命も案外短いのかもしれない。

 今の世界の姿を見ると、そう思い始めても無理がないように思える。マルクス、エンゲルス、ケインズ、シュンペータ……、それらに代わる新学説はあるのだろうか。

 ブータン国王の顔がことさら輝いて見えたのも故なきことではなさそうだ。

東洋経済オンライン 2011年11月15日掲載)より

 欧州危機の本質は、ギリシャでもイタリアでもない。そして、損失拡大からの資本毀損による銀行の資本不足の危機でもない。ユーロという共通通貨の問題でもない。本質は銀行の存在そのものの危機であり、金融そのものの危機なのだ。

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コメント

ブータンですか。国民総幸福量(GNH)というのがクローズアップされていますが、若い国王の来日を受けてのカルチャーショックといったところでしょう。
資本主義社会の将来を予想するのは、タイムマシンを製作して未来へ移動するよりも難しいことですね。
史的唯物論からすれば現在の生産力も想定内のうちで、中国などは地球規模を市場とした国家独占資本主義そのものということになります。
現在の不況は市場の行き詰まりなわけで、昔ならスクラップandビルドで世界大戦になったわけですが、いまや歴史を遡るわけにもいかず、次の新たな市場を求めて修正資本主義がさまよっているということです。まだまだ、高度な生産関係という答えは見えないでしょう。

投稿: ていわ | 2011年11月21日 (月) 21時50分

織田信長の楽市楽座以来、日本独自の市場解放は武士に対抗する町民階級を育ててきました。開港以来、外圧による市場開放は、ジグザグコースを経ながらマイナスよりプラスに働いてきたと思います。

リーマン・ショック、ユーロー危機、小はオリンパスまでの金融ゲームを可能にした市場政策は、踏み込んではならないところに踏み込んでしまった、なにか、核と人類、あるいは人工細胞などと似ているような感無きにしも非ず。

世界のテンポは、速すぎるのではないでしょうか。

投稿: ましま | 2011年11月22日 (火) 11時08分

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