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2011年10月29日 (土)

秋の荒れ野

『万葉集』巻七
    草を詠める
 妹らがりわが通ひ路の細竹(しの)すすき
 我し通はばなびけ細竹原

『広辞苑』
せいたか-あわだちそう【背高泡立草】北米原産の帰化植物。荒地や植生の破壊された場所に侵入・繁殖、しばしば大群落を作る。

 Dscf3547_2 写真のような光景は、日本中至る所で見かける。毒々しいばかりの黄色い穂をつける草は、昭和40年代ころに蔓延、一時は荒地を占領しつくすほどだった。最近はやや勢いを減じたように見えるが、まだ日本古来のすすきと厳しくテリトリーを争っている。

 野田首相が鳩山元総理と会食し、鳩山が「アメリカの言いなりにならないように」とアドバイスしたというが、「あんたにだけは、言われたくなかった」と答えた――、とは報じられていない。これは外野席のヤジである。

 TPP、普天間……、まさに秋の野を思わせる光景ではないか。

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コメント

TB有難うございました。
背高泡立ち草については、私は最近増えてきているような気がしています。
と言いますのは、一時は背高泡立ち草に押されて、殆んど消えかけていたススキがここ数年盛り返してきて、喜んでいた所だったのですが、今又、家の向かいにある散歩道で、背高泡立ち草の群生が出来ています。
それで自然界に又異変が起きたのかなと、訝っていた所だったのです。

それはともかく、TPPの怖い所に、総ての国内規制が排除される恐れがあるというところが有りますね。
国内の自然環境を守るために決められていた、あらゆる規制が排除されたら、昆虫から鳥・猛獣等あらゆる生物が、輸入したい放題になり、一部の無責任者が買ったけれど面倒見切れないという事で、それらを野に放つ恐れ充分ですから、これからの日本の生態系は益々悲惨な事なるでしょうね。
TPPなど絶対に参加すべきではないと強く思います。

投稿: 和久希世 | 2011年10月30日 (日) 09時34分

和久稀世 さま

<最近増えてきているような
鋭いご観察ですね。そうですか。ただ、黄色い穂の長さや全体の背丈は一時より低くなったような気がしますね。

すすきなら、茶室にも床の間にも似合う生花になりますが、もし背高ならゾッとしそうです。とにかく頑張ってもらわなければ。

TPPは最初それほどにも思わなかったのですが、「乗り遅れたら置いてゆくよ」といわんばかりの恫喝を受けて右往左往する政治家、そんな人たちならおそらくこれまでと同じく「言いなり路線」で押し切られるのだろうな、で反対派へぶれています。

投稿: ましま | 2011年10月30日 (日) 11時39分

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