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2011年7月23日 (土)

万が一

 また昔の話で恐縮。 m(_ _)m
 間違えてはならない事務作業にたずさわっていた。Aの仕事をBとCが読み合わせでチェック、Dは算盤で数字に誤りがないか他の資料と複数回照合、それを係長クラスが目視で再確認。

 こうして万全を期したつもりでも、軽易なものは1万件に1件、重大なものは10万件以上に1件のミスが発生することは、不可避とされていた。もちろん間違えたからといって人命にかかわるようなことではない。

 保険業務で膨大な事務ミスを犯した社会保険庁の仕事ぶりは、前掲の作業よりずさんであったように見える。お役所仕事とはこういうものか、とあきれてしまったものだ。そこで今日の新聞から。

経済産業省原子力安全・保安院は22日、九州電力が09年に提出した耐震性の安全性再評価(耐震バックチェック)の最終報告に2件3カ所のミスがあったと発表した。玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の耐震性評価の前提となるデータが誤入力されていた。保安院は同原発だけでなく、電力会社など原子炉や原子力施設を保有する全国12事業者に再点検を指示。原発の再稼働を判断する「安全評価(ストレステスト)」の実施が全国的にずれ込むことが確実となった。

 九電や保安院によると、入力ミスは玄海3号機(定期検査中)の地震解析データで見つかった。原子炉建屋上部にある「復水タンク」の屋根の重さを、本来は2600トンなのに「260トン」としたほか、原子炉建屋に隣接する補助建屋の基礎と地盤との関係を示す定数を、2カ所で2倍の数値に誤入力していた。これらは九電の子会社がゼネコンの大林組(東京都港区)に委託して入力・解析した。
(以下略)毎日新聞・東京7/23

 屋根の重さの桁を10分の1にしてしまったとは、なんと恐ろしいことか。仕事に緊張感がなく、発見されてもどこのだれが責任を取るという体制でもないようだ。安全神話もこんな程度だったのだ。電力会社、保安院、原子力安全委員会。細野剛志さん頼んまっせ!!。

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