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2011年7月 5日 (火)

反戦塾乗11/7/5

米倉訪仏、有難迷惑?
 3月16日、おそらく福島第一原発がメルトダウンを起こしかけた頃、「千年に一度の津波に耐えたのは素晴らしいことだ。原子力行政はもっと胸を張るべき」と記者団の前で言い放った経団連の米倉会長。日本に居づらくなったのか、フランスへ行って彼の地の財界人に推進論をぶちまくっている。

 聞かされる方は、本当は商売敵の日本が脱原発し、原子炉輸出から手をひいてもらった方がいいはずなのに、そこまで気が回らないとは、お恥ずかしい話。

 前回記事にした「産業の空洞化」を盛んに喧伝していたのも彼だ。それに乗ってマスメディアで深刻そうにそれを受け売りしていた経済評論家や、したり顔でまくし立てていたコメンテーターも、最近はなぜか元気がない。帰ってからも、多分そんなことを気にする米倉さんではないだろう。

なぜかコケない菅首相
 塾頭から見ると、やんちゃ坊主か元気のいいガキ大将に見える松本復興相。発言がもとで早朝首相官邸に出向き辞表を出した。民放ニュース番組がこのネタを放っておくわけがない。くりかえし地元市民の反応などをおりまぜ、「菅首相の任命責任」に火をつけようとした。

 しかし、各局競争の中で、宮城県知事が部屋に入る前の松本大臣とおつきの人との会話からその後の一部始終を漏らさず放映する局がでてきた。その結果並みいるスタッフも、言葉遣いは悪いが、中身は被災地対策へのまっとうなアドバイスじゃないか、ということになった。

 明日から国会がはじまる。菅追及の決め手出現とばかり勇み立っていた自・公、松本氏の急な辞任もあってややズッコケた感じだ。後任に決めたのは、自由党から小沢一郎と行動を共にしてきた平野達男(参院・岩手)。手腕をどう発揮できるかにもよるが、このところ菅追放に腐心していた与党執行部を含め、コケるのは、アンチ菅の方、コケそうでコケないのが菅という図式が定着してきたようだ。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

東電が事故当初にフランスのアレバ社からの支援を断っている。
事故が収束しないので仕方なく、渋々アレバに支援要請した風に見えますね。
また汚染水の処理では間違いなく世界一のアレバ社製ではなくてアメリカの創立3年目で何の実績も無いキュリオン社がセシウム処理をする仕様で、トラブルが続発。
最後の塩分除去の日本製はともかく、何故名前も聞いたことが無い企業に依頼したかは、矢張り謎ですよ。
キャリオン社は、なにやら特別な特許を持っているとしているが、アレバ社も特許の数なら負けていないのですから、矢張り汚染除去施設が全部フランス製になるのを日本側が嫌ったからだろうと、フランス側からは見られるでしょうね。
最初の救援を断った理由も、
東芝日立など日本の原発企業のライバルで有るアレバの活躍は、営業的に日本が得にならないとの判断だとしか思えません。

投稿: 宗純 | 2011年7月 6日 (水) 16時10分

>『一部始終を漏らさず放映する局がでてきた』は事実とは違います。
色々調べたのですが、全てが明らかに編集されているのです。
これは残念ながら確かに真実の断片では有るが『真実』とは別ですね。
朝日や読売など大手キー局の編集では、何とかボロが出ない様に出ない様にと、つなぎ合わせているが、
対して問題となった地元東北テレビでは、
>『村井知事が出迎えなかったことで松本大臣の顔色が変わる。』
と東北テレビのナレーションが入るが、これは嘘。
実は松本大臣は至って冷静で顔色は変っていないし勿論怒ってもいない。
これは良く有ることで逮捕された人がジャンパーなどを頭から被らずにいると、『平然としていた』とか必ず書かれるが、本人は突然のことで頭の中が真っ白『呆然としていた』可能性のほうが高いのです。
被告席でふてぶてしくニヤリとしたと、優しげににっこり微笑んだは実は同じで、見る側の主観の方が違っているだけ。

投稿: 宗純 | 2011年7月 6日 (水) 16時34分

スポーツ実況ではあるまいし、無編集というのはありえません。ただほかと違ってブラフととれるような言葉の前後をそのまま放送していました。

漁民の意見がばらばらでは助けられないといった文脈で、知事も相づちをうっていました。親分肌というか坊ちゃんやくざ的ではあるが、そういう話し方をする人はよくいます。

品がなく礼に欠けますが、責任回避の役人言葉よりはわかりやすく、嫌いではありません。それを一様に一部の解同と結びつけるのはどうでしょう。本人に恐喝の前歴があれば別ですが。なお、私は東北でなく大阪郊外に住んでいました。

投稿: ましま | 2011年7月 6日 (水) 18時04分

空き缶にはなんでも入るのだと思います。脱原発派にも使い方がわかってきたのかな?

投稿: カーク | 2011年7月 7日 (木) 07時33分

反則を指示してボクシング界を追放された亀田父と、一見言葉使いが似ていますが、
誰にでも同じだった亀田父と松本大臣は正反対ですよ、
松本大臣は知事や市長などに対してだけはで、
自分は『オレ』で相手は呼び捨ての、『親分肌のやくざ的』亀田風だったのですね。
他のところでの言葉使いは実に懇切丁寧。
自分の家族にまで謙譲語を使う。やりすぎの気の使いよう。
まさに解同そのものですよ。
ましまさんが高い見識も経験もあり解同に対しても一方だけを御存知なのは承知しておりますが、
残念ながら、もう一方の方は御存知ではないらしい。
と言うよりも醜すぎる真実を知りたくないだけではないのですか。
解同は、そもそもの出自は人権団体であり民主的な組織だったのです。
誰彼関係無しに因縁をつけて絡むチンピラではない。
解同は利権団体で、首長でも教育委員会や教員組合でもなければ睨まれることは普通はありません。
何とも不思議です。
本人が解同の副委員長で№2の存在であり、無関係であるする根拠の方が余程わかりません。
何故最初から『無関係とする』と断定するのかと、首を傾げています。
これが例えば創価学会の会長が同じ発言をしたら、普通はその逆になるはずですよ。
それに、『恐喝』なら警察の関係ですが、
今回『本人は怒っていない』のですよ。
怒っている風を装って、
単に自分が相手の知事より『偉そうに』していただけ。
礼儀には違反しているが、法律には少しも違反していない。

投稿: 宗純 | 2011年7月 7日 (木) 09時21分

松本龍元大臣の就任直後の東北被災地訪問の問題の部分ですが、
何かと『そっくりだ』とずっと思っていたのですが、やっと思い出しました。
あれ、昔にはよくいた戦前の軍国主義教育を受けた体育教師が、自分が受け持った中学生に対しての態度とそっくり同じですよ。
ボールをつきながら現れ、岩手県知事に対して、手加減無しで思いっきり全力でサッカーボールを蹴りこんでいた。
取り損ねた知事は痛い思いをしているはずですが、何ンと2回も蹴って二回とも知事側が受け損ねる。

昔の思い出ですが、中学生の時に体育教師にうっかりとなれなれしい言葉使いをしたら、日頃は温厚のこの人物がとんでもなく怒って頭ごなしに叱られた思い出しました。
松本龍大臣は宮城県知事が対等であるかの如く振舞ったのが、許せなかったのです。

投稿: 宗純 | 2011年7月 7日 (木) 11時23分

カーク さま
宗純 さま

news使い捨てというか、いわゆる言葉づかい更迭の連続で去年から今年にかけてどれだけあったでしょう。松本さんの話ももう下火のようです。

真の理由は、仕事上の失政ではなく「国会運営の妨げ」でしょう。こんな政治の続くことに一番危惧の念をもっています。

投稿: ましま | 2011年7月 7日 (木) 15時22分

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