« 一触即発 | トップページ | 12月の光線 »

2010年12月 9日 (木)

反戦塾乗・10/12/9

  この「乗」は4回目のものである。調べてみると、最初が去年の12月3日、2度目は去年の今日、12月9日、それからずーと飛んで今年の5月24日。ちなみに「乗」とは「記録」の意味で、使われ方としては、永井荷風の『断腸亭日乗』が有名だ。だが、そんなことを毎度解説するようではしょうがない。

■開戦の日
 ――ということで、昨日が太平洋戦争開戦の日に当たることに気が付いた。来年で70年前のことになる。年をとるわけだ。わが海軍は、ハワイを急襲して米艦隊を撃滅。今は空母・ジョージ・ワシントンと仲良く黄海で合同演習。喜ぶべきか嘆くべきか……。

■金星探査あかつき
 金星探査機「あかつき」が軌道投入に失敗した。6年後再び接近したところで再トライするという。だれも言わないからあえて言う。直接費・間接費あわせて何億かかるのか知れないが、こんな膨大な税金の無駄遣いはない。

 地球温暖化の参考、子供に夢……?、どれを聞いてもどうもうさんくさい。はっきり言えばいいのだ「技術を兵器開発に応用すれば戦争の役に立つ」と。

 「だから止めろ」などと塾頭は言わない。ノーベルのダイナマイト発明は、戦争に使われ多くの人命を奪った。その厳しい反省に立って、ノーベル賞が生まれ、世界の平和や幸福に寄与する人々を表彰するようになった。

 原爆開発にかかわった学者の多くも反核運動の先頭に立った。今使っているコンピュータのソフト・ハードの発達は、軍事利用の研究でもたらされたものだ。研究成果が人類の生活に役に立つかどうかは、すべて人間がきめることということを銘記しておこう。

■市川海老蔵
 歌舞伎役者が酒場でけんかしてけがをした……、これがそんな何日も何日も繰り返すほど価値のあるテレビのニュースなのか。海老蔵がエビのように体を折り曲げて謝罪、あまり何度も繰り返すので他の局へまわすとそこもまた同じ。

 民放すべて同じなのでNHKなら、と思ったらそこまで同じ。海老蔵にしないと視聴率が落ちるのだろうか、でもどこも同じなら上がるわけがない。塾頭のようにあきれて消してしまう人がいれば、下がることもあると思うのだが。

 無期限謹慎をするというから、江戸大歌舞伎の伝統だけではなく、信長の頃のかぶき者、河原こじきといわれた時代からの演劇史も研究してみることをおすすめする。

■小沢招致
 民主党では岡田幹事長が悩んだ末、政倫審に小沢前幹事長を招致する方向で考えているようだ。なぜ(証人)「喚問」でなく(参考人)「招致」なのだろうか。小沢さんは首相に呼ばれてもでてこないような人だから、招致なら断るだろう。

 すでに被告人となることが決まったからには、政倫審のような非公開もあり得るという場でなく、裁判という司法のもとで真実が明らかにされる、したがって出席の必要はない、という小沢氏側の言い分にも一理ある。

 この及び腰でインパクトのない方針では、菅内閣の評判がさらに失墜することは必定、それならば最初から国政の必要上定められた、法的根拠のある「証人喚問」にした方がいい。これなら小沢さんは拒否できない。

 小沢さんは、「不法な支出はしていません」「法に従って」「国会決議があれば」というようなことを日頃よく口にする。世間の評判に反し、ある意味で「法」には生まじめな人だと思う。小沢さんが闘う舞台としては、小沢さんが作ったといわれる「政倫審」より、法的根拠がしっかりしている予算委員会の証人の方がふさわしいのではないか。

■訃報

 最初にブログを開設したのが05年、その当初のころからお会いしたことはないが、お互いのブックマークを設け、文芸上の薫陶を受けていた「狸便覧亭ノート」のtaniさまが、逝去されたことをコメントで知った。

 やや年上の先輩で、「反戦基地」というカテゴリまで作っていただき、応援・激励していただいた。地元での同好の士の世話役もされ、お元気そうだったのに残念なことである。ご冥福を祈り、左がわに設けた「桟敷席」のブックマークは、当分そのままにしておくことにする。

|

« 一触即発 | トップページ | 12月の光線 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/38013747

この記事へのトラックバック一覧です: 反戦塾乗・10/12/9:

» WikiLeaksを巡る疑念はてんこもり [マスコミに載らない海外記事]
2010年11月30日 火曜日 02:43 Mobin Pandit ドーハ発: 大いに喧伝されている内部告発ウェブサイトWikiLeaksによる、イランと三つの湾岸アラブ諸国、特にサウジアラビアを巻き込んだ、いわゆる暴露記事も、カタールでは、そのまま受け取る人はさほど多くない。 “機密”外交公電の、いわゆる大規模漏洩... [続きを読む]

受信: 2010年12月 9日 (木) 20時53分

« 一触即発 | トップページ | 12月の光線 »