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2010年11月14日 (日)

敵塩になりませんか

 自民党は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像流出問題で、馬淵澄夫国土交通相と仙谷由人官房長官の監督責任を追及し、罷免も含めた辞任を要求する方針を決め、さらに、菅直人首相が両閣僚を更迭しなければ参院での問責決議案の提出も検討するのだそうです。

 まさか、本気じゃあないでしょうね。中国のネットウヨはこう書きます。「領海内で合法的に操業していた漁民を逮捕した日本の所管大臣が責任をとって辞任」、「総理大臣も責任を国会で追及されて辞職に追い込まれるに違いない」、「小日本は全面降伏。中国人民の勝利だ!」。

 中国共産党のタカ派はこういうでしょう。「打落水狗!」。ASEAN諸国もロシアもアメリカも日本の政治の混乱にはあきれ返っている、今こそ徹底的にたたきのめして、決定的優位に立つチャンスじゃないか、胡錦濤は生ぬるい、と。

 世界の動き、国益よりも、政局しか目にない、そんな自民党なら、支持率過半数はとても無理でしょうね。最近は自民党の良識派にも注目しているんですが……。

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コメント

最近の国会中継を見ていた感じたことですが、野党になった自民党ですが見るにたえない。
この程度の政党が本当に今まで半世紀以上も日本の政治を取り仕切っていたのかと、ただただ呆れ果てています。
(多分官僚が行政を全て行っていたのでしょう)
軍事オタクの石破さんは少しはましだが、それ以外の議員は馬渕辞任要求のような筋違い、見当違いで口汚く罵るだけで、まったく国会質問になっていないですね。
国交省ですが本省だけでも6万人、外局の海保は1万人以上の職員数なのですから一人や二人の個人的な不祥事は当たり前なのだとの当然の常識が働かないのです。一々トップが辞任していたのでは幾ら首が有っても足りないが、
それにしてもこの騒動の火付け役の前原誠司前国交相の責任には誰一人言及しないのは何故でしょうか。?
実に不思議な現象です。

投稿: 宗純 | 2010年11月15日 (月) 09時22分

コメントありがとうございます。

 自民党は漁民を逮捕したことについて、あるいはその後の前原大臣の言動にクレームをつけているつもりはないんですね。

 しかし、流出事件の詳細を知らない中国の庶民(情報はすべて国家で統制されていると思っている)は、そんなめ込み入った事情をパスして、結果だけで判断を下すのは目に見えています。

 自民党も、流出を可とするのか不可とするのか、仙石さんも含めて、誰の何を問責するのか目標が定まっていないはずです。それを含めて「本気ですか?」と言いたくなるのです。これは、多分実現しないでしょう。

投稿: ましま | 2010年11月15日 (月) 10時16分

敵の敵は味方。
野党の仕事は与党を倒すこと、何も矛盾していないと思います。

投稿: ていわ | 2010年11月16日 (火) 08時55分

自民党の敵は民主党。そのまた敵は中国?。中国の味方は自民党?。自民党もそこらはどうでもいいようです。こんなわけのわからないごたごたをしている場合じゃないと思うんですがね。

投稿: ましま | 2010年11月17日 (水) 07時31分

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『ワイルドカード前原誠司』 最近の国会中継を見て感じたことですが、野党になった自民党は見るに耐えない。見苦しく情け無い末期状態である。 この程度の政党が本当に今まで半世紀以上も国の政治を一党だけで取り仕切っていた日本の現実に、ただただ呆れ果てています。 (多分優秀なキャリア官僚が全ての『行政』を行っていたのでしょう) 戦闘(戦術)や兵器に詳しい軍事オタクの石破さんは少しはましだが、それ以外の議員は馬渕辞任要求のような筋違い、見当違いの不見識、口汚く罵るだけでまったく国会質問になっていない。 国... [続きを読む]

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