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2010年10月14日 (木)

10大ニュースは?

  チリの鉱山落盤事故で33人全員が救助された。テレビも新聞もこのニュースでもちきりだ。今年の日本の10大ニュースを言うにはまだ早い。しかし、今年ほど100年に1度あるか、50年に1度あるかといったにニースが矢継ぎ早に起こった年は、これまであっただろうか。

 その最たるものは、エリート検察官による証拠物件変造が明るみにでたことである。つまり、閻魔大王が舌を抜かれる瀬戸際に立っているとでも言おうか。前代未聞である。

 政治は、もう目が回りそう。現・自民党系以外の野党が政権交代を果たした。これは去年の事だが、60年このかたなかったことだ。外交密約が暴露され、事業仕訳が公開されるなど、官僚と押しつ戻しつという変化は今年に続いた。

 その清新と見られた鳩山首相が、半年余りで小沢幹事長と共に辞任。原因となった沖縄普天間基地移転問題のぶざまな日米合意と社民党連立離脱。それを受けて菅首相が表に立ったばかりの参院選で与党過半数割れ、ねじれ国会再来へ。

 その余韻もさめぬ中、民主党の代表選が菅・小沢の正面衝突で過熱。次の首相に若し小沢が選ばれれば、菅内閣が3、4か月でまた交代するという瀬戸際に立った。小沢首相になれば、検察審査会の度重なる起訴への決定を受けて、自らの問題で指揮権を発動するか、被告として法廷に立つか、前代未聞の事態になるところだった。

 対外関係では、尖閣諸島の漁船衝突事件と中国の強硬姿勢への対応。これらはいずれも10大ニュースから外せない。政治関連では、まだまだ尾をひく問題が残っており、年末までに新たな10大ニュース入りする事件が起きる可能性は大である。

 大相撲の大関解雇や、NHK中継返上。これも生まれてこの方なかったことだ。ノーベル化学賞に日本から2人受賞、中国の反体制運動家の平和賞受賞もある。そして、取り調べ可視化問題に発展した検察・警察の調書依存、証拠不足が招いた無罪判決という大きなニュースもはずせない。

 止まらぬデフレ、ギリシアの金融危機、円高、不況。それに記録破りの酷暑。しかし、もうこれで10では足りない。ニュース仕分けで、分野別ベスト10にするしかなさそう。韓国軍艦撃沈事件も北朝鮮の金正恩さんも、このままではどこかに行ってしまいそうだ。

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受信: 2010年10月15日 (金) 10時27分

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