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2010年7月13日 (火)

プロライフ&プロチョイス

 62年前の今日、1948年7月13日に人口妊娠中絶を容認する優生保護法が公布された。この年は片山哲(社会党)から芦田均(民主党)、吉田茂(民自党)と3人も首相が入れ替わった(今よりひどい)。アメリカの反共シフトが進み対日民主化占領政策転換が明確になってきた年である。つまり、戦後左翼の天下、最後の年といっていい。

 Wikipedia にこうある。 

 左派は圧倒的に中絶に賛成の立場であり、中絶の権利の習得のために闘った各国のフェミニストは歴史的にいつも右派保守政治家に反対された。例えば、現在、過激キリスト教と関連するフランスの右翼団体が反中絶デモ(Anti-IVG)を行っている一方、左派は中絶は女性の重要な権利であると唱え、保守系の反中絶活動に断固反対する。現在においても衝突が激しい。

 ただし、当然のことではあるが、左派が中絶の権利をフェミニズムや女性解放と結びつけるのは、国民国家時代の先進国の、とりわけキリスト教世界の言論の中であって、歴史的には、プロライフやプロチョイスなどではなく、単に育てる価値のない子供は殺すべきという理由で中絶をしていたし、今もしている。

 プロライフ(英: pro-life)は、生命を尊重する立場のことをいい、狭義では人工妊娠中絶の是非をめぐる議論における中絶反対派のことを示す。具体的には「胎児の生命」と「女性の選択権」を比較した場合、「胎児の生命」を優先する立場のこと。対語はプロチョイス(チョイス=選択)あるいはプロライト(ライト=権利)である。

 さて現在。左右対立の中で「夫婦別姓」論争に(主に右の方から)熱が入るが、千葉法務大臣の落選で法制化の目途はたたなくなったようだ。一方「中絶」については、優生保護法制定の頃から見て医療水準や社会環境も大きく変わっている。しかるに少子化対策や母体保護などの観点から見直そうという議論はあまり聞かない。

 この方はこのままでいいのだろうか?。えっ?、「アメリカの共和党と民主党のようになっても困る」。それもそうだ。

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プロライフとプロチョイスについて、ちょっとだけ考えたことを http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/53766637.html#53781048 にコメントしたのでメモしておく。 [続きを読む]

受信: 2011年1月16日 (日) 03時57分

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