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2010年4月19日 (月)

言語明瞭意味不明

 この言葉はかつて竹下総理大臣を表現したものだったように思う。19日、鳩山総理はぶらさがり会見で鹿児島県・徳之島で大規模な反対集会が開かれたことについて、「大変なエネルギーだと思う。徳之島のみなさんがこれだけ集まったということは、ひとつの民意だと理解すべきだ。そういう民意というものを勉強させていただきながら、政府として普天間の移設先に関しては真剣に考えていきたい」述べたことを各紙が伝えている。

 ここ数日間、政治テーマから遠ざかっているが、こういった報道につくずく嫌気がさしたことにもよる。総理の意図がさっぱり伝わってこない。オバマの反応が「大丈夫なのか?」といったものだったとしても当然だろう。首相は政治と科学実験「ゆらぎ」を混同しているようだ。

 そうであれば「首相としての資質を欠いている」と言われても仕方がない。国民は実験動物ではない。「ひとつの民意」の取り方にもふた通りある。ひとつは「いくつかある民意のひとつとして」の意味で、片方は「民意のはかり方のひとつとして」である。

 そのいずれかでまったく逆の意味になる。そこを質問した記者は、一人もいなかったようだが、マスコミもそのまま生で流して涼しい顔をしている。日本の政治の貧困ここに極まれり、の姿だ。

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かな?

投稿: 宮本 | 2010年4月19日 (月) 19時45分

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 徳之島に米軍基地が移転してくる案に反対する集会が開かれ、1万5千人が集まったという。 地元の了解困難、広がる悲観論=首相窮地に-普天間移設 [続きを読む]

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