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2010年1月19日 (火)

読売とは瓦版のこと

 瓦版の歴史は古く、一説によると江戸時代初期の慶長20年(1615)までさかのぼるという。幕末に近づくと、幕府の諸規制にもかかわらず庶民に迎えられ、多色刷り職業絵師の手も加わって、浮世絵と肩をならべる程の豪華なものもあったという。

 瓦版(かわらばん)というのは俗称で、幕府の法令では読売(よみうり、「読売新聞」とは無関係)が正式名であった。以下は西山松之助編『江戸ことば百話』(東京美術)からの引用。「人魚図」(1805年)は、早稲田大学演劇博物館蔵、同書所載。判読は反戦塾。

 内容には事実無根の噂話もあったが、比較的正確なものも少なくない。また、政治を批判したり茶化したりする反骨精神のものもあり、他方では幕府政治をたたえる内容のものもあった。

Photo 人魚図
  一名海雷
越中国放生渕四方浦ト申所ニて
猟船をなやましさまたげ候物へ鉄炮
四百五十挺ニてうちとめる
 頭 三尺五寸
 丈 三丈五尺
 髪ノ毛長サ壱丈八尺
 両腹ニ目三ツ宛有
 角丸ク二本金色也
 下腹朱の如く赤き也
 鰭に唐草の如キ筋有
 尾ハ鯉のごとし
  なく声ハ壱里もひゞき候
此魚を一度見る人ハ
寿命長久し悪事災難をのがれ一生仕合
よく福徳幸を得ると
       なり
  文化二丑五月

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