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2009年12月24日 (木)

しっかりしろよ!民主党

 まず今日の毎日新聞朝刊の記事をそのまま引用する。

 政府は23日、10年度の防衛予算で、海上自衛隊最大となる新型護衛艦の建造費と、新型戦車の整備費を計上する方針を固めた。事業仕分けでは、装備品に関して「政治判断を待つ」と結論を先送りしていた。

  護衛艦の建造費は巨額に上ることから、連立与党の社民党から異論が出る可能性もある。新型護衛艦は広大な甲板を持つ空母型で、ヘリコプター9機の同時運用が可能。全長248メートル、基準排水量1万9500トンで、約1200億円を計上する見込み。災害派遣や国連平和維持活動(PKO)の洋上拠点として活用する方針。

 新型戦車は74式戦車の老朽化に伴い代替として導入する。防衛省は16両(約150億円)の導入を求めているが、台数はまだ決まっていない。

 防衛省幹部は同日、「防衛・財務省間では計上でほぼまとまった。ただ、社民党が受け入れるかどうかは確定していない」と語った。【仙石恭】

 政治判断の先送り、その最たるものが防衛関係予算だ。普天間飛行場移転が決まらないから自民党当時の移転関係予算をそのまま計上とか、防衛大綱の見直しを来年に持ち越すからとか、事業仕分けでも「政治判断が必要」と防衛問題から逃げまくっている。

 ここで新型戦車の話が出たので、当塾の過去の関連記事をたぐってみた。その戦車は相模原の自衛隊基地でマスコミに得々として公開した(「怒!高いおもちゃ」08/2/14)ものだ。開発費48億円、1台7億円。

 次の記事(「高いおもちゃ、国会質問」09/3/17)は自民党が組んだ本年度予算に対し、前川清成民主党参議院議員が行った国会質問の内容である。不合理というより滑稽な予算付けであることを的確に指摘している。まさに当塾が指摘してきたことである。

 その戦車を導入する予算を民主党内閣がつけるというのである。自民党は、議会で前川質問をそっくりそのまましてみたらどうだろ。公約違反というより裏切りに近い予算付けだ。しかも、最初の公表価格が1台7億円、本年度予算では8億円、来年度予算を単純計算すると9.5億円、まさにデフレ宣言の逆をゆく。

 さらにもうひとことつけ加えておこう。記事にいう「護衛艦の建造費は巨額に上ることから、連立与党の社民党から異論が出る可能性も」である。主婦の総菜の買い物ではない。本当に必要なものなら国民の命と安全を守るためだ、バンとはり込めばいい。そうでない、あやしげな予算付けをやり玉にあげるのが社民党であってほしい。同様の趣旨は18日の「PAC3」でも述べておいた。

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