« マスコミの変調 | トップページ | しっかりしろよ!民主党 »

2009年12月23日 (水)

象徴天皇の明日

 全く違うネタを考えていた。ところが今日は天皇誕生日。早速検索があったのでよく見たら10月20日の記事に「皇后陛下の誕生日」とあるところへ行っている。それで、皇后陛下だけをとりあげるのでは不公平かな、という気がしてこれにした。

 先日の羽毛田宮内庁長官関連で「天皇政治利用」問題があったばかりである。今日も陛下の健康に配慮して恒例の「おことば」も会見によらず文書だけだ。当ブログは昨年10月、「即位礼20年を祝日に?」という記事を書いた。

 要旨は、即位なら皇室典範第4条で1989年1月7日である。翌年11月に即位礼が行われたのは、平安時代に唐から導入された儀式に沿った神事によるもので、いわば私的な祭祀である。これを休日にしようと企んだのは、「日本は天皇を中心とする神の国」といった森元首相が中心の「天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟 」だった。

 前記事でも言及したが、こんな例は明治から昭和まで聞いたことがない。改憲が遠のいたために仕組まれた政治利用と思われても仕方がないだろう。幸い政権交代の大波の中で「休日法案」は審議未了になったため実現しなかった。今回の天皇のコメントの中に次のようにある。

 本年は、私の即位から20年、私どもの結婚から50年という節目の年に当たりますが、4月の結婚50年に際して、また、11月の即位20年に際して、多くの人々から祝意を寄せられたことに深く感謝の意を表します。

 天皇の健康を気遣わなければならない年に、こんな盛りだくさんなイベントを考えたのは誰か、天皇だけではなく皇族がたの健康を害するような「商業利用」を執拗に繰り返したメディアはどこか。答えはもう出ているだろう。このような国民に、なお気遣わなければならない陛下は、お痛ましい限りである。誕生日を祝し、長寿を全うしていただきたい。

|

« マスコミの変調 | トップページ | しっかりしろよ!民主党 »

憲法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/32707062

この記事へのトラックバック一覧です: 象徴天皇の明日:

» 一阿の 「普通の気持ち」 2 [ガラス瓶に手紙を入れて]
※管理人〔しーたろう〕から皆さまへのご連絡※12月15日の天皇陛下と中国副主席とのいわゆる「特例会見」の件、遠藤健太郎オフィシャルブログさま「外務省『抗議してほしい』」によりますと、なんと、外務省側があからさまに「抗議して下さい」とおっしゃっているというので、下の記事に文例と書簡・FAXの送付先をアップしております。よろしければご参照ください。  〔しーたろう〕... [続きを読む]

受信: 2009年12月23日 (水) 12時35分

» 拝啓 天皇明仁様2 [たかしズム「ネトウヨ、バカウヨ、ネット右翼、恥さらし、売国奴、日本の恥」を語るための、たかしのブログ]
============================================== 拝啓 天皇明仁様 陛下、七六歳のお誕生日並びに在位二〇周年おめでとうございます。 私はブログ「たかしズム」のたかしと申します。実は私はかつて、一度陛下にお手紙を差し上げたことがあります。 <拝啓 天皇明仁様> http..... [続きを読む]

受信: 2009年12月23日 (水) 19時11分

» 天皇陛下 76歳のお誕生日 [王様の耳はロバの耳]
国民の努力する姿「深い感動」=支えられ幸せ感じる−天皇陛下、76歳に(時事通信) - goo ニュース 今朝は寒いけど良く晴れています。 天皇陛下は今日76歳のお誕生日をお迎えになりました。 おめでとうございます。 {/kaeru_fine/} 天皇陛下は「人々が助け合ってよい社会を作ろうとする姿に感動する」そして「この様な国民に支えられ勤めを行ってゆく事は幸せ」とお気持ちを示された。 爺は国民の一人として過分なお心遣いに感動してしまった。 {/kaeru_thank/} 「私が天皇陛下ならーー」... [続きを読む]

受信: 2009年12月24日 (木) 08時37分

» どうしようもなく政治的な存在『天皇』 [逝きし世の面影]
プロイセンの戦略家クラウゼヴィッツの著『戦争論』によれば『戦争』とは、平和憲法下の我々日本人一般が考えるような何ら珍しい存在(特殊な極悪、犯罪行為)ではなく、『他の手段をもって行う政治の延長』(政治=戦争)と断定している。 しかし、この論理が正しいなら『外交とは平時に行う国家間の戦争行為である』との見方も出来てしまうのです。 『絶対安全なトーチカに陣取り後方から友軍に発砲?』 日本の大事な公的な行事である今上天皇と中国の次期国家主席最有力候補習近平副主席の会見予定日の前日のこと。 なんと、当の... [続きを読む]

受信: 2009年12月25日 (金) 10時43分

« マスコミの変調 | トップページ | しっかりしろよ!民主党 »