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2009年9月 5日 (土)

新古今和歌集より

2009_09050001            顕昭法師
萩が花まそでにかけて高圓の
  をのへの宮に領巾ふれるやたれ  

       祐子内親王家紀伊
置く露もしづごころなく秋風に
    みだれて咲ける眞野の萩原

                人麿
秋萩の咲き散る野邊の夕露に
  濡れつつきませ夜は更けぬとも

         前中納言匡房
河水に鹿のしがらみかけてけり
     浮きてながれぬ秋萩のはな

 「あれ?、萩は猪じゃなかったっけ。鹿は紅葉だよ」などと、優雅には縁なき衆生。歩いて10分ほどの公園の崖に、滝のように咲き乱れる萩があったのを思い出し、行ってみたら影も形もない。いつの間にかサツキの植え込みに変わっていた。

 帰りに住宅街を回ってみたが、原色の大きな花が咲く南方系外来種の草木が全盛で、萩など植えている家などない。日本人の生活から秋の七草がなくなるのは時間の問題か。せめて茅屋のか細い萩(写真)だけは守って行くことにしよう。 

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蝉の声はするけれど ハナミズキの葉っぱはもう秋 暑い日と涼しい日が 入れかわりながら だんだん 秋になってゆく 酸性雨のせいなのか あちこちで 赤松が枯れている  これも 枯れた赤松の切り株 ・・切り株でも貫禄がある ... [続きを読む]

受信: 2009年9月 5日 (土) 18時09分

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