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2009年9月26日 (土)

遺跡発掘

2009_09260004  高速道建設予定地での遺跡発掘が進む。右側は、瓦・陶器などの登窯、鐘などの鋳物製造場所跡、左下は低地の川筋跡から発見された多数の文字や絵入り土器が発見された場所である。これらにより、8世紀から9世紀にかけて、文献ではほとんど確認されていない下総国府の全体像が浮かび上がってきた。

 2009_09260001 出土した墨書土器などから、国庁の位置とその向き、またそれを中心とした右京・左京の区割り、国分僧寺・尼寺の立地、遊女や博士館などの存在、郡家・曹司の想定などがわかり、平城京を模した古代地方都市の姿を彷彿とさせている。

 国費を浪費してきたダムや大型道路工事が中止されると、こういった副産物をあまり期待でなくなりそうだ。また、発掘にあたる当事者は、国・地方の公務員天下り先でもある財団法人が多いだろう。「ムダの洗い直し」は大いに結構で進めて欲しいが、国、ふるさとの歴史に掘り起こしに蓋をされてしまうとなると、これもまた淋しい。

 民主党の政策に逆らう気は全くないが、文化・文明はかつての王侯・貴族の無駄遣いから多く生まれている。国だからできること、またやらなければならないこと、こういった面も長い目で見ておいてほしいという気がする。

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» 【政治】記者会見開放と八ッ場ダム報道 [散策]
今週は、上杉隆さんと神保哲生さんが鳩山首相の最初の会見から排除されたことの重大性について考えさせられました。 [続きを読む]

受信: 2009年9月26日 (土) 16時56分

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