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2009年7月19日 (日)

子供のための戦争の本

改訂増補版があります。こちらへどうぞ

 http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-874c.html

これは昨年8月にエントリーしたタイトルです。ここへヒットする検索が年間を通じて非常に多く、特に夏休みになるとそれが多くなるようです。“塾”にしては、不完全なものですが、毎日新聞記事などを参考に、前回分に加えてご紹介します。

①「日本児童文学者協会には「新しい戦争児童文学委員会」があって、さまざまな角度から、小学生・子供向けの戦争に関連する作品をとりまとめています。

 「おはなしのピースウオーク」は、公募作品と、あさのあつこさん・那須正幹さん・川北亮司さんら作家による短編や詩など40編6巻として08年1月に完結しました。また、女優の中嶋朋子さんらが朗読した8作品のCD(3枚組み)もあります。

 また、自治体によっては「こども図書館」などにそういった「特設コーナー」を設けているところがあると思いますので、照会されるといいと思います。

 本とCDの申し込み・問い合わせ先
  日本児童文学者協会電話番号
    03-3268-0691

②「子供の本・9条の会は昨春に設立され、▽「ちいさいモモちゃん」などで知られる作家の松谷みよ子さん▽「くまの子ウーフ」の神沢利子さん▽「おしいれのぼうけん」の古田足日さんらが代表をつとめています。

 このたび(09/7/15)、同会が企画した「9ゾウくん げんきかるた」¥1260が発売されました。読み札は大勢から寄せられたものの中から選び、絵札も絵本作家45に依頼しました。絵本のように楽しめるそうです。

かるたの問い合わせ
 ポプラ社
電話番号 03-3357-2212

コメントをいただいた方のご推薦です。
Kさんから――
こんにちは。私が子供のための反戦の本で思いつくのは、「かわいそうなぞう」です。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=140

小2の時、小学館の「小学2年生」の読み物として、「ぞうのトンキー」というタイトルで、上野動物園で起こった実話が掲載されていたのですが、初めて読んで、涙が止まりませんでした。
「かわいそうなぞう」として単行本が出たのは、もう少し大きくなってからですが、思い出しても泣けてくるので、もう一度読めといわれても読めないかもしれませんが・・・。
でも、一度は親子で読んでほしい本です。

Tさんから――
私が子供の頃読んで感動したのは、
「ゼロ戦~坂井中尉の記録」という本でした。
勇敢に戦った日本の将兵の真実を子供に
教えることは非常に重要だと思います。

是非、「新しい戦争児童文学委員会」には
この本を加えて欲しいものです。

トラックバックをいただいた方からのご推薦です。
世界一美しいぼくの村 [虹色オリハルコン]

私達日本人は、アフガニスタンというと、どんなイメージを持つでしょうか。荒涼としたほこりっぽい茶色の大地。武装した兵士たち。テレビで見るアフガンは、そんな負のイメージしか、わきません。しかし、もともと、アフガニスタンは緑も多く作物もたくさん採れた豊かな国だったのです。度重なるクーデターや、旧ソ連の進攻などによって、国土は荒廃し、食糧事情も悪化。内戦は全土に広がっていました。 せかいいち うつくしい ぼくの村 この絵本は、息子が幼いころいっしょに読んだ本です。作者の小林豊さんは、戦火... [続きを読む]

ロバート・ウェストールの本3冊[虹色オリハルコン]

「猫の帰還」「海辺の王国」「弟の戦争」http://blog.goo.ne.jp/hanamiduki87/e/07a742d3bd6ae2cf0227edb7ee5944e6」 この3冊は上のリンクで飛んでいただくと本の内容、解説、表紙の写真などがご覧になれます。

国際的選書・ハロー・ディア・エネミー作品

 「ハロー・ディア・エネミー」は「こんにちは、敵さん」という意味で、ドイツのミュンヘン国際青少年図書館が選書した80作品です。

日本の作品
・「絵で読む 広島の原爆」(那須正幹文、西村繁男絵、福音館書店)
・「サニーのおねがい 地雷ではなく花をください」(柳瀬房子文、葉祥明絵、自由国民社)
・「二度と」(紙芝居、松井エイコ脚本・絵、童心社)など7作品

日本原作で海外で出版されたもの
・「伸ちゃんのさんりんしゃ」(米国)
・「かわいそうなぞう」(カナダ)

広島で被爆した少女サダコの物語(インド、オーストラリア)

海外の作品
・「ハロー・ディア・エネミー!」(インゲ・シュタイネケ絵、グードルン・パウゼバンク文、桑田冨三子訳、くもん出版)☆川をはさんで青軍と赤軍がにらみあっていた。軍服を脱いだ両軍の兵士が川で出会うと、誰が敵か分からない。

・バスラの図書館員(ジャネット・ウィンター絵・文、長田弘訳、晶文社)☆イラクの図書館員は戦火から本を守ろうと、3万冊を友人の家やレストランなどにこっそり移動させた。

・ちいさなへいたい(パウル・ヴェルレプト絵と文、野坂悦子訳、朔北社)☆ある日、戦争は始まり、ぼくは軍隊にかりだされた。仲間は次々に死に、ぼくは恐ろしい出来事をたくさん見た。

・ゆらゆらばしのうえで(はたこうしろう絵、きむらゆういち文、福音館書店)☆ウサギを追うキツネ。2匹ともシーソーのように揺れる橋に乗ってしまう。揺れる橋の上で2匹は力を合わせる。

巡回作品展については、次のページをご覧下さい。
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1fab.html

お問い合わせ先
JBBY(日本国際児童図書評議会)事務局
(電話03・5228・0051、メールinfo@jbby.org

⑥近刊

・13歳からの平和教室(浅井基文、かもがわ出版¥1680)

こちら↓《更新版》もご覧下さい。

http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-874c.html

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受信: 2009年7月20日 (月) 05時38分

» ロバート・ウェストールの本、3冊 [虹色オリハルコン]
「反戦塾」様より「子供のための戦争の本」というエントリのトラックバックをいただきました。以前から、これに関連して、ある児童文学作家をご紹介したかったのですが、夏休みにも入ったことだしよい機会なので私も、一つ記事を書きたいと思います。 実は私、若いころは、子供が嫌いで・・・{/panda_2/}、 自分が子供のころから子供嫌いだったのだから、子ども時代は特にもう自分でも自分の性格をどこかもてあましたものです。 そんな私が母になって、大丈夫なのかと不安もあったのですが(汗)・・・、自分が子どもの時して... [続きを読む]

受信: 2009年7月22日 (水) 11時55分

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