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2009年5月 8日 (金)

民主敗北も視野に

 本ブログは、小沢民主党代表の秘書逮捕を受けて3月4日付けで「小沢辞任しかない」の記事を掲げた。それは、時をおかず辞任することが、小沢氏独特のカリスマ性と政治生命を生かし、民主圧勝をギャランティする道だと思ったからだ。

 次ぎに4月1日付けで「小沢辞任は今月中」をエントリーした。本当は、検察の選挙干渉が取りざたされ、国民の関心がさめやらぬ事件発生直後がよかった。それでも、起訴の内容や自民党関係者への捜索を見極め、後継代表候補のめどをつけ拙速をさけるという理由なら我慢もできた。

 しかし、それもぎりぎり連休前までで、国会が始まる頃には完全に麻生ペースになり民主が解散総選挙の主導権をにぎるのが困難になる。そこで、エープリルフールデーに今月中という予測を立てた。しかし小沢氏は言を左右にするのをやめて最近は開き直り発言も聞かれるようだ。

 過去小沢氏の影武者のように行動を共にし、時にはマスコミ批判の矢面に立って支えてきた恩人の藤井裕久氏や、ニセメール事件など党の危機に際して絶妙な手腕を見せた渡部恒三氏など最高顧問の忠告に対し、「マスコミに向けた老人の繰り言だ」というニューアンスの批判をしたという。

 これまでどうにか保ってきた小沢氏のカリスマ性は、完全になまった。われわれ市民は政治家に直接接触するわけではない。多くのこまぎれ情報から判断するしかない。昨日から始まった国会の論争でも民主党に政局を動かすほどの迫力が一向に感じられなかった。

 小沢辞任もこれからでは遅い。民主党はこのままじり貧状態を続けていくのか。私はぎりぎり比較第一党とか、野党連立でかろうじて過半数などではなく、圧勝しなければ民主党勝利とはいえないと思っている。それは、いずれ政界再編の波からのがれられず、日本の政治が望まざる方向に流されることを心配するからである。

 この責任はひとり小沢代表だけでなく、小沢氏に変わる民主党の顔を擁立できない、あるいは自ら進んで候補を買って出る気概のない党員にもある。双方共に民主党の魅力をそいでいるとしかいえない。これで選挙に敗北するようでは、自民・公明をふくめたガラガラポンを本当に模索しなければならないような場面がくるかも知れない。

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コメント

ましま様
こんにちは。小沢氏についてはよくわからないというのが正直なところですが、ネット上の動画を見て、なるほどこういうみかたもあるのかと思っているところです。
一つは、検察OB郷原信郎氏と社民党保坂展人議員のトークライブ映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=GfNVjHittRw&eurl=http%3A%2F%2Fblog%2Egoo%2Ene%2Ejp%2Fhosakanobuto%2Fe%2F755847e3ac8bb97036f1853a74dfefc8&feature=player_embedded
もう一つは、「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第3者委員会」の映像です。
ホームページから、ほとんど全て映像で見られます。
http://www.dai3syaiinkai.com/
もうご覧になっているかもしれませんが、宜しかったご覧ください。

投稿: 散策 | 2009年5月 9日 (土) 00時02分

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