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2009年5月23日 (土)

盧武鉉前大統領自殺?

 23日午前、韓国の前大統領が金海市郊外にる自宅の裏山の崖から滑落し死亡したというニュースが飛び込んだ。自殺と見られている。奥さんを含む近親者が、後援者などから大統領在任中に多額の金品を受け取っていたということで捜査が進められていた。

 甚だショックなニュースだが、こんな例は他国にあるのだろうか。日本で宰相の自殺といえば、近衛元首相の戦犯逮捕直前の服毒自殺を思い出すが、検挙直前であったにしろ事情はまるで違う。どこまで事実か明きらかになるかわかなないが、韓国にとってイメージダウンは避けられないものとなるだろう。

 また、李明博大統領への攻撃を強めていた前大統領支持勢力にとっても打撃となるだろう。朝鮮には、現在も続いているかどうかわからないが、本貫一族の中で抜きんじた地位につく者が現れると、身内親戚をあげて、極端な場合本業を捨ててそこで寄食するようになり、当然のように分け前にあずかろうとする、ということを聞いたことがある。

 北朝鮮もそうだが、教育水準が高く近代化が進んでも、なかなか古来の因習から抜けきれないのだろうか。日本も人ごとのように言える立場ではない。激動する世界情勢の中で、もっとも近い隣国として緊密な関係でなければならない両国である。こういったことを克服していかなければならないのに、安直な排外主義で事件をあげつらうようなことだけはしないでほしい。

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コメント

韓国って、大統領を辞めた人は不幸になりますなあ、残念。ソ連はもっとひどかった気がするけど。

投稿: カーク | 2009年5月23日 (土) 19時36分

うーん……。

プーチンは例外第1号になるか?。
ブッシュは映画になって現在公開中。

日本は、楽隠居。結構なことで……。

投稿: ましま | 2009年5月23日 (土) 19時53分

朝鮮の問題は、管理人様が指摘していることと、権力を失うと同時に官憲によって逮捕されてしまうことです。
日本では、小泉がいかに憎くても、議員を辞めたとたん豚箱ということはありえません。
朝鮮は儒教国家です。こいつは近代法治主義を無効する作用がありますし、ヨーロッパ的価値観と衝突する思想哲学です。日本でも、論語とか言い出す阿呆はいっぱいいますが、現に彼らは現代の西洋的な価値観を認められません。
日本人は朝鮮人ほど儒教に精通できませんでしたから、現在非ヨーロッパ圏でヨーロッパ的な国づくりに成功したんだと思います。

脱亜入欧は今でも生きていると思います。
これからは亜細亜の時代なんていっているやつは西洋人にもいますが、ありえません。
19世紀ナポレオンも同じようなこといってましたね。
政治哲学上の革新的な変更が内部から起こらない限り、中国でも、朝鮮半島でも、英米独仏日のような先進国が生まれることはありえません。そして、彼らがそれに気づくまでは、関わらないことです。関われば、20世紀の日本人にようになってしまうでしょう。どうしても、関わらざるを得ないときは、英米人のような外人を巻き込むべきでしょう。

以前にもいいましたが、菅原道真が遣唐使を廃止して以来なぜ、大陸に学ぼうとする機運が一度も復活しなかったのかよく考えるべきです。中国人の遠交近攻ではありませんが、隣人だから仲良くする必然はまったくありません。
日本の反米右翼には大アジア主義が多いんですが、左翼にも白人コンプレックスの反動からくるレイシストというのはいるようですね。

投稿: ツーラ | 2009年5月24日 (日) 02時27分

日頃のコメントありがとうございます。

 すこしあげあし取りですが……。

>日本では、小泉がいかに憎くても、議員を辞めたとたん豚箱ということはありえません。
  自民党を辞めた田中角栄は、豚箱入りでした。

>菅原道真が遣唐使を廃止して以来なぜ、大陸に学ぼうとする機運が一度も復活しなかった
  鎌倉時代の重源は3度渡宋し東大寺を新技術「天竺様」で再建しました。同じく渡宋した栄西は鎌倉仏教の先覚者です。室町文化の絵画、陶芸などは明から学んでます。徳川幕府は朱子学を採用しました。

 歴史を見る場合、1時点でなく連続したものとして、その時海外では、全く逆の立場からなど複眼的に見なければなりません。貴兄は歴史にお詳しいようですから、脱亜入欧や大アジア主義の功罪は研究されていると思います。

 その場合でも、儒教であろうと民主主義や共産主義であろうと一方が善で一方が悪、または優れているとか劣っているという評価を差し挟んではならないと思います。唯物史観が退潮したのはそういう過ちを犯した人がいるからだと思います。

投稿: ましま | 2009年5月24日 (日) 14時06分

徳川幕府の朱子学というのも実は笑いものでね。日本には天皇がいるわけで、儒教をやるんなら、江戸の将軍はその存在を否定するか、京都の天皇を処刑して、自ら天皇にならねばなりません。天下に二人の皇帝は必要ありませんから。中国史はそのようになっているでしょう?
徳川は、擬似中華秩序のようなものを追及したんでしょうが、結局中途半端に終わっています。日本では儒教の類は紙学問の域を出ず、朝鮮や清国のように政治制度化はできていません。
南北朝時代も儒教をやろうとした一派がいたと思いますが、日本史をみるところ、失敗しました。
仏教思想はそもそもインドのものです。仏教の基本要素に中国的な要素はありません。仏教は世界宗教ですが、儒教は東アジアの一思想に過ぎませんが、仏教は世界宗教です。西洋人にも仏教徒はいます。つまり、内容に普遍性があるのです。だからこそ、中世の日本人も受け入れられたのでしょう。これを中国から学んだというのはおかしいのでは?水墨画のテクニックや茶碗の作り方などに政治思想は含みませんから、遣唐使と一緒するのは問題があります。
儒教がヒマラヤを越えられず、仏教は超えることができたということは決定的な差です。

どのような政治体制が最善であると私はいったことはありませんが、その政治体制を定義する哲学を分析すれば、その政治制度のもとでは、誰がなっても、危険を冒しやすいとか、国民の自由や財産を暴力で奪うとかいうことがあるということはわかるはずです。優劣があるというか、どちらが文明的かと言えというなら、やはり、あるという他ありません。
社会主義思想すなわち、唯物史観思想が問題ではなく、そいつを使った奴に問題があると、管理人様は言いたいんでしょうけど、それは、歴史をみればナンセンスです。
ヒトラー、スターリン、金父子、毛沢東、ポルポト、大日本帝国の軍官僚すべて、社会主義思想に影響された人々です。こういった国々では、好戦性、自他国民の拷問、虐殺の事例が顕著です。これをその指導者の問題とするのは、やはり無理でしょう。
管理人さまに感心しないのは、どこを敵(たとえば、日米)とし、どこを味方(たとえば、中国、朝鮮)とするか決めてから、それを有利にするように歴史の解釈、事実の収集、不利な事例は見ないか、軽視しようとしているように見えることです。
管理人様のように、複眼的にみるのであれば、明治憲法はかなり優れた部分もあり、一概に否定できないと言えてしまいます。左派から右派にグループを鞍替えすれば、そのように言うことは可能ですが、やはり、そうではないでしょう。
イデオロギーガチガチの左派から比べれば、管理人さまの主張はぜんぜんマシですが、社会よりも、自由とか平等とか人権を重視する私から見れば、まだ偏っているのです。

私の場合、個人の自由と平等という啓蒙思想を基準に判断しており、結果的に日米に味方することが多いだけです。

投稿: ツーラ | 2009年5月27日 (水) 02時49分

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受信: 2009年5月26日 (火) 09時39分

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