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2009年2月14日 (土)

日中関係史考10

 1933年(昭和8)76年前の今日2月14日、国際連盟の19人委員会は、リットン報告書の採択と、満州国不承認を内容とする英・仏・独などの9カ国小委員会案を全会一致で可決した。

 小学館の『20世紀年表』の政治・経済欄は、その年の年初から3月末までのをすべて満州関連の事項で埋める。以下、その引用。

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1.1 日本軍、山海関で中国軍と衝突。
1.2 関東軍出動(山海関)事件。
1.27 関東軍司令官武藤信義、熱河作戦の発動準備を命令。
2.14 (上述・略)

2.23 熱河省に侵攻。
2.24 国際連盟総会、19人委員会の報告書を賛成42・反対1(日本)・棄権1(シャム)で採択。日本代表松岡洋右、「日本は日支紛争に関し国際連盟と協力せんとするその努力の限界に達した」と宣言、退場。

3.27 内田康哉外相、連盟総長ドラモンドに日本の国際連盟脱退を正式に通告。詔書発布。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

 なおこの間、1月30日にヒトラーが独首相に就任した。第2次世界大戦の地下マグマが動き出したこの3か月である。

 追記 さきほどの読売ニュースによると、民主党小沢代表とクリントン米国務長官の会談が決まったようだ。当塾の主張が実現し有難いことだ。

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受信: 2009年2月14日 (土) 11時02分

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