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2008年12月11日 (木)

続・鬼が笑う政局予測

 本当は、ジャーナリストでも評論家でもないのに政局予測などしたくない。だけどこの混迷ぶりをみていると、せめて来年に年越しの夢をかけたくなる。前回この題を使ったのは11月26日だった。自民は「自壊寸前」と書いたが、内閣支持率が21%などという数字も出て、もはや無政府状態に近いと言い換えなくてはならないのか。

 小泉元首相は、「改革」の旗振り役をしていた議員が集まる集会で、「こういった時こそジーット我慢が必要」というようなことを言ったらしい。政局は、来年通常国会まで多分これでいくだろう。ジーット我慢するのは、麻生首相をはじめ、自民党の若手・中堅・ベテランの議員、苦悩の公明党、さらに小沢率いる民主にまで及ぶ。

 我慢しきれないのは、渡辺喜美。しかし彼に続くものはなく、また孤立の道を行くしかない。次ぎは公明党。もうここまでくれば自民に三くだり半(離縁状)は出せない。公明発案のばらまき政策不人気もあり、同居離婚同然となる。

 そこで麻生の我慢が臨界状態になる。通常国会を前に新年挨拶などあらゆる手を使って「責任政党」を喧伝する。その上で解散権を行使する。自民党が比較第一党になれば最善、なれなくても解散の大義名分を手にする。いかに楽天家でも不況はより深刻化するだろうし、支持率が9月までに劇的に改善するとは思わないだろう。

 首相のクビをつなぐにはこれしかない。したがって、野党が内閣不信任案を出す→過半数で否決する→参院で野党が問責決議案上程→採決前に解散、というきっかけがほしい。それで、負けてもともとの大勝負が打てる。そうなる前提は、国民が一番我慢しきれなくなっていることを感じさせることだろう。

 年を越せば、もう史上最短の麻生内閣などと言われなくてもすむし、再起不能の歳でもない。また、巷間言われている政界再編は、それほどドラマチックに展開することはないだろう。なぜならば、保身第1の昨今の政治家は、「ジーット我慢の子」が似合っているからだ。

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コメント

拝啓ご無沙汰しましたが、ボクは益々衒気です。
まだまだ持つとの名医のお墨付きを頂いたばかりです。
年末天長節(天皇御誕生日だった!懐古。)の佳き日、隣市生涯学習センター文化ホールで、
田原総一朗の文化講演があります。
演題は「時局をよむ」日本のゆくえ、地方のゆくえ。
自由席予約制ですが、入場券が往復はがき返信されました。その昔、同氏ファンだった「野良狸」さんどうしているか…、思い出されます。これまた回顧!

投稿: tani | 2008年12月12日 (金) 11時24分

玉簡拝誦
ご健勝のお墨付きとは同慶の至り。
こちらも暮れまでに行こうかどうするか思案中。
あやかりたいです。
撫録(ブログ)でさえ「回顧」する立位置に来たかと、感無量。兄お見通しのように古撫録をせっせと焼き直している昨今です。
「野良狸」さん、宮崎県からたしか三多摩に巣を移され、それからは……。なつかしいですな。
またお目にかかります。

投稿: ましま | 2008年12月12日 (金) 16時29分

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