拝啓 麻生総理大臣閣下
景気と閣下の人気の低下がこれでもかこれでもかと繰り返し報道される昨今、国民のため日々のご活躍感謝に耐えません。
時事通信社が12~15日に実施した世論調査で、内閣の支持率が22.1ポイント落ちて16.7%になったことを、毎日新聞が他社の調査であるにもかかわらず伝えています。
一週間前に自社が行った調査が21%なので、この急落ぶりに多分びっくりしたのでしょう。それでも閣下は動じてはいけません。すくなくとも一国の総理です。前回や前々回の総理のようなショボイ辞め方はしないでください。
閣下のお爺さまも国民からあきられ、最後はさんざんの人気でした。「曲学阿世」など読み方は正しかったものの学者をバカにする問題発言もありました。党内の混乱に加え野党攻撃にも、予算通過のためひたすら耐え忍んだお爺さまは、予算委員会の途中でつい質問者に対し「馬鹿野郎」とつぶやいてしまいました。
これが暴言だとし、いわゆる「馬鹿野郎解散」になります。しかし、カッコよかったです。白足袋に舶来の葉巻をくゆらす姿。庶民にはわからなくてもにくまれても意地がありました。それで今は戦後の名宰相で通ります。
支持率を上げる簡単な手を教えて差し上げます。来年早々にも「解散する」とひとこと言えばいいのです。きっと株価も上がるでしょう。「続・鬼が笑う政局予測」のような解散の仕方をすれば支持率数%上昇することうけあいです。
公明党が消費税でぐずぐず言う、そう、そんなのけっ飛ばせばいいのです。「責任政党の総裁として」の一本槍でいいのです。それでも、選挙は野党に負け、結局下野することになるでしょう。もう、この先は自民で過半数など望んでもあり得ません。
それならば、カッコよく麻生総裁善戦の実績を残せばいいのです。それが相撲じゃないが次の場所につながるというものです。まだお爺さまからみてもズーットお若い。ここはひとつ、カッコよかったお爺さまを見習ってください。
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