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2008年11月15日 (土)

反戦・護憲論の行く手8

自衛隊員が元気になる専守防衛(その2)

 毎回繰り返すようですが、自衛隊は海外で軍事行動をしない、という「9条補強憲法」を作っておき専守防衛のルールを作っておけば、日本の安全保障に対してあまり窮屈に考えることはないと思います。日米同盟、つまりもとになる安保条約は、憲法の尊重をうたっているので変えなくても大丈夫です。

 ただ、自衛隊が国際貢献(実はアメリカ貢献)のために、違憲状態になったり、解釈改憲が進んだりするので、2国間の「指針」とか「協定」をしっかり見直してもらえばいいということも言いました。相当大幅な方針転換ですが、日本もこの際「Change」の機会です。吉田・岸元首相のような覚悟があればできるはずです。

 アメリカの一国支配の終焉、ポスト・ブッシュ時代の日米同盟はどうあるべきでしょうか。米軍再編でも一部取り入れられていますが、米軍基地はもっと劇的に減らしてもらいます。司令部も海軍・空軍基地も当然見直しの対象になるでしょう。

 日米の合同訓練というのがよく行われます。これも国民に迷惑がかからず他国の脅威にならないような訓練なら、大いにやるべきでしょう。なにしろ米軍は装備も経験も依然世界一です。自衛隊も大いに勉強になります。それ以外の多数国が参加する訓練など、信頼増進に役立ち大いに賛成です。

 次ぎに、兵器の共同研究・共同開発の問題があります。これは、共同開発したものをアメリカが第三国に輸出したら、武器輸出3原則に触れるという問題がありました。ちなみに、武器輸出3原則とは、佐藤首相の時代(1967年)に決めた、1、共産圏諸国向けの場合、2、国連決議により武器等の輸出が禁止されている国向けの場合、3、国際紛争の当事国又はそのおそれのある国向けの場合 、には武器を輸出しないというものです。

 どんな場合でも、武器を輸出することは「死の商人」のやることですからしない方がいいに決まっていますが、共同開発や技術供与などは、そう気にすることはないと思います。ただし、陸戦隊の代わりに、侵略用人間ロボットの開発となると問題ですね。それより、ライフルや弾薬など小型武器の輸出が、日本は世界で第9位(Wikipedia)だそうで、その方が気になります。この問題は、武器の定義が難しく、結局はケースバイケースにせざるを得ないのでしょうか。

 クラスター爆弾禁止条約の署名式がいよいよ来月3日に行われます。これは、過去当ブログで連続してとりあげたように、爆弾の使途、使用場所でさんざん物議をかもしました。防衛庁を中心に、最初は、米軍との共同作戦に支障を来すといい、後になると、これを専守防衛の爆弾とするため、沿岸線の長い日本で敵の上陸部隊を殲滅するのに効果的という理由で、廃止に反対していました。

 さらに、そうすると、多くの日本国民にも犠牲が避けられないというと、あらかじめ予告して避難してもらってから使うなど、保有の口実も支離滅裂になりました。結局福田首相の決断で、アメリカなどの廃止反対姿勢にもかかわらず、廃止決議賛成に態度を変えて、世界を驚かせました。これからの日本はこうありたいものです。

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