« 反戦・護憲論の行く手3 | トップページ | 反戦・護憲論の行く手4 »

2008年11月 6日 (木)

オバマ時代幕開け

 いよいよオバマの時代が来た。民主党と共和党、たいした差はないというのがこれまでのアメリカの評価だった。しかしオバマはアメリカ初の黒人大統領である。そして、ブッシュの周辺にとぐろを巻いていたネオコン・スタッフは去り、レーガノミクスの延長線で生まれて、世界の経済を危機におとしいれた金融資本主義は見直されようとしている。

 これまで発言を控えていた世界各国の指導者達は、対敵関係にあった国を含め一斉にオバマを歓迎のコメントを発表した。浮かない顔をしていたのは、ロシアとわが麻生総理ぐらいである。アメリカに媚び、ひたすら追随を続けた小泉の時代は終わったのだ。そこから抜け出せない麻生に出る幕はない。

 「アメリカの外交政策を見極めて……」ニュースで繰り返される日本当局者の発言はこれだ。すなわち外交ビジョンがない、「アメリカさまの鼻息をうかがっていから考えます」なのだ。政治課題となるだろうアフガンへの協力、北朝鮮政策もひたすら新政策まちの有様。

 オバマは偉大なる政策ビジョン、外交にはタイムテーブルまで訴えてアメリカ国民の心をとらえた。日本には残念ながら、民主党を含め野党にもその構えがない。日本にはチェンジに無関係なのだろうか。世界やアメリカの高揚から取り残されてしまうのだろうか。

 大統領就任までまだ2か月ある。その間、日本では総選挙をにらんだ国会での攻防がある。そこに、日本の進むべき新外交政策が打ち出されることにかすかな望みをつなぐが多分無理だろう。こうなったら総選挙は当分延期し、政界再編と新しい外交政策を持った指導者の出現を待つしかない。

|

« 反戦・護憲論の行く手3 | トップページ | 反戦・護憲論の行く手4 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント


今朝はまず、一等先に「反戦塾」を啓きました。
>これまで発言を控えていた世界各国の指導者達は、対敵関係にあった国を含め一斉にオバマを歓迎のコメントを発表した。浮かない顔をしていたのは、ロシアとわが麻生総理ぐらいである。アメリカに媚び、ひたすら追随を続けた小泉の時代は終わったのだ。そこから抜け出せない麻生に出る幕はない。

 まさにその通りだと思います。
 誰が総理になっても同じなんだという日本人、特にイバラッケン人の風潮に少しでも刺激を与えてくれたらと、オバマ新大統領出現に期待すること大であります。そんでわ。

投稿: tani | 2008年11月 6日 (木) 10時21分

tani 兄
今日は、ご近所の方の葬儀があり9時半開始の前に、オバマ歓迎の挨拶を一気呵成にやってしまいました。今帰ってきて兄のコメントを啓いたところです。
大急ぎで書いてよかった。やはり功徳がりました。

投稿: ましま | 2008年11月 6日 (木) 11時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/25070577

この記事へのトラックバック一覧です: オバマ時代幕開け:

» 米大統領にオバマ氏 当選 [王様の耳はロバの耳]
米大統領にオバマ氏 黒人初、マケイン氏に圧勝(共同通信) - goo ニュース 今日昼前のTV局では特番を組んで「米国大統領選の速報」を流していました。 11時頃までにはオバマ氏の優勢が決まり過半数の270票に対し200票前後が確定し、間もなく大票田のカリフォルニアの55票と東部の支持基盤が決まれば当選と予測していた。 {/kaeru_fine/} 一時丁度遅い昼の後TVを見て一息入れていたら「オバマ氏当選確実」の速報が流れた。 開票前にはオバマ氏が5−6%有利との事前評であったが用心深い人は「ブ... [続きを読む]

受信: 2008年11月 6日 (木) 10時58分

» 「アメリカに変化がやってきた」 オバマ次期米大統領の勝利演説・全文翻訳 [ブルー・カフェ]
オバマ-アメリカを変える挑戦マーリーン・タージ・ブリルオークこのアイテムの詳細を見る 『黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある」と演説してから45年。米民主党のバラク・オバマ候補が4日夜(日本時間5日午後)、米国初の黒人大統領になることが決まった。地元イリノイ州シカゴの公園で10万人以上を前に行われた、オバマ次期大統領の勝利演説全文を、複数メディアの生中継をもとに翻訳します。』(gooニュース 加藤祐子) ↓全文翻訳はこちら 「アメリカに変化がやってきた」 オバマ次期米大統領の... [続きを読む]

受信: 2008年11月 6日 (木) 15時07分

» 琉球人は日本列島の先住民族 [ようこそイサオプロダクトワールドへisao-pw]
◆国連「琉球民族は先住民」◆画像はクリックで拡大します。◆人権委員会勧告と日本列 [続きを読む]

受信: 2008年11月 7日 (金) 00時54分

» 有色人種初のアメリカ大統領へ [虎哲徒然日記]
よその国のことなのに、なぜか大いなる期待を寄せてしまいたくなった。 ブッシュ政権の8年間は、アメリカにとって悪夢であっただけでなく、全世界にとっても悪夢だった。新自由主義の暴風が吹き荒れて、戦乱とテロが世界を覆った。そして今、環境・食糧危機が悪化し、さら....... [続きを読む]

受信: 2008年11月 7日 (金) 10時01分

» バラク・オバマの意識レベル [虹色オリハルコン]
5日の大統領選の結果は、アメリカ国民の選択は、もう今までとは違う国になってほしいということでした。 「パワーかフォースか」には、何度となく、「フォースはパワーには勝てない」と、書かれているのですが、まさに大統領選の選挙結果は、それをはっきりと具現化した証ではなかったかと思いました。 アメリカ合衆国憲法の内容は、700という高いパワーを持ったものであることが、「パワーかフォースか」の187ページに書かれています。 その合衆国憲法の概念とは、 「すべての人間は、創造の神性さによって平等であり、人権は... [続きを読む]

受信: 2008年11月 8日 (土) 10時21分

» オバマの第一声「アメリカの大いなる挑戦」 [米流時評]
  ||| 第6章 アメリカの大いなる挑戦 ||| 「米国経済の大いなる挑戦」オバマ次期大統領、初の公式記者会見 変革のスローガンCHANGEから山積する問題にCHALLENGEへ 「CHANGE」このスローガンをひっさげてオバマが大統領選に立候補宣言をしたのが2007年の2月。それから党公認候補として指名されるまでの長い長い予備選を、最大の強敵ヒラリー・クリントンと各州ごとに一進一退の「死闘」を重ねた末、盛夏のコロラドの民主党全米大会で公認候補の栄誉を受けたのがふた月半前。 その長... [続きを読む]

受信: 2008年11月 8日 (土) 21時05分

» オバマワールド第3章 明日へのカウントダウン [米流時評]
   ||| 第3章 明日へのカウントダウン |||  米国大統領選 アメリカの再生を賭けた1億8千万人の民主主義革命  テロと戦争の世界の闇を切り裂く、新しい世紀の朝へカウントダウン! ただ今投票日の早朝。すでに投票結果が開票になったところさえある。特集の記事を1日2本ずつアップする予定だったのが、やはり1本でやっとだ。書きたい事が山のようにあるのに、吸収する情報はその百倍もの量でなだれ落ちてくる。こういうときはオバマを見習って、言いたいコアを先に言ってしまおう。 とにかく投票... [続きを読む]

受信: 2008年11月 9日 (日) 21時03分

« 反戦・護憲論の行く手3 | トップページ | 反戦・護憲論の行く手4 »